バター餅の正確な起源は不明である[1][5]。『ニューヨーク・タイムズ』によれば、ハワイ諸島全域のコミュニティの料理本にバター餅のレシピが存在し、その中には数世代前に遡るレシピも含まれている[5]。この料理の主材料であるモチ米粉は日本人移民によってもたらされた、ハワイの主要なでんぷん源であり[8]、この料理を日本起源とする説もある[9]。しかし、レイチェル・ローダン(英語版)によると、材料の組み合わせと調理方法のどちらも伝統的な日本料理の調理法と大きく異なることを挙げ、ガス・電力会社からオーブンの販売促進策を求められた、ハワイ現地の家政学者が考案したと推測している[1]。
また、フィリピン料理の同名のケーキであるビビンカがバター餅の原形だという説が挙げられており[1][10][8]、ビビンカという言葉はバター餅の別称としても使われている。現代のハワイの料理本には、日本の菓子のように餡を加えたバター餅、フィリピン料理のように黒豆やチーズを加えたバター餅、ココアパウダーを加えるハオレ(英語版)の影響を受けたバター餅など、様々な文化の影響を受けたレシピが見受けられる[1]。