フッ化コバルト(III)

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フッ化コバルト(III)
Cobalt(III) fluoride
Cobalt(III) fluoride
物質名
識別情報
ECHA InfoCard 100.030.045 ウィキデータを編集
性質
CoF3
モル質量 115.93 g/mol
密度 3.88 g/cm3
融点 926 °C
特記無き場合、データは標準状態 (25 °C [77 °F], 100 kPa) におけるものである。

フッ化コバルト(III)(フッかコバルト さん、cobalt(III) fluoride)は、化学式が CoF3無機化合物である。反応性の高い吸湿性茶色の固体で、有機フッ素化合物の合成に使われる[1]

実験室では塩化コバルト(II)フッ素を250°Cで反応させることによって合成する。

この過程は酸化還元反応であり、Co2+ が Co3+ へと酸化されるとともに Cl も Cl2 へと酸化される。同様にフッ素を使うことにより、酸化コバルト(II) CoO や フッ化コバルト(II) からもフッ化コバルト(III) を合成できる。

反応

フッ素化剤

CoF3 は強力なフッ素化剤であり、反応後にフッ化コバルト(II) CoF2 を生成する。と接触すると分解し、酸素を放出する。

吸湿

CoF3 は吸湿性であり、錯イオン [CoF6]3− に変換することもできる。これは高スピン型八面体コバルト(III) 錯体の稀な例である。

スラリー状の CoF3 は、炭化水素ペルフルオロカーボンへの変換に使われる。

この反応ではしばしば転位反応など他の化学反応と同時に起こる[1]。関連した試薬にKCoF4があり、こちらの方がより選択性が高い[2]

出典

関連項目

外部リンク

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