ファミコン探偵倶楽部PartII うしろに立つ少女
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『ファミコン探偵倶楽部PARTII うしろに立つ少女』(ファミコンたんていくらぶパートツー うしろにたつしょうじょ、英題:Famicom Detective Club: The Girl Who Stands Behind)は、任天堂から発売されたファミリーコンピュータ ディスクシステム用アドベンチャーゲーム。ファミコン探偵倶楽部シリーズの2作目。前編後編の2部構成になっていて、1989年5月23日に前編が、同年6月30日に後編が発売された。
スーパーファミコン (SFC)
ゲームボーイアドバンス (GBA)
Wii
Wii U
ニンテンドー3DS (3DS)
Newニンテンドー3DS (N3DS)
Nintendo Switch
| ジャンル | コマンド選択式アドベンチャー |
|---|---|
| 対応機種 |
ディスクシステム (FCD) スーパーファミコン (SFC) ゲームボーイアドバンス (GBA) Wii Wii U ニンテンドー3DS (3DS) Newニンテンドー3DS (N3DS) Nintendo Switch |
| 開発元 |
任天堂 トーセ MAGES.(リメイク版) |
| 発売元 | 任天堂 |
| プロデューサー | 横井軍平 |
| ディレクター | 岡田智 |
| デザイナー | 坂本賀勇 |
| シナリオ | 長井正広 |
| プログラマー | わかながよしひと |
| 音楽 | 山本健誌 |
| 美術 | 田中哲次 |
| シリーズ | ファミコン探偵倶楽部シリーズ |
| 人数 | 1人 |
| 発売日 |
FDS SFC GBA Wii Wii U(FCD版の移植) 3DS Wii U(SFC版の移植) N3DS Switch |
1998年にはスーパーファミコン向けにリメイクされ、2004年には前編と後編を合わせてゲームボーイアドバンス向けに移植された。また2000年代から2010年代にかけてバーチャルコンソールで配信され、2021年にはNintendo Switch向けに再度リメイクされた。
ゲーム内容
本作の物語は前作『ファミコン探偵倶楽部 消えた後継者』の2年前の出来事で、舞台となる私立高・丑美津高校(うしみつこうこう)に伝わる『後ろの少女』という怪談話を軸に、丑美津高校の生徒が被害者となった殺人事件と、別件である時効寸前の殺人事件を同時に読み解く二重ストーリー形式となっている。
基本的なシステムは前作と同様のコマンド選択方式で、画面に表示されるコマンドを選び、聞き込みや現場の調査を進める。本作では前作の「おもいだす」が「かんがえる」に変更されたほか、不要な選択を行った際の応答を省略するなど、進行を円滑にする調整が施された。物語の中心となる舞台は私立丑美津高校とその周辺地域である。主人公は空木探偵事務所を拠点に、被害者が発見された河川敷、丑美津高校の校舎、田崎の故郷である丸福村、繁華街のスナック「サンボラ」などを訪れて調査を進める。
音楽面では、前作では一部の曲にしか使われなかったディスクシステム用PWM音源が、殆どの曲で使用されている。
ストーリー
1986年、行方不明の両親を捜していた主人公である少年は、警官に追われていたところを探偵の空木俊介に助けられる。少年は両親の手掛かりを得るため空木の助手となり、数か月後、河原で発見された少女の遺体を調査する。被害者は私立丑美津高校の生徒・小島洋子で、絞殺されていた。現場には洋子の同級生である橘あゆみと洋子の担任の日比野達也が訪れていたが、動揺していたことからあまり話を聞くことができず、主人公は空木と共にいったん事務所に引き上げた。
その後空木に呼ばれて探偵事務所を訪れたあゆみの話によると、あゆみと洋子は「探偵クラブ」で活動し、洋子は同校に伝わる怪談「うしろの少女」を調べていた。怪談は、夜の校内で呼び声に振り返ると血染めの少女が立っているというもので、15年前当時、丑美津高校の一年生の女生徒・浅川しのぶが失踪した頃から語られていた。
