リーキ

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リーキ(韮葱[5]: leek学名: Allium ampeloprasum)は、ヒガンバナ科ネギ属地中海沿岸原産の野菜である。リークとも。意訳してセイヨウネギ(西洋ねぎ)[1]ニラネギ[1]西洋ニラネギなどとも。また、フランス語名のポワロー (poireau)、イタリア語名のポッロ (porro) から、ポワロ[6]ポロねぎ[1]とも呼ばれる。

概要 リーキ, 分類 ...
リーキ
リーキ
分類
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperm
階級なし : 単子葉類 Monocots
: キジカクシ目 Asparagales
: ヒガンバナ科 Amaryllidaceae
: ネギ属 Allium
: A. ampeloprasum
学名
Allium ampeloprasum L.[1]
シノニム
和名
リーキ、セイヨウネギ、
ニラネギ、ポロネギ
英名
leek
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概要 100 gあたりの栄養価, エネルギー ...
リーキ りん茎葉 生[3]
100 gあたりの栄養価
エネルギー 121 kJ (29 kcal)
6.9 g
デンプン 正確性注意 (2.5) g
食物繊維 2.5 g
0.1 g
飽和脂肪酸 (0.01) g
多価不飽和 (0.06) g
1.6 g
ビタミン
ビタミンA相当量
(1%)
4 µg
(0%)
45 µg
チアミン (B1)
(5%)
0.06 mg
リボフラビン (B2)
(7%)
0.08 mg
ナイアシン (B3)
(3%)
0.4 mg
パントテン酸 (B5)
(3%)
0.17 mg
ビタミンB6
(18%)
0.24 mg
葉酸 (B9)
(19%)
76 µg
ビタミンC
(13%)
11 mg
ビタミンE
(2%)
0.3 mg
ビタミンK
(9%)
9 µg
ミネラル
ナトリウム
(0%)
2 mg
カリウム
(5%)
230 mg
カルシウム
(3%)
31 mg
マグネシウム
(3%)
11 mg
リン
(4%)
27 mg
鉄分
(5%)
0.7 mg
亜鉛
(3%)
0.3 mg
(2%)
0.03 mg
他の成分
水分 90.8 g
水溶性食物繊維 0.4 g
不溶性食物繊維 2.1 g

ビタミンEはα─トコフェロールのみを示した[4]。別名: 西洋ねぎ、ポロねぎ。廃棄部位: 株元及び緑葉部
%はアメリカ合衆国における
成人栄養摂取目標 (RDI) の割合。
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概要

地中海沿岸原産[6]。起源は古く、古代エジプト時代から栽培されていたとされる[7]

ネギ属に属するネギのなかまで、日本では「西洋ねぎ」「ポロねぎ」「ポワロ」ともよばれる[7][6]下仁田ネギに似た、太くて短い姿で[7]、長ネギのように円筒形の白い部分を食用とする。ネギと違い、ネギ特有の臭みは少なく芳香があり[7]、葉は硬く平らにつぶれている。栽培法は根深ネギとほぼ同様であり種子によって繁殖する。近縁のジャンボニンニクは栄養繁殖によって増える。

春まきの品種と秋まき(越冬型)の品種とがある。一般的に越冬型の方が香りが強い。食材としてのは11月 - 3月で、太さが均一で茎がよく締まっている、葉の部分が緑鮮やかなものが市場価値の高い良品とされる[7]。根深ネギと同様に軟白化した部分を煮込みスープ、刻んでサラダなどに利用する。緑色の部分も香りを活かして煮込み料理の風味づけに利用される[7]。栄養的には可食部100グラム (g) あたりの熱量が29キロカロリー (kcal) で、栄養価の高い緑色の部分にはβ-カロテンが多く含まれている[7]

フランスではポピュラーで[6]、それぞれの季節に適した品種があり通年で手に入るが、最も流通が増えるのは冬である。加熱すると甘味が強く増し、ねっとりとした食感と上品な風味を活かしたシチュースープポタージュポトフなどの煮込み料理や蒸し煮、オーブンを使ったグラタンなどの料理に好んで使われる[7]。また、ジャガイモパースニップとの相性が良く、香味野菜としても利用される[8][9]

日本への輸入はベルギーオランダなどのヨーロッパ産もしくはオーストラリアニュージーランドのオセアニア産がほとんどであり、日本での生産量は非常に少なく、わずかに特産品づくりとしての試験的な生産が試みられており、希少な国産品として大田市場帝国ホテルに高値で卸されている。

ウェールズとリーキ

ウェールズのヘラルディック・バッジ。ウェールズの守護聖人である聖デイヴィッドおよびウェールズそのものを象徴するリーキ(西洋ネギ)[10]が描かれている。
カーディフの市旗には赤い竜とともに花のついたリーキが描かれている

リーキは、ラッパスイセンとともに、ウェールズ国花国章である。国花というが、リーキの花(いわゆるネギ坊主)ではなく、食用とする茎葉の部分が国花となっている。ただし、カーディフの市旗に描かれたリーキにはネギ坊主の方の花も入っている。

ウェールズの守護聖人デイヴィッドのシンボルでもあり、彼はウェールズの軍人に戦場で敵味方を区別させるため、帽子にリーキをつけさせた。それにちなみ、3月1日聖デイヴィッドの日英語版には、リーキを身につける習慣がある。

ウェールズの郷土料理にはリーキを使ったものが多い。リーキポリッジ(リーキがゆ)、カウルケニン(リーキスープ)などがある。

ギャラリー

主な生産地

脚注

参考文献

関連項目

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