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ハード・デイズ・ナイト (アルバム)

1964年のスタジオ・アルバム From Wikipedia, the free encyclopedia

『ハード・デイズ・ナイト』(A Hard Day's Night)は、イギリスで1964年7月10日に発売されたビートルズの3作目のイギリス盤公式オリジナル・アルバムである。彼らにとっては初主演作となる映画『ハード・デイズ・ナイト』のサウンドトラックでもある。

リリース
録音
  • 1964年1月29日 – 6月2日 (1964-01-29 – 1964-06-02)
時間
概要 『ハード・デイズ・ナイト』, ビートルズ の スタジオ・アルバム ...
『ハード・デイズ・ナイト』
ビートルズ の スタジオ・アルバム
リリース
録音
  • 1964年1月29日 – 6月2日 (1964-01-29 – 1964-06-02)
ジャンル
時間
レーベル
プロデュース ジョージ・マーティン
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
後述を参照
ゴールドディスク
後述を参照
ビートルズ U.K. 年表
  • ハード・デイズ・ナイト
  • (1964年)
ビートルズ 日本 年表
  • ハード・デイズ・ナイト
  • (1964年)
『ハード・デイズ・ナイト』収録のシングル
  1. 「キャント・バイ・ミー・ラヴ」
    リリース: 1964年3月20日
  2. 「ア・ハード・デイズ・ナイト」
    リリース: 1964年7月10日
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概要 音楽・音声外部リンク ...
音楽・音声外部リンク
全曲を試聴(プレイリスト)
A Hard Day's Night - 2009年リマスター盤、Universal Music Group提供のYouTubeアートトラック。
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旧邦題は映画と同じく「ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!」(ビートルズがやってくる ヤァ ヤァ ヤァ)で、2000年以降に改められた。

『ローリング・ストーン誌が選ぶオールタイム・ベストアルバム500』に於いて、263位にランクイン[4]。

解説

A面は初主演映画『ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!』内で使われた7曲、B面には映画には使われてない、当時のシングルのカップリング曲を含めた6曲が収録されている。ビートルズのオリジナル・アルバムとしては初となる、自作曲のみで構成されたアルバムで、更にオリジナル・アルバムとしては唯一となる、全曲レノン=マッカートニー作詞・作曲による楽曲のみで構成されたアルバムでもある[5]。そのため本作では楽曲ごとに個別の作詞作曲者の表記はなく、裏ジャケットやレコード盤中央のレーベルのA面B面には、「WORDS AND MUSIC BY JOHN LENNON AND PAUL McCARTNEY」とまとめた形でクレジットされている。

「A Hard Day's Night」という題は、長時間に渡る映画の撮影を終えたあとのリンゴ・スターが、"It was a hard day"と言ったところで夜だったことに気づいて、"…'s night"と付け加えたのを聞いていたジョン・レノンとポール・マッカートニーによって決定された[6][7]。

発売当時からアナログLP時代を通じて、ステレオ盤とモノラル盤の両方が制作されていた。日本では本作よりイギリス盤と同内容のものが発売されるようになった[注釈 1]が、アルバムジャケットは日本独自のデザインが使われ、イギリス盤と同じデザインで発売されたのは、最初の発売から12年後の1976年だった。1987年の初CD化の際はモノラル盤のみの発売だったが、2009年9月9日のリマスター再発の際にステレオ盤もCD化され、現在ではステレオ、モノラル両方とも公式に流通している。

なお、ビートルズのオリジナル・アルバムとしては初めてリンゴ・スターがボーカルを務めた楽曲が存在しない作品である[注釈 2]。

日本語題の改称

「ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!」という邦題は、映画評論家の水野晴郎が、ユナイト映画社員時代に名付けたもの(詳細についてはビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ! (映画)#タイトルの由来を参照)。ただ、あまりにもオリジナル・タイトル(忙しい日の夜)とはかけ離れた日本語題であり、当時のビートルズを知る世代以外には違和感を覚えるものであった。近年のレコード雑誌などでも原題(A Hard Day's Night)で紹介されることも多かったが、2000年の映画再上映の際には原題に近い『ハード・デイズ・ナイト』の名で公開され、続いて日本盤アルバムも『ハード・デイズ・ナイト』、同名の曲も『ア・ハード・デイズ・ナイト』に改められた。

