ティニオジェニイズ
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ティニオジェニイズ[1]またはティニオジェニー[2](学名:Cteniogenys)は、ジュラ紀においてヨーロッパや北アメリカ大陸の淡水域に生息した、コリストデラ目に属する絶滅した爬虫類の属[1]。全長約30センチメートルで[1]、コリストデラ類の中では小型である[2]。全体が有鱗目のトカゲと類似したと推測されており[2]、トカゲとして誤同定されたこともある[1]。
| ティニオジェニイズ | |||||||||||||||||||||||||||
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ホロタイプ標本VP.001088の歯骨 | |||||||||||||||||||||||||||
| 地質時代 | |||||||||||||||||||||||||||
| 中期 - 後期ジュラ紀 | |||||||||||||||||||||||||||
| 分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||||||||
| Cteniogenys Gilmore, 1928 | |||||||||||||||||||||||||||
| タイプ種 | |||||||||||||||||||||||||||
| Cteniogenys antiquus Gilmore, 1928 |
本属のみから構成される単型の科であるCteniogenidaeのタイプ属でもある[3]。また本属自体も1928年にチャールズ・W・ギルモアが命名したタイプ種C. antiquusのみを含む単型の属である[4]。
分類
ティニオジェニイズの化石はイギリスに分布する中部ジュラ系バトニアン階のForest Marble層やKilmaluag層、ポルトガルに分布する上部ジュラ系キンメリッジアン階のAlcobaça層、北アメリカ大陸西部に分布する上部ジュラ系のモリソン層から産出しており、同様の未同定の化石がキルギスタンに分布するカロビアン階のBalabansai層[5]やシベリア西部に分布するバトニアン階のイタット層[6]、フランスに分布するベリアシアン階のAngeac-Charenteボーンベッドで報告されている[7]。
モリソン層においては、2800個を超過する脊椎動物標本が知られる同層において約60個の標本しか知られておらず希少である。モリソン層では特にワイオミング州に分布する北部の露頭から主に知られているが、これはティニオジェニイズの正確な個体数や分布でなく化石の保存バイアスを反映している可能性がある[8]。
カナダに分布する上部白亜系のオールドマン層から産出した頭骨や顎の断片の一部もGao and Fox (1998)により本属に分類されたが[9]、Gao et al. (2005)により未同定の異なる属に属する可能性があると指摘された。フレンドゥフサウルスの新標本の記載においてMatsumoto et al. (2009)は白亜系産のティニオジェニイズ標本が実際にはティニオジェニイズに属するものでなく未同定のコリストデラ類のものであるとし、おそらくは未記載属であるとする見解に同意した[10][11]。
分類
ティニオジェニイズは19世紀後半にオスニエル・チャールズ・マーシュにより収集された下顎の標本に基づき、1928年にチャールズ・W・ギルモアが命名した。ギルモアは当時本属をトカゲとして記載し、カエルである可能性も注記した[8]。その後、ヨーロッパから産出したティニオジェニイズの新標本に基づき、スーザン・E・エヴァンスは1989年に本属を初期のコリストデラ類として再分類した[12]。現在に至るまで、化石は断片的なものしか知られていない[10]。
系統解析では、最も基盤的なコリストデラ類として配置されている[13]。
| Choristodera |
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