ハイコウカリス

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ハイコウカリス
生息年代: 518 Ma[1]
ハイコウカリスの復元図
保全状況評価
絶滅(化石
地質時代
古生代カンブリア紀第三期
(約5億1,800万年前)[1]
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: メガケイラ綱 Megacheira
階級なし : †(和訳なし) Cheiromorpha [2]
: ハイコウカリス属 Haikoucaris
学名
Haikoucaris
Chen, Waloszek & Maas, 2004 [3]
タイプ種
Haikoucaris ercaiensis
Chen, Waloszek & Maas, 2004 [3]

ハイコウカリスHaikoucaris[3])は、約5億年前のカンブリア紀に生息したメガケイラ類[4]化石節足動物の一。3本の爪がある大付属肢をもつ、中国澄江動物群で見つかった Haikoucaris ercaiensis という1のみによって知られる[3][5]

学名Haikoucaris」は、発見地(中国雲南省昆明市)の付近にある西山区の町「海口」のピンイン「haikou」と、ラテン語の「caris」(カニもしくはエビの意、水生節足動物の学名に常用される接尾辞)の合成語である[3]模式種タイプ種)の種小名ercaiensis」は発見地付近にある村 Ercai Village に因んで名付けられた[3]

形態

体長約4cm[5]、前後で頭部(head)と13節の胴部(trunk)に分かれている[3][5]

頭部の背面は1枚の背甲(carapace)に覆われ、半円形で両後端は丸みを帯びて尖らない[3][6]。前端の腹側には1対のと、その直後から張り出した1対の大付属肢(great appendage)がある[3]。約1cmの大付属肢は5節を含め、そのうち基部2節は柄部で、残り3節は噛み合わせた3本の爪となり[3][5][7][8]、縁に鋸歯が生えている[6]。大付属肢の直後に3対の付属肢があるが、詳細ははっきりしておらず[3]、おそらく胴部のものに同形であったと考えられる[5]

胴部は13節の胴節からなり、各胴節は背腹に両後端が丸みを帯びた背板(tergite)と1対の付属肢をもつ[3][5]。胴部の付属肢はレアンコイリアに似たとされ[3]、頑丈な原節(basipod)、縁に剛毛がある鰭状の外肢(exopod)とおそらく7節に分かれた歩脚状の内肢(endopod)でできた二叉型付属肢である[3][5]。胴部の後端にある尾節(telson)は不明だが、レアンコイリアに類する短い棘状であったと推測される[3][5]

生態

ハイコウカリスは海底に生息し、捕獲用の大付属肢で獲物を摂る捕食者であったと考えられる[5]。スレンダーな体型と発達した外肢により、ハイコウカリスは遊泳性であったと推測される[5]

分類

脚注

関連項目

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