テミスの不確かな法廷

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著者 直島翔
発行日 2024年3月
発行元 KADOKAWA
テミスの不確かな法廷
著者 直島翔
発行日 2024年3月
発行元 KADOKAWA
ジャンル リーガルミステリ
日本の旗 日本
言語 日本語
形態 四六版
ページ数 232(四六版)
256(文庫版)
公式サイト www.kadokawa.co.jp
コード ISBN 978-4-04-114793-1
ISBN 978-4-04-116600-0文庫判
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テミスの不確かな法廷』(テミスのふたしかなほうてい)は、直島翔による日本小説[1]。2024年3月にKADOKAWAより単行本が刊行され[1]、加筆修正のうえ、2025年11月に同社より角川文庫版が刊行された[2][3]。2025年12月に続編となる単行本『テミスの不確かな法廷 再審の証人』がKADOKAWAから発売された[4]

幼い頃に発達障害と診断され、生きづらさを抱えながらも、主治医のアドバイスを受けて自身の特性と向き合ってきた任官7年目の裁判官・安堂清春がさまざまな事件に挑み、人との関わりの中で成長していく姿が描かれる。

テミス」は法を司るギリシャ神話の女神で[5][6]、剣と天秤を持った女神像として作品にも登場する。

2026年1月6日から3月10日までNHK総合にてテレビドラマが放送された[7]

登場人物

主要人物

安堂清春(あんどう きよはる)
35歳。任官7年目の裁判官。特例判事補。東京からY地裁[注 1]に赴任して半年。ASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠如多動症)を抱えながらも、裁判官の職務に必死に向き合おうとする。
小野崎乃亜(おのざき のあ)
弁護士。東京の大手法律事務所に2年所属していたが、仕事についていけず自信喪失から退職し、父母の出身地のY市に祖父母を頼って移り住み、個人事務所を開く。
江沢の傷害事件で国選弁護人を解任された浜之上の後任となり、以来安堂に何かと相談を持ちかけたりするなど細やかに接するようになる。

Y地裁

落合知彦(おちあい ともひこ)
任官2年目の判事補。
門倉茂(かどくらしげる)
総括判事。定年まで残りわずか。安堂の騒動で裁判所所長に怒られつつも期待を寄せる。
津村弘信(つむら ひろのぶ)
執行官。安堂らに事件情報をはぐらかすようにヒントの形で提供する。

Y地検

古川真司(ふるかわ しんじ)
検察官。検事正、次席検事に次ぐ役職。安堂が先輩の裁判からは「ざっくばらんな検事」と聞かされている。

清春と乃亜の家族・関係者

山路薫子(やまじ かおるこ)
発達障害の専門医。安堂が10歳の時に出会い、発達障害と診断して以来の付き合いとなっている。
小野崎淳造(おのざき じゅんぞう)
乃亜の父。駐米大使。Y県出身の官僚では出世頭。地元の政財界では知らない者はいないほど。

江沢卓郎の傷害事件などの関係者

江沢卓郎(えざわ たくろう)
22歳。ガソリンスタンドでアルバイトをしている。地元暴力団の準構成員とされる。詐欺未遂罪と傷害罪の被疑者。
江沢郁美(えざわ いくみ)
卓郎の姉。卓郎より10歳ほど年上。昨年脳梗塞で亡くなっている。
浜之上(はまのうえ)
50代半ば。ベテラン弁護士。江沢の国選弁護人。江沢との信頼関係がないことを理由に安堂に裁判官権限で初公判でいきなり解任される。
茂原孝次郎(もばら こうじろう)
Y市の現市長(事件当時は副市長)。江沢が起こした傷害事件の被害者。市長選の2か月前に江沢に殴打され、左手首骨折の重傷を負わされている。
藤山澄久(ふじやま すみひさ)
タクシー運転手。江沢の傷害事件の時、茂原がタクシーに乗っていた。江沢が藤山の車にわざとぶつかり事故の偽装(当たり屋)をしたとされ、傷害事件のきっかけとなっている。

宗春実の夫殺害事件などの関係者

宗春実(そう はるみ)
橙園学院高校の音楽教師。41歳。同じ学校勤務の数学教師の夫・繁之の頭をメトロノームで強打し殺害したとされる事件の被疑者。
佐髙京介(さたか きょうすけ)
橙園学院高校の校長。学校法人の理事長も兼務。個人で宗春実の弁護費用を負担するつもりという。宗夫妻の教え子でもある。
宗繁之(そう しげゆき)
橙園学院高校の数学教師。43歳。妻・春実による殺害事件の被害者。春実にモラハラをしていたという。
谷口栞(たにぐち しおり)
裁判員の女性。一級建築士。裁判では「三番さん」と呼ばれる。
角中信彦(かどなか のぶひろ)
裁判員の初老の男性。「六番さん」。
三上綾子(みかみ あやこ)
裁判員の中年女性。「二番さん」。SNSで宗春実と佐髙校長が愛人関係という噂があると角中に教える。

書誌情報

テレビドラマ

脚注

外部リンク

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