バレリーナ:The World of John Wick
映画
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『バレリーナ:The World of John Wick』(バレリーナ: ザ・ワールド・オブ・ジョン・ウィック、原題:From the World of John Wick: Ballerina)は、2025年に公開されたアメリカ合衆国のアクション映画。『ジョン・ウィック』シリーズのスピンオフ作品[1]。『ジョン・ウィック:パラベラム』に登場した舞踊家・暗殺者の“バレリーナ”を主人公に描く。レン・ワイズマン監督[2][3]、アナ・デ・アルマス主演[4][5]。時系列は『ジョン・ウィック:パラベラム』と『ジョン・ウィック:コンセクエンス』の間となる。
| バレリーナ:The World of John Wick | |
|---|---|
|
From the World of John Wick: Ballerina | |
| 監督 | レン・ワイズマン |
| 脚本 |
シェイ・ハッテン エメラルド・フェネル |
| 原案 |
シェイ・ハッテン デレク・コルスタッド (キャラクター創作) |
| 製作 |
ベイジル・イヴァニク チャド・スタエルスキ エリカ・リー |
| 製作総指揮 | ケイリー・スモレイ・ロモ |
| 出演者 |
アナ・デ・アルマス アンジェリカ・ヒューストン ガブリエル・バーン ランス・レディック ノーマン・リーダス イアン・マクシェーン キアヌ・リーブス |
| 主題歌 |
エヴァネッセンス & ケイ・フレイ 「Fight Like A Girl」 |
| 製作会社 |
サミット・エンターテインメント サンダー・ロード・フィルムズ 87イレブン・プロダクションズ |
| 配給 |
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| 公開 |
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| 上映時間 | 125分 |
| 製作国 |
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| 言語 | 英語 |
あらすじ
イヴ・マカロは、ルスカ・ロマに属する暗殺者ハビエルと、ヨーロッパ某国に拠点を置く暗殺者たちのカルト教団に属する女性との間に生まれた娘であった。だが、イヴがまだ幼い頃、ハビエルは教団の手から娘を守るため、命がけでイヴを連れ出す。その行動がもとで妻は命を落とし、ハビエル自身も教団の追撃を受ける中で娘だけを逃し、自らは命を落としてしまう。身寄りを失ったイヴを引き取ったのは、ニューヨーク・コンチネンタルの支配人ウィンストンであった。彼の計らいで、イヴはルスカ・ロマのもとで育てられ、バレリーナとして、そして暗殺者としての技を磨きながら、やがて冷静かつ強靭な戦士へと成長していく。12年後、すでに一流の暗殺者となったイヴは、ある任務中に倒した刺客の腕に、かつて父を死に追いやった教団と同じ印を見つける。それが長く封じ込めていた記憶を呼び起こし、彼女の心に深く沈んでいた復讐の炎に再び火を灯すのであった。
イブはルスカ・ロマの支配人ディレクターに、教団の存在を隠していたのだろうと問い詰める。ディレクターは、教団とは古くから互いへの不干渉の協定を結んでおり、これを破ることは両者による戦争を引き起こすと、イヴへの情報提供を拒む。イヴはニューヨーク・コンチネンタルを訪れ、ウィンストンに教団に関する情報を求める。ウィンストンは彼女の覚悟を認め、プラハ・コンチネンタルに教団の関係者であるダニエル・パインが宿泊していることを伝える。
プラハに渡ったイヴはダニエルの隣室に宿を取り、外壁を伝って彼の泊っている部屋に侵入する。そこにはダニエルの娘エラもおり、ダニエルもまた教団に追われる身であることが発覚する。そしてイヴの侵入によって教団が彼に賭けた懸賞金が倍になったことで、懸賞金狙いの殺し屋が突入し、乱戦となる。ダニエルはエラの保護をイヴに頼むが、教団の刺客レナによってイヴもダニエルも倒され、エラを連れ去られてしまった。
