ファイアーエムブレム無双 風花雪月
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| ジャンル | アクションゲーム |
|---|---|
| 対応機種 | Nintendo Switch |
| 開発元 |
コーエーテクモゲームス (オメガフォース) |
| 発売元 | コーエーテクモゲームス |
| プロデューサー | 早矢仕洋介 |
| ディレクター | 岩田隼人 |
| シリーズ |
ファイアーエムブレムシリーズ 無双シリーズ |
| 人数 | 1~2人 |
| 発売日 |
|
| エンジン | カタナエンジン[1] |
| 売上本数 |
|
『ファイアーエムブレム無双 風花雪月』(ファイアーエムブレムむそう ふうかせつげつ、英題:Fire Emblem Warriors: Three Hopes)は、コーエーテクモゲームスより2022年6月24日に発売されたNintendo Switch用ゲームソフト。
2022年2月10日に配信された「Nintendo Direct 2022.2.10」内で発表されたコーエーテクモゲームスの「無双シリーズ」と任天堂の「ファイアーエムブレムシリーズ」のコラボ作品である[3]。
2017年発売の『ファイアーエムブレム無双』は歴代作品のキャラクターが共演するクロスオーバー作品だったが、本作は2019年に発売された『ファイアーエムブレム 風花雪月』1作品がベースになっている。主人公は本作オリジナルキャラクターであり、本編『風花雪月』同様、ストーリーは複数のルートに分かれている[4]。
2022年8月には世界累計出荷本数が100万本を突破した[5]。
あらすじ
断章
主人公シェズが所属するベルラン傭兵団はある貴族に雇われ、別の貴族に雇われていたジェラルト傭兵団と戦うことになった。シェズは自身の夢に現れるラルヴァの力を借りて奮戦するも力及ばず、「灰色の悪魔」によってベルラン傭兵団は壊滅。シェズは「灰色の悪魔」への復讐を誓う。
序章
ガルグ=マク大修道院近郊の山中で修行中のシェズは、ルミール村に駐留しているという傭兵団に救援を求め向かっていた士官学校の3級長と出会う。シェズは傭兵として自分を3級長に売り込み、3級長と協力して盗賊団「鉄の王」の砦を攻め、頭目のコスタスを倒した。
校外学習中の士官学校生徒が盗賊団に襲撃されたことは醜聞であり公にできないため、シェズは半ば強制的にガルグ=マクへと同行させられ、大司教レアやセテスから謝礼と口止め半々の理由から士官学校への入学を勧められる。断る選択肢は無く、自分の腕前を上げる機会にもなるとシェズも同意し編入するクラスを選ぶ。
シェズが加入したクラスの担任はイエリッツァ。最初の「課題」は盗賊団「鉄の王」の残党討伐であったが、討伐すべき盗賊は既に討たれており、行く手には怪しげな砦があるのみであった。シェズたちはその砦に巣食う賊を討ち、クロニエと名乗る謎の女と魔獣を撃破し、地下牢に捉えられていた昨年の士官学校生・モニカを救出する。モニカの証言から、モニカ誘拐の実行犯が士官学校の書庫番トマシュと分かる。セイロス騎士団はトマシュを捕縛しようとするが、トマシュはソロンという正体を現して逃亡する。
- 赤焔の章
- エーデルガルトは、ヒューベルト、ドロテア、ペトラ、シェズ、モニカ、イエリッツァとで帝都アンヴァルの王宮を急襲する。軍務卿レオポルト=フォン=ベルグリーズ、内務卿ヴァルデマー=フォン=ヘヴリングの助力を得て襲撃は成功。アランデル公に化けていたタレスは逃したものの、宰相ルートヴィヒ=フォン=エーギルを捕縛する。
- 青燐の章
- 王都でリュファスとコルネリアが政変を起すが、ディミトリたちはこれを撃破。コルネリアは逃したものの、捕らえたリュファスの口からダスカーの悲劇の真相を聞き出すとともに、反乱の首謀としてリュファスを公開処刑にする。
- 黄燎の章
- シャハド王子が率いるパルミラの大軍がフォドラの首飾りへと攻め込んできた。クロードたちはホルスト、シャミアの協力を得て、これを撃退する。
相次ぐ政変や紛争によって混乱に陥ったフォドラの状況を鑑み、士官学校は休校になり、生徒たちはそれぞれの祖国へと帰って行く。そして2年が過ぎ、皇帝位を継いだエーデルガルトは、大義の下、セイロス聖教会(中央教会)に宣戦布告を行う。
赤焔の章
