ルテニウム酸リチウム

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ルテニウム酸リチウム
結晶構造。黄色はRu、紫色はLi、赤色はO
スケールバーは0.1 mmを示す。[1]
物質名
識別情報
3D model (JSmol)
ChemSpider
性質
Li2RuO3
外観 暗青色の結晶
構造[2]
単斜晶系
P21/m (No. 11)
4
関連する物質
その他の
陰イオン
特記無き場合、データは標準状態 (25 °C [77 °F], 100 kPa) におけるものである。
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ルテニウム酸リチウム(ルテニウムさんリチウム、英語: Lithium ruthenate)またはLROは、化学式Li2RuO3で表されるリチウムルテニウム酸素からなる無機化合物である。結晶は層状のハニカム構造をとり、ルテニウム金属や酸化ルテニウム(IV)および炭酸リチウムを約700 ℃で直接煆焼することで得られる[2]。格子酸素の酸化還元反応による高い比容量を持つため、リチウムイオン電池電極材料[2]や、スーパーキャパシタ[3]への応用が期待されている[4]。しかし、より安価な代替材料であるLi2MnO3に比べルテニウムのコストが高いため、この応用の実用化は妨げられている[5]

Ru(IV)は低スピン状態(4d4)を持つのにもかかわらず、540 K以上では磁化率を低下させるRu-Ru二量体が観測されている[6]

ルテニウム酸リチウムは、中性または塩基性溶液中で水と反応して部分的にLi2OとH2Oを交換することが知られている。Li2-xHxRuO3は、純粋なLi2RuO3とは構造的に異なる[7]

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