一方、空木は警察から、間もなく時効[注 1]を迎える金田源治郎殺人事件の再調査を依頼される。警察のこれまでの調査では、高利貸しや詐欺を行っていた金田は15年前に刺殺されたこと、犯行時に現場にはしのぶが居合わせたこと、有力な容疑者とされた内田輝彦も直後に自殺したことがわかっている。空木が金田事件の調査をすることになったため、主人公は洋子に関して一人で調査を行い、あゆみや美術教師の駒田哲治の情報から、洋子が金田事件を調べていたことが判明する。また空木の調査によって、用務員の田崎敏夫が金田から借金を負い、金田と言い争っていたことから金田殺しの容疑者とみられていたことや、事件の夜に校長の浦部忠志から旧校舎の壁を修理するよう依頼されていたことが判明する。学生当時に初めて「うしろの少女」を見たとされる、生物教師の葉山久子から、洋子と田崎が言い争っていたことを聞いた主人公は、田崎を問い詰めるも逃亡、あゆみは主人公に調査への協力を申し出るも断られたため、単独で田崎を追う。田崎はあゆみを人質に取るものの追ってきた主人公に観念して、自分は金田殺しの犯人ではないものの、アリバイがなく疑われる状況だったため、浦部の証言によって金田殺しの容疑を免れたと明かす。
調査を進める主人公は、あゆみや洋子の同級生である不良少年・河合ひとみの助けを借りて、金田の息子・五郎の行きつけの店であるスナックサンボラのマスターから、金に困っていた五郎が最近になって金回りが良くなったことを知る。五郎は洋子の事件でインタビューに応える浦部をテレビで見た後から急に金回りが良くなっていたが、主人公が訪ねた時には殺害されており、手には「T・U」と刻まれた万年筆が残されていた。主人公は、五郎が15年前の事件を知って浦部を脅迫していたと推測する。また美術室にある肖像画のモデルがしのぶであることや肖像画を描いた当時の同級生らの証言から、しのぶの幼なじみに内田という男子生徒がおり、卒業アルバムから内田は日比野であることや、金田事件時に黒い乗用車が目撃されているが、浦部も黒い乗用車を所持していることが判明する。日比野に確認すると、内田輝彦は自身の父親であり、父親と古い友人である浦辺が日比野を支えていたと語る。
五郎が殺害された日は出張中とされていた浦部は出張していないことが判明し、また探偵事務所には「浦部が学校にいる」という電話がかかる。主人公とあゆみが学校へ向かうと、校長室で浦部の遺体と、二つの事件の犯行を認める遺書が見つかる。しかし、その場にいた日比野が、自分こそが犯人だと告白する。
15年前、日比野は金田の詐欺によって父・輝彦が破滅し自殺したことを恨み、金田を殺害していた。犯行を目撃したしのぶは、日比野を捜しに来た浦部の車にはねられ、学校へ運ばれる。日比野は、しのぶが助けを求めようとしたため花瓶で殴り、遺体は校内の大鏡の裏に隠された。その後、真相に近づいた洋子を絞殺し、浦部を脅迫していた五郎も殺害していた。
日比野は主人公とあゆみに襲いかかるが、ナイフが大鏡に突き刺さって鏡が割れ、裏に隠されていたしのぶの白骨死体が日比野に覆いかぶさる。錯乱した日比野は警察に拘束され、洋子があゆみに告げていた「あなたのうしろ」という言葉が、鏡に映る者の背後、すなわち遺体の隠し場所を示していたことも明らかになる。
事件後の検視では、しのぶの頭蓋骨に殴打の痕跡がなく、浦部の車にはねられた時点で死亡していたと推定される。そのため、事件当時に葉山が見た血染めの少女や、日比野が助けを求めるしのぶを見たという証言には謎が残る。また、日比野は浦部の実子であり、浦部の妻の死後、友人の内田夫妻に託されていたことが判明する。万年筆の「T・U」は「浦部達也」を意味し、浦部は息子を守るために罪をかぶろうとしていた。
事件後あゆみは空木探偵事務所の一員となる。それから2年後、主人公は明神村の綾城家から届いた依頼を受け、前作『消えた後継者』の事件へ向かう。
登場人物
※声優はNintendo Switch版のもの。
空木探偵事務所
丑美津高校
- 橘 あゆみ(たちばな あゆみ)
- 声 - 皆口裕子
- 丑美津高校1年生。サークル「探偵クラブ」のメンバー。
- 親友の洋子を殺害され、事件解決のため主人公に協力する。主人公と仲がいい事が女生徒たちの間で噂になる。
- 小島 洋子(こじま ようこ)
- 声 - 石見舞菜香
- 丑美津高校1年生。クラスはA組。
- 親友のあゆみと共に「探偵クラブ」で活動していた。丑美津高校に古くから伝わる怪談話「うしろの少女」の噂を調べていくうちに殺害される。
- 日比野 達也(ひびの たつや)
- 声 - 三木眞一郎
- 丑美津高校の英語教師。
- 小島洋子のクラス担任で、教え子の死に強いショックを受けており、事件のことを聞かれても口を閉ざす。物静かで、生徒たちからはどこか暗いと評されている。浦部校長を強く慕っている。
- 駒田 哲治(こまだ てつぢ)
- 声 - 小林通孝
- 丑美津高校の美術教師。