レスター諸侯同盟のうちアミッド大河沿いに領地を持つグロスタール家、フレゲトン家の協力を取り付けた帝国軍はミルディン大橋を通過し、ガルグ=マクを急襲し陥落させる。落ち延びた大司教レアらは王国に保護されることになる。その王国では、教団と王国の振る舞いに異を唱え帝国を支持するロナート卿が反乱を起こすが劣勢に立たされ、エーデルガルト率いる帝国軍は支援のため西進する。
軍務卿ベルグリーズ伯率いる一軍はリーガン領を侵攻すべく同盟領奥深くまで進軍していたが、グロスタール家とフレゲトン家が一転して帝国に反旗を翻し、ベルグリーズ軍は包囲され全滅の危機に陥る。これを救出すべくエーデルガルトは軍を東へ。グロスタール家とフレゲトン家を破りミルディン大橋を再占領し、同盟軍の包囲陣および同盟に雇われていたジェラルト傭兵団を撃破してベルグリーズ戦団の救出に成功する。続いて国内の反乱勢力を鎮圧した王国軍がアリアンロッド城塞の攻略を開始。これに対応するためエーデルガルトたちは再び西へ進軍し、王国軍を撃退する。戦略の立て直しのため、いったん帝都に戻ったエーデルガルトらをセイロス騎士団が急襲するが、これも撃退に成功する。
レスター諸侯同盟とアドラステア帝国との間で軍事同盟が成立。同盟は東から、帝国は西から王国を挟撃することになる。王国の西部諸国を降した帝国軍であったが、同盟コーデリア領、帝国フリュム領といった東端の領地で闇に蠢く者たちの扇動による大規模な動乱が起きる。王国西部の戦線を軍務卿に任せ、エーデルガルトたちは動乱を鎮圧したが、この動乱自体が陽動であり、軍備の減ったメリセウス要塞をルートヴィヒ=フォン=エーギルと反皇帝派の貴族たち、闇に蠢く者たちが占拠する。メリセウス要塞を攻撃し、ルートヴィヒを討ち取ったエーデルガルトは同盟軍と共同で煉獄の谷アリルを通って王国領へと進軍する作戦をとる。一方の王国は大司教レアの進言もあり、堅牢なアリアンロッドを攻めるのではなく、煉獄の谷アリルから南下してのガルグ=マク奪還を目論む。
かくして、帝国、同盟と王国軍は煉獄の谷アリルで激突する。王国軍を討ち破ったものの、アリルにはセイロス騎士団の姿は無かった。レアは騎士団しか知らぬ間道を使って独自にガルグ=マクへと攻め入っていたのだった。ガルグ=マクにはタレスら闇に蠢く者たちも別途侵攻してきており、ガルグ=マクで三つ巴の戦いが始まる。レアは「白きもの」へと姿を変えて奮戦するも討ち取られ、タレスとレアは相打ちのような形で深い谷底へと落ちていった。
フォドラからセイロス中央教会と闇に蠢く者の影響を完全に排除するまで、帝国の戦いは続く。
青燐の章
グロスタール家、フレゲトン家の協力でミルディン大橋を通過した帝国軍はガルグ=マクへと軍を進め、これを陥落させた。落ち延びた大司教レアらを救出すべく軍を出したディミトリ王は追撃する帝国軍を退けることに成功し、レアらを王国で庇護することになった。
これに異を唱えるガスパール城主ロナート卿が反乱を起こし、ロナート卿の主家筋であるローベ伯も予定より早く反乱に加わる。しかし、ロナート卿が王国軍に討たれたことを知ると早々に王国軍に降伏した。ローベ伯は王都フェルディアへの移送中に何者かに奪取され、北方の異民族スレンが攻め入ってきた報が入るとともにゴーティエ辺境伯からの連絡が途絶えたことでディミトリはロドリグ、ギュスタヴ、ドゥドゥーと共に王都フェルディアに入る。これがコルネリアによる策謀でありディミトリは王都の民を人質に取られる形で軟禁される。残されたフェリクスらは王都に攻め入って、ディミトリを解放するが、コルネリアは再び逃亡する。
コルネリアにそそのかされた王国西部の領主たちはドミニク男爵を旗頭にして反乱を起こし、同時に皇帝エーデルガルドもアリアンロッドを陥落させるために帝国軍を動かす。少数の王国軍とセイロス騎士団にアリアンロッドの防衛を任せ、王国軍主力は先に反乱軍を鎮圧することを選択し、遂に討たれたコルネリアの口からはダスカーの悲劇にディミトリの継母パトリシアが深く関わっていたことが語られたのだった。続いてアリアンロッドへ攻め入ってきたエーデルガルトを撃退するが、エーデルガルトを討ち取ろうとしたときにタレスが割り込み、エーデルガルトを覇骸の姿に変えて王国軍に大きな損害を与え、撤収した。その後、帝国ではタレスの後押しでルートヴィヒ=フォン=エーギルが復権し帝国の実権を掌握する。
