ラン・フォー・カヴァー

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リリース
プロデュース ゲイリー・ムーア、アンディ・ジョンズ、ピーター・コリンズ、ボー・ヒル、マイク・ストーン
『ラン・フォー・カヴァー』
ゲイリー・ムーアスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ハードロック
レーベル 10レコード
プロデュース ゲイリー・ムーア、アンディ・ジョンズ、ピーター・コリンズ、ボー・ヒル、マイク・ストーン
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 6位(スウェーデン[1]
  • 7位(ノルウェー[2]
  • 12位(イギリス[3]
  • 20位(日本[4]
  • 23位(ニュージーランド[5]
  • 27位(ドイツ[6]
  • 47位(オランダ[7]
  • 146位(アメリカ[8]
ゲイリー・ムーア アルバム 年表
ウィ・ウォント・ムーア!
(1984年)
ラン・フォー・カヴァー
(1985年)
ワイルド・フロンティア
(1987年)
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ラン・フォー・カヴァー』(Run for Cover)は、北アイルランドギタリストゲイリー・ムーア1985年に発表した7作目のスタジオ・アルバム[9]ヴァージン・レコード傘下の10レコードからリリースされた[10]。多数のミュージシャンがレコーディングに参加し、リード・ボーカルはムーア自身、元トラピーズディープ・パープルグレン・ヒューズ、それにシン・リジィ時代の盟友であるフィル・ライノットの3人が担当した。

グレン・ヒューズは本作収録曲のうち4曲でリード・ボーカルを担当するが、過度の飲酒や不摂生な生活が原因でムーアのバンドを解雇される[11]。なお、ムーアとヒューズの人間関係は1999年に修復するが、レコーディングにおける共演は本作限りとなった[11]

「ミリタリー・マン」はフィル・ライノットがグランド・スラム時代に作った曲で、グランド・スラムによるスタジオ録音も残されているが、2002年まで未発表となっていた[12]。また、「アウト・イン・ザ・フィールズ」ではライノットとムーアがリード・ボーカルを担当した。ライノットは本作リリースに伴うイギリス・ツアーで一部の公演にゲスト参加しており、10月の日本公演に同行する予定もあったが、ライノットの体調不良により実現しなかった[13]

「エンプティ・ルーム」は、前スタジオ・アルバム『ヴィクティムズ・オブ・ザ・フューチャー』(1984年)からのシングル・ヒット曲を再録音したもので、7分半のロング・ヴァージョンを収録した12インチ・シングルもリリースされている[14]

リリース

LPは9曲入りでリリースされたが[10]、同時期に発売されたCDは「アウト・オブ・マイ・システム」が追加されて10曲入りとなった[15]。また、2002年のリマスターCDではボーナス・トラックが3曲追加された[16]

反響・評価

本作のリリースに先行して、ゲイリー・ムーア&フィル・ライノット名義のシングルアウト・イン・ザ・フィールズ」が全英シングルチャートで5位という大ヒットを記録し、続く「エンプティ・ルーム」は全英23位に達した[17]。そして9月に本作が発表されると、全英アルバムチャートでは8週チャート圏内に入り、最高12位を記録して、自身2度目のトップ20入りを果たした[3]

スウェーデンのアルバム・チャートでは2週連続で6位を記録し、同チャートで自身初のトップ10入りを果たした[1]。また、ノルウェーでは自身初のアルバム・チャート入りを果たし、4週連続でトップ10入りしている[2]。日本のオリコンLPチャートでは20位に達し、自身3度目のトップ20入りを果たす[4]

Eduardo Rivadaviaはオールミュージックにおいて5点満点中4点を付け「『ラン・フォー・カヴァー』はゲイリー・ムーアの前2作のヘヴィメタル的な要素を保持し、そこに洗練されたポップ色を少々持ち込んだ。有難いことに、それによってアルバム全体のヘヴィネスが損なわれることはなく、ムーアは更に、名バラード"Empty Rooms"の良質なリメイクまで残している」と評した[18]

収録曲

参加ミュージシャン

脚注

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