ミャンマー空軍の装備品一覧

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ミャンマー空軍の装備品一覧(ミャンマーくうぐんのそうびひんいちらん、)は、ミャンマー空軍が保有した・している装備品の一覧である。

出典[1][2]

名称 種類 生産国 配備数 説明 備考
JL-9(FTC-2000) 多用途/戦闘機練習機 中華人民共和国の旗 中国 6機 ミサイル、爆弾、ロケット弾を搭載可能な多用途戦闘機。ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)によれば、ミャンマーは2020年に中国へFTC-2000G型機を12機発注し、そのうち6機が、2022年11月および2024年8月にミャンマー側にへき渡されたとされる[3][4][5] 2024年1月16日にカチン独立軍(KIA)により1機2025年7月1日にカレンニー民族防衛隊(KNDF)によって1機撃墜されたと報じられている[6][7]
J-7(F-7IIK) 戦闘機/地上攻撃機/偵察機 中国で製造されたMiG-21の派生型。単発エンジンの軽量迎撃戦闘機であり、空対空戦闘を主用途としつつ、限定的な対地攻撃能力も備えている[8][9] 2025年6月10日、人民解放軍(PLA)は、のF-7型機をザガイン地方域パレー郡区サパーサイト村で撃墜したと主張した。一方、ミャンマー国営メディアはエンジン故障を原因として報じた[10]
JL-8(K-8W) 軽攻撃機/練習機 中華人民共和国の旗 中国
ミャンマーの旗 ミャンマー
  • 爆弾、ロケット弾、23mm機関砲ポッドを搭載可能な軽攻撃機[11]
  • 中国は、1998年から1999年にかけて12機のK-8型機を初めて供給し、2010年には約50機、2015年には改良型のK-8W型機を6機を供給した[12][13]
  • 2021年12月15日のミャンマー空軍創設74周年記念式典で、国営メディアのミャンマー・ラジオ・テレビ放送は、K-8W型機がメイッティーラのタカサ10で、中央軍事委員会(CATIC)のライセンスに基づいて製造されていると報じた[14]
2023年11月11日、カレンニー軍(KA)が、カレンニー州プルーソー郡区で、K-8W型機1機を撃墜したと報じられた[15]
Q-5(A-5 Fantan) 戦闘機/地上攻撃機 中華人民共和国の旗 中国 Q-5型機は、単座の地上攻撃機として設計された航空機。1992年から1998年にかけて、中国はミャンマーに対しQ-5型機を24機供給しており、現在も約20機が運用可能な状態にあるとみられている[16]
  • 2022年2月15日、タダウ空軍基地所属のQ-5型機1機が、訓練任務中にザガイン地方域の湖に墜落した[17]
  • 2024年1月7日にザガイン地方域タムー郡区のカ・ナン村に対して行われた空爆においても、Q-5型機が使用されたと報告されている。
JF-17(FC-1) 多用途/戦闘機 中華人民共和国の旗 中国
パキスタンの旗 パキスタン
7機 JF-17型機は、迎撃、対地攻撃、爆撃任務を遂行可能な軽量の多用途戦闘機である。国軍は2018年および2019年の空軍記念行事において、JF-17を6機公式に就役させた[18]。しかし、2022年には技術的不具合により、JF-17型機の大半が飛行停止状態に置かれたと報告されている[19]
Yak-130 軽攻撃機/航空機 ロシアの旗 ロシア
  • 空爆に使用された先進的なジェット練習機と軽攻撃機。
  • 2017年から2020年にかけて、ロシアは国軍にYak-130型機20機を供給した。最初の6機は2017年に納入された。さらに6機が2018年に、2機が2019年に納入された。2019年に発注された別の6機は、2020年に納入されたと報告されている[20][21]
  • 2022年6月、カレン州ミャワディ郡区での空爆中にYak-130が目撃され、無誘導ロケット弾を複数発発射した[22]
  • 2022年10月23日、タダウ空軍基地に駐留する第62飛行隊のYak-130型機が、カチン州パカン郡区ア・ナン・パで開催されたカチン独立機構(KIO)の記念コンサートを空爆し、60人以上が死亡したと報じられている[23]
MiG-29 多目的戦闘ジェット機 ロシアの旗 ロシア 28機 2001年から2014年の間に、ロシアは国軍に合計30機のMiG-29戦闘機を供給し、最後の納入は2014年に行われた。しかし、現在までに運用可能なMiG-29戦闘機は28機とされる[24]
  • 2022年6月30日、MiG-29戦闘機が、ポプラ県上空4~5キロメートルのタイ領空に侵入した[25]
  • 2024年2月29日、MiG-29戦闘機がサリン郡区キョーウン村付近に墜落したと報じられた[26]
Su-30 4機
  • 双座・双発の多用途戦闘機
  • ミャンマー空軍の創立77周年にあたる2024年12月15日にメイッティーラ空軍基地において、Su‐30型機6機が正式に就役した[27][28]
J-6(F-6) 戦闘機 中華人民共和国の旗 中国 1機
J-7(F-7) 18機

