ベネトクラクス

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別名 GDC-0199, ABT-199, RG-7601
ベネトクラクス
INN: venetoclax
臨床データ
別名 GDC-0199, ABT-199, RG-7601
MedlinePlus a616028
投与経路 経口
法的地位
薬物動態データ
タンパク結合 >99.9%
代謝 肝臓 (CYP3A4, CYP3A5)
消失半減期 ~26 hours
排泄 糞便 (>99.9%; 未変化体は20.8%)
識別子
CAS登録番号
PubChem
CID
KEGG
CompTox
Dashboard

(EPA)
ECHA InfoCard 100.254.611 ウィキデータを編集
化学的および物理的データ
化学式 C45H50ClN7O7S
分子量 868.4392 g·mol−1
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ベネトクラクス(英語: Venetoclax)は、慢性リンパ性白血病小リンパ球性リンパ腫、および急性骨髄性白血病に対する治療薬である。商品名はベネクレクスタ(VENCLEXTA)。

ベネトクラクスはBCL2タンパク質に結合するBH3に類似した構造であり[1]、BCL2に直接かつ選択的に結合する。これによりアポトーシス(プログラム細胞死)促進タンパク質であるBAX/BAKBIMなどがBCL2より乖離し機能することによって、腫瘍細胞のアポトーシスを誘導し抗腫瘍効果を示す[2]

薬物動態

ベネトクラクスは肝臓のCYP3Aで代謝される。このため強いCYP3A阻害作用を要する薬剤(リトナビルクラリスロマイシンイトラコナゾールボリコナゾールポサコナゾールコビシスタット)は用量漸増期には併用禁忌、維持投与期には併用注意の注意喚起がなされている。またP糖タンパク質も阻害するため、併用注意にはCYP3A阻害が中程度の薬剤(ジルチアゼムカルバマゼピンなど)やP糖タンパク質阻害作用のある薬剤(シクロスポリンタクロリムスなど)も含まれる。維持投与期には併用注意であるのに用量漸増期には併用禁忌になっているのは、ベネトクラクスの急速な血中濃度増加が腫瘍崩壊症候群を引き起こす可能性が危惧されたためである。

効能・効果

用法・用量

副作用

出典

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