- 勤続年数35年の古株で、高校の歴史について詳しい。浦部校長とは古くから面識がある。休日は学校で絵を描くことにしている。前作に登場した熊田と同様、語尾の「じゃ」が「ぢゃ」と表示される。
- 浦部 忠志(うらべ ただし)
- 声 - 大塚明夫
- 丑美津高校校長。
- 教育者の鑑として生徒や教職員からの信頼が厚い。また、学校近所の人からは「映画俳優のような男前」と評されている。小島洋子の事件後、生徒を守れなかったことを悔いている。一方で、不審な男と会っている場面がたびたび目撃されている。
- 葉山 久子(はやま ひさこ)
- 声 - 小林ゆう
- 丑美津高校の生物教師。
- 丑美津高校の卒業生で、学生当時に「うしろの少女」の最初の目撃者となるが、「噂の出処が教師というのはまずい」という理由から、人前で当時の事を証言したがらない。
- 田崎 敏夫(たざき としお)
- 声 - 楠大典
- 丑美津高校の用務員。
- 少々変わり者だが、普段は温厚。しかし一旦カッとなると何をするか分からないほど、激情的な性格でもある。丑美津高校には20年ほど勤めている。
- 15年前に左官業を営んでいたがギャンブルで身を持ち崩し、金田源治郎から多額の借金をしていた。
- 浅川 しのぶ(あさかわ しのぶ)
- 声 - 市ノ瀬加那
- 15年前に失踪した丑美津高校の女生徒。
- 元々はごく普通の高校生だったが、金田源治郎の息子の五郎との出会いによって派手になり、素行が悪くなってしまう。
- 河合 ひとみ(かわい ひとみ)
- 声 - 小山力也
- 丑美津高校1年生。あゆみや主人公からは「ひとみちゃん」と呼ばれている。
- 丑美津高校番長で当初主人公を不審人物と思い込んでいたが、誤解が解けてからは捜査に協力する。また、友人だった生前の洋子のことで心を痛めており、喫煙しようとする姿を見た主人公から洋子が悲しむと説教されると心を入れ替え、伊達メガネとかつらを身に着けて真面目な風貌となる。スナック「サンボラ」のマスターの加藤とは中学生の時からの知り合い。
その他
- 小島 秋江(こじま あきえ)
- 声 - 樋口あかり
- 洋子の母。
- 娘が亡くなった直後は憔悴していたが、徐々に主人公に対して協力的となる。あゆみの様子も気にかけており、彼女が姿を消した際には捜索の手がかりになるよう写真を渡す。
- 丸山刑事(まるやまけいじ)
- 声 - 落合弘治
- 捜査一課の刑事。
- 空木とは古くからの付き合いで、小島洋子の遺体発見現場では空木と言葉を交わしている。15年前に発生した時効寸前の「金田源治郎殺害事件」の捜査に追われている。
- 金田 源治郎(かねだ げんじろう)
- 丑美津高校の近所に住んでいたスナック経営者。故人。
- 15年前に町に越してきて経営を始めるが、その傍らで高利貸しによる過剰な取立てや詐欺行為も働いていた。多くの人々が被害を訴え、警察が捜査に乗り出そうとした矢先、自宅でめった刺しにされて死亡する。
- 金田 五郎(かねだ ごろう)
- 声 - 吉野貴大
- 源治郎の養子[注 2]。
- 父が殺された後は職に就かず遺産を食い潰して豪遊している。一方、最近は財産を使い果たして相当金に困っているという噂も漏れ聞こえる。
- 水野(みずの)
- 声 - 福間竣兵
- スナックの経営者。
- 「金田源治郎殺害事件」当時の五郎とは遊び仲間だったが、現在は付き合いがない。
- アパートの隣人
- 声 - 田渕将平
- 田崎が住んでいるアパートの隣人。
- 田崎宛に届いた小包を代わりに預かっている。スーパーファミコン版以降では幼い娘とともに現れる。
- 田崎 文(たざき ふみ)
- 声 - すずき紀子
- 田崎の母。東北の小さな漁村に住んでいる。
- 昔から度々問題を起こしてきた田崎のことをひどく心配している。
- 加藤(かとう)
- 声 - 志賀麻登佳
- スナック「サンボラ」のマスター。
- 口数が少なく、客のことを尋ねられても軽々しく教えようとはしない。中学生の時のひとみが世話になっていた。
- 桂木 良子(かつらぎ りょうこ)
- 声 - 村田遥
- 丑美津高校の卒業生。
- しのぶとは友人同士で、失踪後にその無事を祈ってしのぶをモデルにした絵を描いている。生前の小島洋子が家を訪ねてきた際、その姿がしのぶと瓜二つだったことに驚く。
- 石橋 さやか(いしばし さやか)
- 声 - 山本亜衣
- 桂木の友人。
- しのぶの中学時代の同級生で、桂木良子から家に呼ばれ、中学時代の卒業アルバムを主人公に見せる。
- 内田 輝彦(うちだ てるひこ)
