塩化コバルト(III)

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塩化コバルト(III)
識別情報
CAS登録番号 10241-04-0 チェック
PubChem 66297
ChemSpider 59676 チェック
EC番号 233-574-8
特性
化学式 CoCl3
モル質量 165.2913 g/mol (無水物)
溶解度 エタノールジエチルエーテルに溶ける
危険性
GHSピクトグラム 急性毒性(高毒性)
GHSシグナルワード 危険(DANGER)
Hフレーズ H300, H330
Pフレーズ P260, P264, P270, P271, P284, P301+310, P304+340, P310, P320, P321, P330, P403+233, P405, P501
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

塩化コバルト(III)英語: cobalt(III) chloride)は、塩素コバルトで構成され、化学式CoCl3 で表される不安定な無機化合物である。この化合物のコバルト原子の酸化数は+3である[1]

この化合物は、高温条件下では塩化コバルト(II)と塩素ガスと平衡状態で存在していることが報告されている[2][3]。また、凍結させたアルゴンマトリックス中に分散させた状態の極低温条件で安定であることが判明している[4]

1920年代と1930年代の論文の中には、この化合物を純粋な形で大量に合成したとするものがある[5][6]。しかし、これらの結果は再現されていないか、ヘキサクロロコバルテート(III)アニオン CoCl3−
6
6のような他の物質によるものとされているようである[7]。それ以前の報告では、エタノールジエチルエーテルのような無水溶媒では緑色の溶液を与え、極低温(-60℃以下)でのみ安定であるとしている。

凍結アルゴン中での赤外スペクトルから、単離されたCoCl3分子はD3h対称の平面状であることがわかった[4]

この金属三ハロゲン化物と他の金属三ハロゲン化物の50℃における安定性に関する科学的研究が、1956年にNelsoonとSharpeによって発表された[8]

気相の空気力学的特性は、ロシア科学アカデミーのグルシュコ・サーモセンターによって決定された[9]

合成

関連化合物

出典

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