ブエル

悪魔学における悪魔 From Wikipedia, the free encyclopedia

ブエル (Buer) は、悪魔学における悪魔の一人。

コラン・ド・プランシー著『地獄の辞典』の挿絵におけるブエルの姿
ブエルのシジル

概要

ゴエティア』によると、50の軍団を率いる序列10番の地獄の大総裁

大奥義書』によると、アガリアレプトの配下にあるという。

太陽人馬宮にある時に現れ、自然哲学道徳哲学論理学や全ての薬草の薬効を教える。望ましい使い魔を授ける。病の治療、とりわけ病気の人間を健康体に戻す知識に通じている[1]

『ゴエティア』では人馬宮のシンボル)の姿で現れるとされる[2]が、コラン・ド・プランシーは『地獄の辞典』においてブエルの姿を「星か車輪のような五本の脚を持ち、自ら転がりつつ前進する」と紹介している。『地獄の辞典』第6版以降のルイ・ル・ブルトンによる挿絵では、ライオンの頭と5本のヤギの足を体の周りに持つ姿で描かれており、今ではその姿の方が有名である。また、ヒトデの姿をした悪魔という説もある[3]。『悪魔の偽王国』ではアスタリスクの姿とされる[1]

ブエルの名前の由来は不明であるが、興味深いことに"Buer"(現:ゲルゼンキルヒェン)という古都がドイツヴェストファーレンにあった。

脚注

参考文献

関連項目

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