- 15年前に工場を経営していた男性。故人。
- 町に来たばかりの金田を世話していたが、その金田の詐欺行為により工場を騙し取られる。金田事件発生当初は有力な容疑者の一人と目されていたが、数日後に自殺する。
移植版
| タイトル | 発売日 | 対応機種 | 開発元 | 発売元 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| ファミコン探偵倶楽部PartII うしろに立つ少女 | スーパーファミコン(ニンテンドウパワー) | 任天堂 | 任天堂 | リメイク版 | |
| ファミコンミニ ディスクシステムセレクション ファミコン探偵倶楽部PartII うしろに立つ少女 |
[1] |
ゲームボーイアドバンス | 任天堂 トーセ |
任天堂 | ディスクシステム版の移植。前編と後編を1本に収録 |
| ファミコン探偵倶楽部PartII うしろに立つ少女 | [2] |
Wii(バーチャルコンソール) | 任天堂 | 任天堂 | スーパーファミコン版の移植 |
| ファミコン探偵倶楽部PartII うしろに立つ少女 | [3] |
Wii(バーチャルコンソール) | 任天堂 トーセ |
任天堂 | ディスクシステム版の移植。前編と後編を1本に収録 |
| ファミコン探偵倶楽部PartII うしろに立つ少女 | [4] |
ニンテンドー3DS(バーチャルコンソール) | 任天堂 トーセ |
任天堂 | ディスクシステム版の移植。前編と後編を1本に収録 |
| ファミコン探偵倶楽部PartII うしろに立つ少女 | [5] |
Wii U(バーチャルコンソール) | 任天堂 | 任天堂 | スーパーファミコン版の移植 |
| ファミコン探偵倶楽部PartII うしろに立つ少女 | [6] |
Newニンテンドー3DS(バーチャルコンソール) | 任天堂 | 任天堂 | スーパーファミコン版の移植 |
| ファミコン探偵倶楽部 うしろに立つ少女 | [7] |
Nintendo Switch | 任天堂 MAGES. |
任天堂 | リメイク版 |
- スーパーファミコン版
- ニンテンドウパワー向けに発売されたリメイク作品。基本的なシナリオを維持しながら、キャラクターデザイン、背景、音楽、演出、システムが作り直された。また、章ごとのあらすじや、調査で得た人物情報を確認できるメモ機能などが追加されている。ディスクシステム版後編の冒頭にあった擬似3Dマップでの捜索場面は、テキストによる描写へ変更された。
- ゲームボーイアドバンス版
- ディスクシステム版の前編と後編を1本に収録した移植版[1]。ファミコンミニの第3弾として発売された[8]。喫煙場面などの表現により、CEROの15歳以上対象に区分された。
- バーチャルコンソール版
- Wiiではスーパーファミコン版[9]とディスクシステム版[10]の両方が配信された。ニンテンドー3DSではディスクシステム版[11]、Wii UとNewニンテンドー3DSではスーパーファミコン版が配信された[12][13]。
- Nintendo Switch版
- スーパーファミコン版を基に、グラフィックや演出を全面的に刷新したリメイク作品。会話のフルボイス化、アニメーション表現、調査メモ、既読・強制スキップ、過去作の音楽への切り替え、BGM再生などの機能が追加された。ダウンロード版は単品で販売され、パッケージ版は前作『消えた後継者』とのセット商品「COLLECTOR'S EDITION」として発売された[7]。
- COLLECTOR'S EDITIONは2021年7月時点で20,949本を売り上げた[14]。
開発
本作の開発に関して、原作者である坂本賀勇は「『消えた後継者』は時代錯誤っぽいイメージで、物語性はともかく、世界観の魅力がないなと。もっと華やかなものにしたいなということで、自分の好きなパターンのホラーにもっていったんですね」と語っている[15]。
また、好きな映画としてイタリアの監督ダリオ・アルジェントのホラー映画『サスペリアPART2』(1975年)を挙げており、「『うしろに立つ少女』は、あの映画に刺激されて作ったようなものです。あの監督(ダリオ・アルジェント)さんは、音楽や映像のつなぎ方が巧い。自分がやってみたいなと思ったことが、そこにあったんです。小説だと無理でも、ファミコンというメディアならそれができる」として[15]、本作が『サスペリア』(1977年)、『サスペリアPART2』へのオマージュであると語っている[16]。
