パラノマロカリス

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パラノマロカリス
生息年代: 515–510 Ma
パラノマロカリスの前部付属肢
保全状況評価
絶滅(化石
地質時代
古生代カンブリア紀第四期
(約5億1,500万 - 5億1,000万年前)[1]
分類
: 動物界 Animalia
上門 : 脱皮動物上門 Ecdysozoa
階級なし : 汎節足動物 Panarthropoda
: ステムグループ[2]
節足動物門 Arthropoda
: 恐蟹綱 Dinocaridida
: ラディオドンタ目
放射歯目Radiodonta
: ? †アノマロカリス科 Anomalocarididae [3][4][5]
: パラノマロカリス属 Paranomalocaris
学名
Paranomalocaris
Wang, Huang & Hu, 2013 [6]
タイプ種
Paranomalocaris multisegmentalis
Wang, Huang & Hu, 2013 [6]
  • Paranomalocaris multisegmentalis
    Wang, Huang & Hu, 2013 [6]
  • Paranomalocaris simplex
    Jiao et al. 2021 [5]

パラノマロカリスParanomalocaris)は、約5億年前のカンブリア紀に生息したラディオドンタ類節足動物の一。数多くの節に分かれた細長い前部付属肢をもつ[6][5]中国雲南省Wulongqing Formation (Guanshan biota) で見つかった2の前部付属肢の化石のみによって知られる[6][5]

学名Paranomalocaris」は古代ギリシャ語の「παρά」(para、近い・類似)と、本属に似た前部付属肢をもつラディオドンタ類の1属アノマロカリスの学名「Anomalocaris」の合成語である[6]

形態

2種のパラノマロカリスの前部付属肢。発見が不明瞭な柄部は薄灰色で示される。

前部付属肢(frontal appendage)の化石標本のみによって知られる[6][5]。長さは3.2 - 3.3cm、アノマロカリスのものに似た触手様で細長い[6][5]。肢節の数は知られるラディオドンタ類の中で最も多く、少なくとも17節[5]、最多二十数節に分かれている[6][5]。柄部(最初1節以上の肢節)の形態ははっきりしておらず、P. multisegmentalis の場合では前後2本の内突起(endite)があるように見える[7]。柄部以降の内突起は先端ほど短くなりながら長短を繰り返し、種によっては太い三角形で縁に短く鋭い分岐(auxiliary spine)をもつ(P. multisegmentalis[6]、もしくは細長い針状で分岐がない(P. simplex[5]。少なくとも最終数節の背側は正面に突き出した棘(dorsal spine, outer spine[8])がある[6][5]


生態

多くのラディオドンタ類と同様、パラノマロカリスは捕食者であったと考えられる[6][5]。細長い前部付属肢は数多くの肢節により高い可動域を発揮でき、特に P. multisegmentalis は相対的に鋭く短い内突起を利して、敏捷に小さな獲物を捕獲できたと推測される[6]

分類

脚注

関連項目

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