フルヴィッツのゼータ函数
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解析接続
級数による表現
積分表現
フルヴィッツの公式
函数等式
テイラー展開
フルヴィッツのゼータ函数の第二引数での微分は、シフト (shift) と見ることができる。
従って、テイラー級数は次のように表せる。
この代わりに に対し、
が成立する[2]。
スターク・ケイパーの公式 (Stark–Keiper formula)
は、これと密接に関連していて、整数 N と任意の s に対して成り立つ。整数のべきの有限和についての同様な関係式については、ファウルハーバーの公式を参照。
ローラン級数
フーリエ変換
フルヴィッツのゼータ函数の変数 s での離散フーリエ変換は、ルジャンドルのχ函数 (Legendre chi function) である。
ベルヌーイ多項式との関係
ヤコビのテータ函数との関係
ディリクレのL-函数との関係
有理数の引数に対してフルヴィッツのゼータ函数は、ディリクレのL-函数の線型結合とは、相互に表される関係にある。フルヴィッツのゼータ函数は、q = 1 のときにはリーマンゼータ函数 ζ(s) に一致する。q = 1/2 のときには、フルヴィッツのゼータ函数は (2s−1)ζ(s)[3] に等しくなり、k > 2 のとき、q = n/k で (n,k) > 1 かつ 0 < n < k に対しては、mod k のディリクレ指標の全てを渡る和として、
となる[4]。反対に、線型結合
で、フルヴィッツのゼータ函数を表すこともできる[3]。
乗法定理(multiplication theorem)
もあり、この定理の有益な一般化は、分布関係 (distribution relation)[5]
である(最後の式は q が自然数で、1 − qa が自然数でない場合はいつでも有効である)。
ゼロ点
q = 1 であれば、フルヴィッツのゼータ函数はリーマンゼータ函数自体となり、q = 1/2 であれば、リーマンゼータ函数に複素変数 x の単純な函数をかけたものとなる(上記参照)。どちらの場合も、リーマンゼータ函数のゼロ点の難しい研究へ繋がっている。特に、実部が 1 よりも大きなところにはゼロ点は存在しない。しかし、0 < q < 1 で、かつ q ≠ 1/2 であれば、フルヴィッツのゼータ函数は任意の正の実数 ε に対し帯状領域 1 < Re(s) < 1+ε でゼロ点を持つ。このことは、q が有理数の場合と非代数的な無理数の場合に、ハロルド・ダヴェンポート(Harold Davenport) とハンス・ハイルブロン(Hans Heilbronn) により証明され[6]、代数的な無理数 q に対しては、J. W. S. キャスルズ(J. W. S. Cassels) により証明された[7][3] 。
有理数値
フルヴィッツのゼータ函数は、有理数での多くの印象的な恒等式の形をとる[8]。特に、オイラー多項式 (Euler polynomial) の項[9]は、
と
である。
また、等式
も に対して成り立つ。ここに、 と はルジャンドルのχ函数 (Legendre chi function) を使い、
と
である。
整数の値 ν に対し、これらはオイラー多項式の項で表現される。これらの関係式は、上記のフルヴィッツ公式と函数等式を使い得ることができる。
応用
特殊な場合と一般化
正の整数 m に対するフルヴィッツのゼータ函数は、ポリガンマ函数
に関係している。負の整数 −n に対して、値はベルヌーイ多項式 (Bernoulli polynomials) [11]
に関係している。
バーンズのゼータ函数 (Barnes zeta function) は、フルヴィッツのゼータ函数を一般化したものである。
レルヒのゼータ函数(Lerch transcendent) も、フルヴィッツのゼータ函数を次のように一般化したものである。
であるので、
となる。
- かつ かつ のとき、
- である。
メイジャーのG-函数(Meijer G-function)