ファン・ディアス (キャプテン翼)
From Wikipedia, the free encyclopedia
プロフィール
アルゼンチンJrユースとユース代表ならびに五輪代表とA代表で10番を背負うMF。「アルゼンチンの至宝」と呼ばれ、作中随一のドリブル能力と体操選手ばりのアクロバット、大空翼と同じドライブシュートを使いこなす自他共に認める天才プレーヤーである。アルゼンチンの首都ブエノスアイレスの決して裕福とはいえない家庭の8人兄弟の末っ子として誕生する。幼い頃からスラム街でビンのフタをボール代わりにしたストリートサッカーをして腕を磨いており、この頃に親友となるアラン・パスカルと出会う。パスカルに全幅の信頼を寄せており、後にクラブにスカウトされた際、「パスカルと一緒にプレーする」ことを条件に入団した。アルゼンチン代表でも大空翼・岬太郎の黄金コンビに勝るとも劣らぬ抜群のコンビプレイを見せている。当初はアジア人の実力を軽視していたが、戦いの中で自分と同じく天性のサッカーセンスを持つ翼に対し強いライバル心を抱くようになる。最初の日本戦では翼のことを知らなかったため「10番」(翼の背番号)と呼んでおり[1]、試合後に名前を教えてもらった。Jrユース大会後には15歳にしてアルヘンティノス・ジュニアーズのトップチームに上がることが内定している。
「サッカーはテクニック」との発言通り、ドリブル・パス・シュートと全ての面において最高級のテクニックを持ち、特に天性の身軽さを生かした体操選手に匹敵するアクロバティックな空中戦の能力は他の追随を許さぬものである。また小柄ながら100メートル走11秒台の俊足を誇り、ひとつひとつの技を繰り出すスピードも翼と同等である。ただし、この力を発揮したトップスピードのプレイには相棒のパスカルはついていくことができない。
MFながら、積極的に点を取りに行くのがプレイスタイルだが、低身長が災いして、空中戦や高さ勝負に於いては負けることが多い。ヘディングも届かない時は審判に分からないようにハンドの反則をしてでもゴールに押し込む事もする。
経歴
アルヘンティノス・ジュニアーズ - ボカ・ジュニアーズ - SSCナポリ
ジュニアユース編
- 日本戦で負傷したヘルナンデスが欠場したイタリア相手に5ゴールを挙げ、全日本戦でも8人抜きを達成するなど一人で4ゴール、わずか2試合で9ゴールを挙げる超人的な活躍を見せた。その突出した能力ゆえにアルゼンチンはディアスのワンマンチームであったが、翼の予想以上の善戦に一時冷静さを失ったディアスが仲間の激励により本来のプレイを取り戻したこともあった。ディフェンス面でも途中から翼を徹底マークし、翼自身のシュートは再三防いだものの5アシストを決められ予選リーグ敗退を喫した。
ワールドユース編
- 目立った活躍はなく準々決勝において、スウェーデン戦で負傷したミューラーが欠場したドイツに3-2で惜敗した。しかしこれは大会前のアルゼンチンリーグにおいて腰を負傷し、本来の実力を発揮出来なかったことが原因であると「ライジングサン」にて明かされた。
LIVE TOGETHER 2010
- アルゼンチンA代表の10番として南アフリカW杯に向けた最終テストマッチで日本と対戦。マラドーナ監督の前でマラドーナの5人抜きを上回る6人抜きドリブルを披露し、若林からゴールを奪った。
ライジングサン
- 前述の腰の怪我を手術で完治させ、リベルタドーレス杯にてボカ・ジュニアーズを優勝に導いた。その後セリエAナポリへの移籍を内定させ、満を持してアルゼンチン五輪代表の10番としてマドリッド五輪に参戦。日本、オランダ、ナイジェリアと同じグループCに組み込まれ、初戦のナイジェリア戦では大会初となるハットトリックを達成し5-2と圧勝した。今の自分が翼に対し出遅れていることを自覚しており、打倒翼に並々ならぬ闘志を燃やしている。待望の日本戦ではバルバス監督から攻撃の全権を託され、100メートル独走ドリブルやマラドーナの神の手を模したシュートなど、ほぼ独力で若林から2ゴールを奪取した。守備面でも日本のシュートを再三ブロックするなど攻守に大車輪の活躍を見せたが日本のチームプレイの前に3点を奪われ惜敗した。その後のオランダ戦には4-3で勝利しグループCを2位で通過した。
戦歴
得意技
- ドライブシュート
- ボールに縦方向のドライブ回転を与えて放つロングシュート。高い弾道で飛んで行き、ゴール付近で急降下してゴールネットに突き刺さる。
- ドライブ回転による強烈な前進力があり、GKがキャッチングしてもそのまま押し込む威力があるため、止めるには工夫が必要。
- Jrユース時代にこの技を使いこなしたのは翼とディアスのみである。
- バナナシュート
- ボールに横方向の回転を与えて放つシュート。弧を描く軌道で曲がり落ちる、ループシュートの一種。
- 全日本戦終盤にこの技で同点ゴールを狙ったが石崎・次藤の連携により阻まれた。
- オーバーヘッドキック
- 高い浮き球をバク転しながら放つダイレクトシュート。テクモ版では何故か『III』と『IV』で使用できない。劇場版の『世界大決戦 Jr.ワールドカップ』では一度だけパスとして使用した。
- 前転シュート
- 飛び込んで前転しながら、踵でシュートする技。ボールにカーブをかけることも出来る。
- テクモ版『III』ではこの技をヒントに翼がネオサイクロンを編み出した。
- バンダイ版『RONC』では「フリップシュート」という名称となっている。
- KLab版では、大空翼も習得可能。
- ミラクルオーバーヘッド
- 側転で敵DFの横をすり抜け、バク転で勢いをつけ[2]、そのままオーバーヘッドキックに持ち込む連続技。名称は「ライジングサン」にて判明しており、それ以前は「側転バク転バク宙シュート」など様々な表記がされていた。
- アルゼンチンコンビ(ゴールデンコンビ)
- パスカルとの連続ワンツーで敵陣を突破するコンビ技。変幻自在のパスワークでイタリアや全日本のDF陣を翻弄した。名称はテクモ版のものだが、原作でも「アルゼンチンゴールデンコンビ」と呼ばれている。
- スノーボードドリブル
- スノーボードのように滑らせたボールの上に両足で乗り、相手選手を抜き去る技。
- 先出のミカエルのセグウェイドリブルと似ているが、違いとしてセグウェイドリブルは片足でボールに乗りもう片方の足でボールを蹴り出して進む。
劇場版
「世界大決戦 Jr.ワールドカップ」では南米選抜チームの一員として登場。「マラドーナ2世」の異名を持つ。陽気な性格で、南米チームのムードメーカー的存在。ヨーロッパ選抜チームとの対戦では1ゴール1アシストの活躍を見せた。