収録曲(イギリス盤)

  • 邦題の表記は、日本公式サイトに準拠[8]。
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アナログA面
全作詞・作曲: レノン=マッカートニー。
#タイトル作詞作曲・編曲リード・ボーカル時間
1.「ア・ハード・デイズ・ナイト」(A Hard Day's Night)レノン=マッカートニーレノン=マッカートニー
2.「恋する二人」(I Should Have Known Better)レノン=マッカートニーレノン=マッカートニージョン・レノン
3.「恋におちたら」(If I Fell)レノン=マッカートニーレノン=マッカートニー
  • ジョン・レノン
  • ポール・マッカートニー
4.「すてきなダンス」(I'm Happy Just To Dance With You)レノン=マッカートニーレノン=マッカートニージョージ・ハリスン
5.「アンド・アイ・ラヴ・ハー」(And I Love Her)レノン=マッカートニーレノン=マッカートニーポール・マッカートニー
6.「テル・ミー・ホワイ」(Tell Me Why)レノン=マッカートニーレノン=マッカートニージョン・レノン
7.「キャント・バイ・ミー・ラヴ」(Can't Buy Me Love)レノン=マッカートニーレノン=マッカートニーポール・マッカートニー
合計時間:
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アナログB面
全作詞・作曲: レノン=マッカートニー。
#タイトル作詞作曲・編曲リード・ボーカル時間
1.「エニイ・タイム・アット・オール」(Any Time At All)レノン=マッカートニーレノン=マッカートニージョン・レノン
2.「ぼくが泣く」(I'll Cry Instead)レノン=マッカートニーレノン=マッカートニージョン・レノン
3.「今日の誓い」(Things We Said Today)レノン=マッカートニーレノン=マッカートニーポール・マッカートニー
4.「家に帰れば」(When I Get Home)レノン=マッカートニーレノン=マッカートニージョン・レノン
5.「ユー・キャント・ドゥ・ザット」(You Can't Do That)レノン=マッカートニーレノン=マッカートニージョン・レノン
6.「アイル・ビー・バック」(I'll Be Back)レノン=マッカートニーレノン=マッカートニー
  • ジョン・レノン
  • ポール・マッカートニー
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米ユナイテッド・アーティスツ・レコード編集盤

概要 『A Hard Day's Night (United Artists)』, ビートルズ の サウンドトラック ...
『A Hard Day's Night (United Artists)』
ビートルズ の サウンドトラック
リリース
録音
  • 1964年1月29日、2月25日 - 27日、3月1日、6月1日 - 4日
  • EMIレコーディング・スタジオ
ジャンル
時間
レーベル ユナイテッド・アーティスツ
プロデュース ジョージ・マーティン
チャート最高順位
後述を参照
ゴールドディスク
後述を参照
ビートルズU.S. 年表
  • A Hard Day's Night (United Artists)
  • (1964年)
『A Hard Day's Night (United Artists)』収録のシングル
  1. 「ア・ハード・デイズ・ナイト / 恋する二人」
    リリース: 1964年7月13日
  2. 「アンド・アイ・ラヴ・ハー(インストゥルメンタル) / リンゴのテーマ」
    リリース: 1964年7月18日
  3. 「アンド・アイ・ラヴ・ハー / 恋におちたら」
    リリース: 1964年7月20日
  4. 「ぼくが泣く / すてきなダンス」
    リリース: 1964年7月20日
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アメリカのユナイテッド・アーティスツ編集による『A Hard Day's Night』は、1964年6月にアメリカでリリースされた(アメリカにおける同グループ4作目)。のちにキャピトル・レコードからも再発売された。アメリカ編集盤『A Hard Day's Night』は、2014年1月21日にリリースされたボックス・セット『THE U.S. BOX』にて初めてCD化され、同時に分売でもリリースされた。

