フッ化金(V)

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フッ化金(V)
Gold(V) fluoride
Gold(V) fluoride
物質名
識別情報
3D model (JSmol)
ChEBI
Gmelin参照 1124345
性質
Au2F10
モル質量 291.959 g/mol
外観 不安定な赤色の固体
融点 60 °C (140 °F; 333 K) (分解)
分解
構造
斜方晶系 (Pnma)
危険性
労働安全衛生 (OHS/OSH):
主な危険性
腐食性、有毒
関連する物質
その他の
陽イオン
SbF5, BrF5, IF5
関連物質 AuF3, AuF7
特記無き場合、データは標準状態 (25 °C [77 °F], 100 kPa) におけるものである。
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フッ化金(V)(フッかきん、英語: Gold(V) fluoride)は、化学式Au2F10で表される無機化合物である。知られている中で最も高い酸化数の金を持つ。赤色の固体であり、フッ化水素に溶解するが、溶液は分解しフッ素を放出する。

固体のフッ化金(V)の構造は、配位数が6の金と、それぞれの金中心にフッ素中心が八面体形に配位した中心対称性を持つ構造をとる。硫黄十フッ化二硫黄を形成するが、フッ化金(V)は知られている中で唯一の二量体五フッ化物であり、その他の五フッ化物は単量体PAsSbClBrI)、三量体(NbTaCrMoWTcReRuOsRhIrPt)あるいは重合体BiVU)を形成する[1]。気体では、二量体と三量体が 82:18 の混合物が観測されている。

フッ化金は強力なフッ化物イオン受容体であり、五フッ化アンチモンの受容能さえも超えるほか、強力なルイス酸でもある[1]

脚注

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