ルートヴィヒは宰相に復帰し、帝国軍はその様相を一変させる。帝国軍は帝国領の村々からも略奪や焼き討ちを平然と行われるような有り様になっていた。同盟盟主クロードはこれを脅威と判断し王国と軍事同盟を結び、クロードの立案によりガルグ=マク奪還の目標が立てられる。ガルグ=マク守備兵力を減らすため、王国西部と同盟領からそれぞれ東西の帝国領土に攻め入ることになった。帝国西部を占領したディミトリは主力を王国と同盟の境界にある煉獄の谷アリルに振り向け、同盟軍、セイロス騎士団と共にガルグ=マクへと南進。半ば傀儡と化していたエーデルガルトを降し、宰相エーギル公と裏で糸を引いていた闇に蠢く者の首魁・タレスを討ったディミトリらは、ガルグ=マクを陥落させることに成功する。
帝国軍と闇に蠢く者に大打撃を与えたが、フォドラを脅かす者たちを除くまで、王国の戦争はまだ終わらない。
黄燎の章
帝国によるセイロス中央教会への宣戦布告がなされ、帝国軍がガルグ=マクへと進軍するため同盟領のミルディン大橋に攻めてくる。ミルディン大橋防衛戦はフレゲトン領主アケロンの裏切りがあったものの、帝国軍先遣隊の撃破に成功する。しかし、続いて押し寄せる帝国軍本隊が姿を見せたとき、グロスタール伯は降伏を選択。ミルディン大橋は帝国のものとなり、アミッド大河沿いの帝国に近いグロスタール領、コーデリア領は帝国に臣従する形になる。帝国軍はガルグ=マクへと進軍し、これを陥落させたが、大司教レアらは落ち延び、王国の庇護を受けることなった。
王国側では帝国に同調するローベ伯が予定より早く王国への反旗を翻し、援軍として帝国軍も西部へ進軍していた。同盟領側にはフェルディナント率いる一軍がリーガン領制圧のためにデアドラを目指して進軍してくる。クロードらはジュディット、ホルストの協力も得てデアドラ防衛に成功。このタイミングに合わせて、グロスタール家、コーデリア家が帝国に反旗を翻しミルディン大橋を奪還。帝国へ撤退するフェルディナント軍をリーガン領西部に追い込んで包囲殲滅する作戦に出る。フェルディナントの指揮に不安を抱くヒューベルトが私費で雇っていたジェラルト傭兵団の奮戦と、殿軍を務めたラディスラヴァの犠牲によってフェルディナント自身はガルグ=マクへの撤退に成功する。
少数ではあるが、グロスタール領民の被害を省みない盟主クロードへの反発からグロスタール伯は当主の座をローレンツに譲る。帝国軍を退けた同盟は帝国への攻勢に討って出ることになり、ミルディン大橋を越えてベルグリーズ伯爵領へと進軍し、グロンダーズ平原でベルグリーズ伯率いる帝国軍と対戦する。ベルグリーズ伯を討ち取ろうとしたときに同盟領からパルミラ軍来襲の急報が入り、同盟軍は急ぎ撤退する。2年前を超す大軍を擁していたパルミラ軍ではあったが士気は低く、パルミラ王直属のナデルがシャハド王子から離反したこともあって、クロードらはシャハド王子を討ち、撃退することに成功する。
同盟は五大諸侯による円卓会議を経て、クロードを初代国王とするレスター連邦国へと政体を変更。帝国からの申し出による盟約を受け、和平を結ぶと共にセイロス中央教会と中央教会を擁する王国に共通して当たることになる。同盟改め連邦の西部の小領主たちは元々円卓会議に参加できないことと、連邦化に反対の立場から、連邦を脱し王国に臣従しようとしていた。そのような小領主と接触すべく行動していたカトリーヌ率いるセイロス騎士団の部隊とランドルフ将軍率いる帝国軍とが煉獄の谷アリルで戦闘に入る。クロードは連邦国軍の被害を最小にしつつ騎士団を殲滅するため、ランドルフ将軍を囮とする包囲陣を敷き、その目論見は成功する。しかし、セイロス騎士団が完全に包囲陣に入るまで連邦国軍の動きを遅らせたことで、セイロス騎士団を壊滅させることには成功するものの、ランドルフ将軍はカトリーヌに討たれて戦死するなど、帝国軍も壊滅していた。帝国軍を犠牲にした勝利にシェズやジュディットはクロードの策を責める。ランドルフの妹フレーチェはクロードを仇として、ジェラルト傭兵団やユーリスたちを私費で雇いクロードを襲撃するが、返り討ちにされる。
パルミラの大型商船を借り受けた連邦国軍は海路を用いて王国本土へ上陸。王都フェルディアを包囲するところまで進軍するが、コーデリア領で大規模な動乱が起きたとの報を受けて急遽撤退。動乱を起していたソロンを撃退するが、休む間もなくガルグ=マクのエーデルガルトからの救援要請を受ける。連邦国軍はガルグ=マクを包囲せんとしていた王国軍とセイロス騎士団の撃退に成功する。帝国軍は王国西部に撤退するディミトリらを追って追撃、連邦国軍はセイロス騎士団を追って王都方面へと追撃戦を繰り広げる。連邦国軍はタルティーン平原に布陣したセイロス騎士団と対戦し、大司教レアを討ち倒した。
旧来の権力の象徴でもあるセイロス中央教会を解体するという目的を果たした連邦国軍は王国から兵を引き、王国と帝国に休戦を提案する。しかし、これが両国に受け入れられるかは定かではない。