ロシア鉄道ED1形
From Wikipedia, the free encyclopedia
| ロシア鉄道ED1形 | |
|---|---|
|
ED1形(ED1-001) | |
| 基本情報 | |
| 運用者 |
|
| 製造所 | デミホヴォ機械製造工場(付随車) |
| 製造年 | 1999年 - 2001年(付随車) |
| 製造数 | 12両編成4本 |
| 運用開始 | 2000年 |
| 運用終了 | 2009年 |
| 主要諸元 | |
| 軌間 | 1,520 mm |
| 電気方式 |
交流25,000V 50Hz (架空電車線方式) |
| 設計最高速度 | 110 km/h |
| 編成定員 | 3,220人(着席1,148人) |
| 車体長 | 22,050 mm(付随車) |
| 車体幅 | 3,522 mm(付随車) |
| 台車中心間距離 | 15,000 mm |
| 主電動機 | NB-418 |
| 主電動機出力 | 790 kw |
| 出力 | 6,520 kw |
| 備考 | 主要数値は[1]に基づく。 |
ED1形(ロシア語: ЭД1)は、かつてロシア鉄道(ОАО «Российские железные дороги»)が所有していた交流電化区間用プッシュプル列車(エレクトリーチカ)。貨物列車用に製造された電気機関車に新製した付随車を連結するという編成を組んでいた。この項目では、同じ用途で製造されたED9T形3000番台についても解説する[1]。
ソビエト連邦の崩壊後、余剰気味になった機関車を活用するため、ロシア鉄道など旧ソ連各国の鉄道へ向けて機関車の中間に電車の中間付随車を連結するプッシュプル列車が多数導入されていた。その一環として、全連合電気機関車科学研究計画・設計技術研究所(ВНИИЖТ)、全ロシア電気機関車研究所(ВЭлНИИ)、デミホヴォ機械製造工場によって開発・製造が行われたのがED1形である[1][2]。
動力車は貨物用交流電気機関車として製造された2車体連結式のVL80S形が流用された一方、中間に連結される付随車はデミホヴォ機械製造工場が製造していたED9T形電車と同型の車両が新たに製造された。動力車と付随車を繋ぐ回路はノボチェルカスク電気機関車工場が製造した[1]。
編成は12両編成(動力車+付随車10両+動力車)を基本とし、うち各動力車側の付随車にはトイレが設置されていた。-50℃から40℃まで様々な環境下で安定した走行が可能なように設計されており、需要に応じて両数を減らす事も可能であった[1]。
最初の編成は1999年に完成し、試験運転が行われた後翌2000年から営業運転に投入され、それ以降12両編成4本が導入された。極東鉄道支社が管理する交流電化区間で2009年まで使用され、以降は動力車(VL80S形)が元の2車体連結式電気機関車に戻され貨物輸送に転用された一方、使用された客車は転用される事なく車庫に留置された[3][4]。
- 車庫に留置されているED1形(VL80S形、付随車)