ピコリーノの冒険
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| ピノキオより ピコリーノの冒険 | |
|---|---|
| アニメ | |
| 原作 | カルロ・コルローディ |
| 監督 | 遠藤政治、斉藤博 |
| シリーズ構成 | 丸山正雄 |
| 脚本 | 山崎厳、金子裕 |
| キャラクターデザイン | 桜井美知代 |
| 音楽 | 中村泰士 |
| アニメーション制作 | 日本アニメーション |
| 製作 | 朝日放送、日本アニメーション、アポロフイルム |
| 放送局 | NET系列 → テレビ朝日系列 |
| 放送期間 | 1976年4月27日 - 1977年5月31日 |
| 話数 | 全52話 |
| テンプレート - ノート | |
| プロジェクト | アニメ |
| ポータル | アニメ |
『ピコリーノの冒険』(ピコリーノのぼうけん)は、1976年4月27日から1977年5月31日までNET系列 → テレビ朝日系列で放送されていたテレビアニメである。正式名称は『ピノキオより ピコリーノの冒険』[1]。全52話。放送時間は毎週火曜 19:30 - 20:00 (日本標準時)。
朝日放送と日本アニメーションとアポロフイルムが共同製作した作品。監督は、『あらいぐまラスカル』の遠藤政治と『トムソーヤーの冒険』『牧場の少女カトリ』の斉藤博が務めた。ピノキオを題材としたアニメとしては1972年に タツノコプロが製作した『樫の木モック』があるが、本作は動物キャラを多数配置することで差別化を図っている[2]。
ドイツ語版はアポロフィルムが制作し、ドイツでは1977年9月8日から1978年9月14日までの毎週木曜日17時10分にZDFで放送された。オーストリアでは1978年12月17日から1979年12月22日まで、ORFで曜日・時間を変えて放送された[3]。この版は国際的に輸出されたものであり、日本版と比べて多くの相違点が見られる。音楽は中村泰士に代わってカレル・スヴォボダが担当しており、編集やアニメーションにもいくつかの変更が加えられている。例えば、仙女の髪の色は当初は茶色で描かれているが、第15話以降では瑠璃色に変化しており、日本版では最初から一貫して瑠璃色である[4]。
あらすじ
とある所に、ゼペットという一人の老人が住んでいた。ある日かしの木から一体の人形を作った。ところがその人形がなんと生命を持った。それに驚いたゼペットは、その生命を持った木人形にピコリーノという名前をつけた[1]。ゼペットはピコリーノに衣服や食物を与え学校に通わせることにする。ピコリーノはアヒルのジーナと学校に向かう途中、ボロ狐とどら猫の二人組に騙されて芝居小屋に売られてしまう[2]。やんちゃだが根はやさしいピコリーノは仙女に助けられ、これからは善い行いをするように努力することを約束をする[2]。そして幾分か経ってピコリーノはジーナとゼペットの家に戻るため旅に出る。いろいろな人との出会い、楽しいことや悲しいことなどを経験しながら旅を続け、何度かの擦れ違いを経て、クジラのお腹の中でゼペットと再会をする[2]。家に帰ったピコリーノは、ある朝自分が人間の子供になっていることに気付き、皆の前で歓喜するのだった[2][5]。
登場人物
- ピコリーノ
- 声 - 野沢雅子
- 本作の主人公。ゼペットの作った生きている木人形。やんちゃな性格[2]。ボロ狐らに騙されて芝居小屋に売られて以来、ゼペットの家に戻るため、ジーナとさまざまな場所を旅している[2]。
- ジーナ
- 声 - 杉山佳寿子
- ピコリーノと親しいアヒル[2]。
- ゼペット
- 声 - 千葉順二
- ピコリーノの作り主[1][2]。
- ロッコ
- 声 - 肝付兼太
- ゼペットの家で暮らすキツツキ[2]。
- ジュリエッタ
- 声 - 麻生美代子
- ゼペットの家で暮らすネコ[2]。
- ボロ狐 / ディノ[2]
- 声 - はせさん治
- どら猫とともに言葉巧みにピコリーノを誘う[1]。
- どら猫 / ウィッチ[2]
- 声 - 永井一郎
- ボロ狐とともに言葉巧みにピコリーノを誘う[1]。
- 仙女
- 声 - 小山まみ
- 瑠璃色の髪の少女[2]。ピコリーノが嘘をつき努力を怠るたびに魔法を使って罰を与える[2]。
- タカ
- 声 - 飯塚昭三
- 仙女の配下[6]。
- ムク犬
- 声 - 和田啓
- 仙女の配下[6]。
- ナレーター
- 声 - 麻生美代子
スタッフ
- 原作:カルロ・コルローディ
- 製作:本橋浩一
- 監督:遠藤政治、斉藤博
- シリーズ構成:丸山正雄
- 音楽:中村泰士
- 脚本:山崎厳、金子裕
- キャラクターデザイン・作画監督:桜井美知代(現在では櫻井美知代と表記)