さらに音楽に関しては「たとえば『寂しい場所のイメージ』は、言葉でとうとうと語るより、音楽によって「ジメッとしている」「ヒンヤリしている」といった雰囲気までをも伝えたほうが効果的ですから。いいタイミングで効果的な音が鳴る、ということには、強いこだわりを持っているつもりです」と語っている[15]。
スタッフ
ディスクシステム版
- 原作 - 坂本賀勇
- 演出 - 大澤徹
- 美術 - 田中哲次
- 技術監督 - わかながよしひと
- 技術 - たかいえかんじ、なかむらゆずる、きたやままさし、あらいもとお
- 音楽 - 山本健誌
- 脚本 - あさまなぎひろ(長井正広)[注 3]
- 進行 - はちすかけい
- アシスタント - やまなかまさる、杉野憲一、吉冨亮二、寺崎啓祐
- 協力 - 加納誠、おかだまさる、坂下雅史
- 監督 - 岡田智
- 製作 - 横井軍平
- 企画 - チームシカマル
スーパーファミコン版
- 作画、美術 - 山根知美
- 美術 - 橘英児、城山功、原子芳紀、生岸康高
- 作画協力 - 佐藤範之
- 音楽、音響効果 - 山本健誌
- ロジックエディター - 平野勲
- プログラマー - 広尾敏文、櫻木啓二
- 制作進行 - 下河康、真田雅之
- プロデュース - 出石武宏、川口孝司
- 原作、脚本、監督 - 坂本賀勇
- 企画 - チームシカマル (R&D 1)
評価
- ファミリーコンピュータ版
- ゲーム雑誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では、7・7・7・7の合計28点(満40点)となっており[17]、レビュアーからは「主人公がなぜ探偵の卵として活躍できるようになったのか、そのいきさつに少し無理があるように思います」とストーリー設定上の問題点を指摘する声や、「メッセージスピードに段階がほしかった」などコンフィグレーション上の不満点の声が挙がったが、「ストーリーはおもしろい」と肯定的に評価された[17]。
- ゲーム誌『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通り20.90点(満25点)となっている[19]。また、同雑誌1991年5月24日号特別付録の「ファミコンディスクカード オールカタログ」では、本作を「本格的ホラーの第2弾」と位置付けており、前作よりも恐怖の度合いが増したとした上で「プレイする価値あり」と称賛した[19]。その他、同雑誌1991年5月24日号特別付録の「ファミコンディスクカード オールカタログ」巻末に収録されている「ディスクカード部門別BEST5」では、音楽4位、熱中度3位、総合評価4位を獲得している[21]。
項目 キャラクタ 音楽 お買得度 操作性 熱中度 オリジナリティ 総合 得点 4.25 4.31 - 4.05 4.40 3.89 20.90 - ゲーム誌『ユーゲー』においてライターの卯月鮎は、「前作とはやや雰囲気は違うとはいえ、ホラーテイストは健在」と指摘し、学校という誰もが馴染みのある舞台背景によって「その怖さはひしひしと迫ってくる」と肯定的に評価した[20]。また発売当時は前編と後編の発売時期が1ヶ月空いていた事により「とにかく続きが待ち遠しかった」と述べた他、ラストの展開に衝撃を受けたと称賛した[20]。
- 2017年6月22日号「週刊ファミ通 ゲームジャンル別総選挙 第5回 アドベンチャーゲーム総選挙」では18位にランクインした[22]。
- スーパーファミコン版
- ゲーム誌『ファミ通』のクロスレビューでは、6・8・7・8の合計29点となっている[18]。
- ニンテンドウオンラインマガジンでは、ニンテンドーパワーの全国累計書き換え件数ベストテンにおいて7位を記録している[23]。
関連商品
- TOY MUSIC2 FIRE EMBLEM(東芝EMI)
- 1991年6月26日発売TOTT-5711
- 題名に『FIRE EMBLEM』と表しているが、この作品と『ふぁみこんむかし話 遊遊記』との合同CDである。
- 任天堂 サウンドヒストリーシリーズ「ディスクシステム レアセレクション」
- 2005年4月6日発売
- ディスクで発売された任天堂制作のADVゲームの内、初音源化となる4作品のサウンドトラック。
- 『ファミコン探偵倶楽部』シリーズ、『ふぁみこんむかし話 遊遊記』『タイムツイスト』の音源が全収録されており、Disc1に1作目及び2作目のBGMが収録されている。