特殊任務

出典[1]

名称 種類 生産国 配備数 説明 備考
BN-2 (MPA) 汎用機 イギリスの旗 イギリス 5機

輸送機

出典[1]

名称 種類 生産国 配備数 説明 備考
Y-12 輸送機/航空機 中華人民共和国の旗 中国 7機
  • もともとは短距離輸送機として使われていたが、現在は2023年11月から12月にかけて、シャン州北部、ラカイン州カレン州チン州、カレンニー州、ザガイン地域への低空飛行による空襲中に、手動で爆弾を投下できるように改造されているとされる[29]
  • 中国は2020年に発注されたY-12航空機4機を2021年に国軍に供給したとされる[30]
  • 2023年後半以降、国軍は、1027作戦やそれに続く2024年の作戦など、主要な攻勢の一環として、シャン州、チン州、ラカイン州、カレンニー州、ザガイン地方域を含む紛争地域への空爆を行うため、Y-12型機の配備を増やしているとされる[31]
  • 2024年9月17日、タアン民族解放軍(TNLA)は、Y-12型機がシッポー町に50発以上の爆弾を投下し、少なくとも1人の民間人を殺害し、シャン州北部の同組織支配下にある住宅地で家屋を焼失させたと報告した[32]
Y-8 5機 Y-8型機は、ミャンマー空軍によって兵員輸送、貨物輸送、そして紛争地域における地上部隊への兵站支援に広く使用されている[34] 2024年1月23日、Y-8型機が、兵士を避難させている最中にインドのミゾラム州レンプイ空港に不時着。機体は滑走路を外れ、搭乗していた14人のうち8人が負傷した[35]
ATR 42/72 航空機 フランスの旗 フランス 6機
Beech 1900 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 7機
PC-6 軽飛行機 スイスの旗 スイス 5機

ヘリコプター

出典[1]

名称 種類 生産国 配備数 説明 備考
Mi-35P(Mi-24P) 戦闘ヘリコプター ロシアの旗 ロシア 9機
  • 地上攻撃任務に使用される攻撃ヘリコプター。
  • 2010年から2015年にかけて、国軍にはMi-35P型ヘリコプターが計10機納入され、最後の2機は2015年に納入された[36]
  • 2019年12月15日に行われたミャンマー空軍創設72周年記念行事では、Mi-35型ヘリコプター2機が新たに就役したと報告されている[37]
  • 2021年5月3日、カチン州モーマウッ郡区コン・ロー村付近で、カKIAがMi-35型ヘリコプター1機を撃墜したと発表[36]
  • 2023年4月、2機のMi-35型ヘリコプターがパジーギー村上空に飛来し、連携攻撃を継続したとされ、機銃手が生存者や救助活動にあたっていた人々を掃射したと報告されている[38]
Mi-17(Mi-8) 輸送ヘリコプター 13機
  • 兵站支援、部隊輸送、補給任務に使用される中型の双発タービン輸送ヘリコプター。
  • 1995年から2024年にかけて、国軍にはMi-17ヘリコプターが計22機引き渡されており、直近では2024年に3機が納入された。このうち1機はVIP輸送用に指定されていると推定されている[39]
  • 2024年1月3日、カチン州ワインモー郡区において、KIA)による攻撃を受けた後、Mi-17ヘリコプター1機が墜落したと報告されている[40]
  • 2025年5月20日には、カチン州バモー近郊でMi-17ヘリコプター1機が撃墜されたと伝えられている。この任務に同行していた別のMi-17も被弾し、緊急着陸を余儀なくされた[41]
Mi-2 22機
Bell 205 汎用ヘリコプター アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 2機
Bell 206 3機
Bell 212 1機
SA316/SE3160 フランスの旗 フランス 13機
W-3 ポーランドの旗 ポーランド 12機

練習機

出典[1]

名称 種類 生産国 配備数 説明 備考
FT-7 中華人民共和国の旗 中国 6機
G-4 ビジネスジェット機 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 5機
G120TP英語版 練習機 ドイツの旗 ドイツ 20機
H120 多目的軽ヘリコプター フランスの旗 フランス 3機
JL-8(K-8) 練習機 中華人民共和国の旗 中国
パキスタンの旗 パキスタン
36機
MiG-29 戦闘機 ロシアの旗 ロシア 5機
PC-7 練習機 スイスの旗 スイス 16機
PC-9 10機
Yak-130 ロシアの旗 ロシア 18機

ドローン

脚注

関連項目

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