館内での戦闘を禁じるホテルの掟を破ったとして粛清されかかるイヴだが、先に仕掛けたのが懸賞金狙いの殺し屋だと弁明し、強制的なチェックアウトという措置で放免される。イヴはプラハの武器商人のもとへ訪れるが、そこに教団の刺客が突入してきた。刺客をすべて倒したイヴは、店を半壊させられたことに怒る店主の協力で、教団の本拠地がヨーロッパのとある山中にあることを知る。
やがてイヴは、その山中のとある村へ辿り着くが、そこは住民全てが教団の信者であり殺し屋であるという悪夢の村だった。部外者だとして攻撃してくる村人たちの猛攻をしのぎ続けたイヴだったが、ついには捕まってしまう。囚われの身となったイヴは、教団のトップである主宰と対面し、父の仇として教団を狙っていることを明かす。その会話で、主宰は、イヴがハビエルの娘であると気づいた。主宰が目を離したすきにイヴは見張りを倒し、逃亡。それを追ったレナは、自分がイヴの姉であること、自分たちが殺し屋になったのは運命だと説く。イヴはその言葉を否定するが、主宰の命令によって村人がその場を手りゅう弾で爆破し、イヴは何とか生きながらえるものの、レナは命を落とした。
その後も村人の追撃を躱し続けるイヴに頭を悩ませる主宰は、ディレクターに協定破棄による戦争をちらつかせ、彼女にイヴを止めさせようとする。ディレクターはルスカ・ロマの卒業生であるジョン・ウィックを村へ派遣し、0時までに事態を収束させることで両者は合意する。
村に到着したジョンは、イヴに村を出ていくよう説得するが、父の仇を討ちたいイヴは承諾しない。自身も復讐のために組織やルールをやぶったジョンは、0時までに主宰を殺せなければ自分がイヴを殺すと、30分の猶予を与える。イヴは村に隠された武器などを駆使し、ついに主宰を射殺。ジョンはそれを見届け、ディレクターに「主宰が死んだ」と報告した。
後日、教団に撃たれて生死の境をさまよっていたダニエルが目覚め、イヴに救われたエラと再会する。一方のイヴは、かつてルスカ・ロマでともに学んで、今は表の世界でバレリーナとして活躍するタティアナの舞台を鑑賞していたが、ディレクターの命令に背いた彼女に500万ドルの懸賞金がかけられる。観客の中の殺し屋たちにもそのことが告知される中、イヴはこっそりと劇場を後にし、姿を消した。
キャスト
主人公
ルスカ・ロマ
- ディレクター
- 演 - アンジェリカ・ヒューストン、日本語吹替 - 萩尾みどり[6]
- 主席連合の支配下にあるバレリーナ暗殺組織「ルスカ・ロマ」の首領。イヴを一流の暗殺者へと育て上げる。
- ノギ
- 演 - シャロン・ダンカン=ブルースター
- イヴを暗殺者へと育て上げる師匠。
- ジョン・ウィック
- 演 - キアヌ・リーブス[7][8]、日本語吹替 - 森川智之[6]
- 主席連合の犯罪王サンティーノ・ダントニオを殺害した罪で主席連合に追われている伝説的な殺し屋。『ジョン・ウィック:パラベラム』において、カサブランカへの脱出経路を得るため、かつて親交の深かったルスカ・ロマのディレクターを頼り、そこでイヴと出会う。
- タティアナ
- 演 - ジュリエット・ドハーティ
- ルスカ・ロマの訓練生の一人。
- ペトラ
- 演 - 福島リラ
- 元ルスカ・ロマの構成員。
教団
- 主宰
- 演 - ガブリエル・バーン、日本語吹替 - 伊藤和晃[6]
- およそ千年にわたり、闇の中で生き続けてきたヨーロッパの暗殺教団の冷酷な指導者。
- レナ
- 演 - カタリーナ・サンディノ・モレノ[9]
- 教団の実行部隊を率いる幹部。
- 暗殺者
- 演 - ダニエル・バーンハード、日本語吹替 - なし
- デックス
- 演 - ロベルト・マーザー
コンチネンタル・ホテル
その他
受賞とノミネート
| 映画賞 | 部門 | 対象 | 結果 | 出典 |
|---|---|---|---|---|
| 第31回クリティクス・チョイス・アワード | スタントデザイン賞 | スティーヴン・ダンレヴィ、カイル・ガーディナー、ジャクソン・スパイデル、ジェレミー・マリナス、ジャン・ペトリーナ、ドモンコス・パルダーニ、キンガ・コーサ=ガダルヴァ | ノミネート | [12][13] |