- 美術監督:井岡雅宏
- 美術補:山口俊和
- 撮影監督:黒木敬七
- 音響監督:浦上靖夫
- 整音:中戸川次男
- 効果:柏原満
- 作画:朝戸澄子、神宮さとし、尾崎正善、トランス・アーツ、泉口薫 ほか
- 背景:サンアート、木下和宏 ほか
- 彩色:スタジオキリー、岩切親紀
- 仕上検査:宇野薫
- 撮影:トランス・アーツ、熊瀬哲郎、岡崎幸男
- 編集:岡安肇
- 現像:東京現像所
- 音響制作:オーディオ・プランニング・ユー
- 録音スタジオ:新坂スタジオ
- 制作デスク:遠藤重夫
- 制作進行:内山秀二 ほか
- アシスタントディレクター:腰繁男
- プロデューサー:大場伊紘(日本アニメーション)、渡辺忠美
- 企画・製作:日本アニメ企画、日本アニメーション株式会社
- 制作:朝日放送、日本アニメーション株式会社、アポロフイルム
主題歌・挿入歌
オープニングテーマとエンディングテーマは同名のシングルレコード「ピコリーノの冒険」(1976年6月発売、SCS-297)に、挿入歌はLPレコード「テレビまんがアイドルデラックス 7」(1976年8月発売、CW-7078)に収録されている。後者には『母をたずねて三千里』の主題歌・挿入歌も併録され、合計13曲のうち10曲を大杉久美子が歌った。
また、本作の主題歌・挿入歌全7曲はLPレコード「ピコリーノの冒険 うたとおはなし」(1976年10月発売、CW-7103)に再録され、同時に「ごめんねおじいさん」と「どら猫とぼろ狐」それぞれのシングルカット盤(SCS-318)もリリースされた。
以上のレコードは、いずれも日本コロムビアから発売された。
主題歌
- オープニングテーマ「ぼくはピコリーノ」
- 作詞 - 片桐和子 / 作曲 - 中村泰士 / 編曲 - 京建輔 / 歌 - 大杉久美子、ヤング・フレッシュ
- オープニングの映像は2バージョンあり、前期で家が映されていた場面が後期にはピコリーノがカメやロバに乗っている場面にされたり、森や鳩も途中で変更されたりした。また、後期にはジーナもオープニングに登場した。
- エンディングテーマ「オリーブの
木陰 」 - 作詞 - 片桐和子 / 作曲 - 中村泰士 / 編曲 - 京建輔 / 歌 - 大杉久美子、ヤング・フレッシュ / セリフ - 野沢雅子
挿入歌
- 「踊ろうよピコリーノ」
- 作詞 - 保富康午 / 作曲 - 中村泰士 / 編曲 - 京建輔 / 歌 - ヤング・フレッシュ
- 「かわいいジーナ」
- 作詞 - 保富康午 / 作曲 - 中村泰士 / 編曲 - 京建輔 / 歌 - 堀江美都子
- 堀江によるセリフも収録されている。
- 「ごめんねおじいさん」
- 作詞 - 保富康午 / 作曲 - 中村泰士 / 編曲 - 京建輔 / 歌 - 大杉久美子
- 「たのしく行こうよ」
- 作詞 - 保富康午 / 作曲 - 中村泰士 / 編曲 - 京建輔 / 歌 - 大杉久美子、ヤング・フレッシュ
- 「どら猫とぼろ狐」
- 作詞 - 保富康午 / 作曲 - 中村泰士 / 編曲 - 京建輔 / 歌 - 永井一郎、はせさん治
各話リスト
| 話 | 放送日 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 1976年 4月27日 | ピコリーノの誕生 | 金子裕 | ふじひろし |
| 2 | 5月4日 | 町は大騒ぎ | ||
| 3 | 5月11日 | 人形芝居小屋へ行こう | 波多正美 | |
| 4 | 5月18日 | ぼくは大スター | 丸山正雄 | ふじひろし |
| 5 | 5月25日 | おどろおどろの赤エビ屋 | 池野文雄 | |
| 6 | 6月1日 | ルリ色髪の少女 | ||
| 7 | 6月8日 | ぼくいい子になるんだ | 藤ひろし | |
| 8 | 6月15日 | ふしぎの野原 | 奥田誠治 | |
| 9 | 6月22日 | 仙女の白い小さな家 | 池野文雄 | |
| 10 | 6月29日 | ぼく勉強するんだ! | 藤ひろし | |
| 11 | 7月6日 | いんちき裁判 | 池野文雄 | |
| 12 | 7月27日 | まぬけおとしの町ってなあに | 山崎修二 | 藤ひろし |
| 13 | 8月3日 | 夜遊びは楽しいな | 金子裕 | 奥田誠治 |
| 14 | 8月10日 | ピコリーノ番犬になる(前編) | 丸山正雄 | 池野文雄 |
| 15 | 8月17日 | ピコリーノ番犬になる(後編) | 奥田誠治 | |
| 16 | 8月24日 | 笑う大蛇 | 山崎厳 | 岡崎幸男 |
| 17 | 8月31日 | 仙女さまがいなくなった | 近藤英輔 | |
| 18 | 9月7日 | 空の旅 | 池野文雄 | |