ビートルズのオリジナル・ナンバー以外はジョージ・マーティンのスコアによるオーケストラ演奏である。ビルボード誌アルバム・チャートでは14週連続第1位を獲得[9]。同1964年度年間ランキングでは37位、続く1965年度年間ランキングでも36位を記録している。キャッシュボックス誌でも14週連続第1位を獲得しており、こちらも1964年度年間ランキング32位、1965年度年間ランキング39位と両誌で年をまたいで年間ランク入りを果たしている。アメリカだけで400万枚以上のセールスを記録した。

収録曲(アメリカ盤)

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アナログA面
#タイトル作詞作曲・編曲リード・ボーカル時間
1.「ア・ハード・デイズ・ナイト」(A Hard Day's Night)  
2.「テル・ミー・ホワイ」(Tell Me Why)  ジョン・レノン
3.「ぼくが泣く」(I'll Cry Instead)  ジョン・レノン
4.「恋する二人」(I Should Have Known Better)  インストゥルメンタル
5.「すてきなダンス」(I'm Happy Just To Dance With You)  ジョージ・ハリスン
6.「アンド・アイ・ラヴ・ハー」(And I Love Her)  インストゥルメンタル
合計時間:
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アナログB面
#タイトル作詞作曲・編曲リード・ボーカル時間
1.「恋する二人」(I Should Have Known Better)  ジョン・レノン
2.「恋におちたら」(If I Fell)  
  • ジョン・レノン
  • ポール・マッカートニー
3.「アンド・アイ・ラヴ・ハー」(And I Love Her)  ポール・マッカートニー
4.「リンゴのテーマ」(Ringo's Theme (This Boy))  インストゥルメンタル
5.「キャント・バイ・ミー・ラヴ」(Can't Buy Me Love)  ポール・マッカートニー
6.「ア・ハード・デイズ・ナイト」(A Hard Day's Night)  インストゥルメンタル
合計時間:
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クレジット

チャート成績

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オリジナル盤
チャート (1964年 - 1965年)最高位
オーストラリア (Kent Music Report)[13] 1
ドイツ (Offizielle Top 100)[14]1
UK アルバムズ (OCC)[15]1
US Billboard 200[16] 1
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さらに見る チャート (1987年), 最高位 ...
1987年再発盤
チャート (1987年)最高位
オランダ (MegaCharts)[17]20
UK アルバムズ (OCC)[18]30
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さらに見る チャート (2009年), 最高位 ...
2009年再発盤
チャート (2009年)最高位
オーストリア (Ö3 Austria)[19]66
ベルギー (Ultratop Flanders)[20]68
ベルギー (Ultratop Wallonia)[21]80
オランダ (MegaCharts)[17]86
フィンランド (Suomen virallinen lista)[22]27
イタリア (FIMI)[23]73
日本(オリコン)[24] 34
ニュージーランド (RMNZ)[25]28
ポルトガル (AFP)[26]28
スペイン (PROMUSICAE)[27]61
スウェーデン (Sverigetopplistan)[28]29
スイス (Schweizer Hitparade)[29]60
UK アルバムズ (OCC)[30]37
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認定

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イギリス盤
国/地域 認定認定/売上数
オーストラリア (ARIA)[31] ゴールド 35,000 枚^
ニュージーランド (RMNZ)[32]
再発盤
プラチナ 15,000 枚^
イギリス (BPI)[33] プラチナ 300,000 枚^

^ 認定のみに基づく出荷枚数

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アメリカ盤
国/地域 認定認定/売上数
カナダ (Music Canada)[34] プラチナ 100,000 枚^
アメリカ合衆国 (RIAA)[35] 4× プラチナ 4,000,000 枚^

^ 認定のみに基づく出荷枚数

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関連文献

  • 『バンドスコア ビートルズ / ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ! 』(シンコーミュージック、2006年9月13日)ISBN 978-4401362714

脚注

参考文献

外部リンク

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