| 19 | 9月14日 | 空から落ちたジーナ | 奥田誠治 | |
| 20 | 9月28日 | ゼペット爺さんがいた! | 丸山正雄 | 池野文雄 |
| 21 | 10月5日 | イルカの海の町へ | ||
| 22 | 10月12日 | イルカのお友達 | 山崎厳 | |
| 23 | 10月19日 | のら犬のアリドーロ | 奥田誠治 | |
| 24 | 10月26日 | ぼく働くんだ! | 丸山正雄 | 池野文雄 |
| 25 | 11月2日 | 泥棒退治 | 奥田誠治 | |
| 26 | 11月9日 | 海亀さんとの約束 | 藤ひろし | |
| 27 | 11月16日 | 靴屋のジャンゴ爺さん | 山崎厳 | 池野文雄 |
| 28 | 11月23日 | ピコリーノのマラソン大会 | 奥田誠治 | |
| 29 | 11月30日 | ロバのドンキー | 丸山正雄 | 池野文雄 |
| 30 | 12月7日 | 宿屋のドロボー騒ぎ | おかきよみ | |
| 31 | 12月14日 | ロッコとの再会 | 山崎厳 | 池野文雄 |
| 32 | 12月21日 | 不思議なカタツムリ | 奥田誠治 | |
| 33 | 12月28日 | 風船旅行 | おかきよみ | |
| 34 | 1977年 1月4日 | ピコリーノがカカシになった | 奥田誠治 | |
| 35 | 1月11日 | 盗まれた金時計 | 池野文雄 | |
| 36 | 1月18日 | ぼくの宝物 | ||
| 37 | 1月25日 | ロメオという少年 | 奥田誠治 | |
| 38 | 2月1日 | おもちゃの国へ行く馬車 | 池野文雄 | |
| 39 | 2月8日 | 素晴しいおもちゃの国 | 奥田誠治 | |
| 40 | 2月15日 | ロバになったピコリーノ | 池野文雄 | |
| 41 | 2月22日 | サーカス一座の仲間達 | ||
| 42 | 3月1日 | ジーナの宝物 | 奥田誠治 | |
| 43 | 3月8日 | ロバの曲芸 | 池野文雄 | |
| 44 | 3月15日 | ロゼッタおばあさん | ||
| 45 | 3月29日 | おばあさんの息子 | 奥田誠治 | |
| 46 | 4月12日 | ゴリラのおうち | 池野文雄 | |
| 47 | 4月19日 | 秘密のほら穴 | ||
| 48 | 4月26日 | リスの親子 | 奥田誠治 | |
| 49 | 5月3日 | おじいさんにあいたい | 池野文雄 | |
| 50 | 5月17日 | クジラのおなか | ||
| 51 | 5月24日 | おうちに帰ろうよ | 腰繁男 | |
| 52 | 5月31日 | いつまでも いつまでも | 池野文雄 |
放送局
- 朝日放送・NET系列→テレビ朝日系列(一部を除く):火曜 19:30 - 20:00(同時ネット)
- 青森テレビ:木曜 17:20 - 17:50[12]
- 岩手放送:火曜 17:30 - 18:00[13]
- 山形テレビ:木曜 17:30 - 18:00[14]
- 福島テレビ(1978年に放送):月曜 - 金曜 17:00 - 17:30[15]
- 新潟総合テレビ:水曜 17:20 - 17:48[16]
- 信越放送:水曜 17:00 - 17:30[16]
- テレビ山梨:土曜 17:20 - 17:50[17]
- 富山テレビ:木曜 16:45 - 17:15[18]→木曜 16:50 - 17:20(1978年4月13日最終回時点[19])
- 石川テレビ:水曜 18:00 - 18:30[20]
- 福井テレビ:金曜 19:00 - 19:30[21]
- テレビ静岡:土曜 12:00 - 12:30[22]
- 山陰放送:木曜 18:00 - 18:30[23]
- 岡山放送:火曜 18:00 - 18:30(当時は岡山県のみの県域局)[24]
- 南海放送:金曜 17:25 - 17:55[25]
- 高知放送:木曜 18:00 - 18:30[26]
- 長崎放送:水曜 17:20 - 17:50[11]
- テレビ熊本:水曜 17:30 - 18:00[11]
- 大分放送:水曜 17:20 - 17:50[25]
- 鹿児島テレビ:水曜 17:30 - 18:00[27]
劇場版
1976年12月19日公開の『東映まんがまつり』で、本作のブローアップ版が公開された。ただし地方のみでの公開で、第何話を公開したのかのは不明[28]。
同時上映作は『西遊記』(東映長編アニメ版、再々映)、『UFOロボ グレンダイザー 赤い夕陽の対決』、『一休さん おねしょお姫さま』、『秘密戦隊ゴレンジャー 火の山最後の大噴火』、『忍者キャプター』の計5本[28]。