ロマンアルバム

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ロマンアルバム』は、「徳間書店」が1977年から出版しているアニメのムック本シリーズ(ただし、後述のとおり年月を経るにつれ、取り扱う題材はアニメに限らなくなる)。

1977年に劇場公開された『宇宙戦艦ヤマト』の大ヒットを契機に巻き起こったアニメブームによって、アニメファンという存在を認知した出版界は、みのり書房の『ランデヴー』や朝日ソノラマの『TVアニメの世界[1]』といった新旧の人気アニメを取り扱った雑誌型特集本(ムック)を発売するなど、活況を呈していた[2]。ロマンアルバムもそうしたムックのひとつとして『宇宙戦艦ヤマト』を題材に、『テレビランド』増刊として発売されるや、美麗な場面写真やスタッフ・キャストらのインタビュー記事、当時としては珍しかった設定資料など、貴重な資料の数々を掲載して人気を集め、爆発的ヒットとなった[2][3](売り上げは40万部を記録した[4])。

その結果、ロマンアルバムは数々のアニメを題材にして、不定期ながら(月1冊ペース[5])シリーズとして発売されるようになり、アニメ情報を扱う月刊誌『アニメージュ』が創刊されるきっかけとなった[6]

やがてロマンアルバムも『テレビランド』の増刊という扱いから「アニメージュ増刊」を経て、「アニメージュスペシャル」との冠を付けるようになる(後述の作品リストにおける備考欄を参照)[7]

当初は過去の作品を取り扱うことが多く、内容も資料集と言えるほどの濃さではなかったが、No.11『さらば宇宙戦艦ヤマト』では資料の濃さから[要出典]「ロマンアルバムデラックス」という名称が使われ、さらに通常の2倍以上の増ページとなって[8]資料が充実したNo.35『機動戦士ガンダム』より、「ロマンアルバムエクストラ」という名称も使われるようになった。

なお、No.70『魔女の宅急便』を最後に、ナンバリングが付かなくなっている。それまでもアニメ作品そのものではない、イラスト集やプラモデルを扱ったものが時折ラインナップに並ぶなどといった例外はあったものの、通しナンバーが無くなってからのロマンアルバムは、“ビジュアル・ムックの総称”とされるようになり[6]、扱う題材も多種多様になっていく。 1994年にはロマンアルバムとして、声優を特集した『ボイスアニメージュ[9]や、特撮ドラマやそのキャラクター商品・玩具を扱った『ハイパーホビー[10]が創刊されるなど、定期刊行物もその名に加わるようになった。

近年(2026年2月現在)では、何を基準にロマンアルバムと銘打たれているのかますます判断が難しく、実写ドラマのビジュアルムック[11]などに「ロマンアルバム(ROMAN ALBUM)」のタイトルを掲げたものが多くなっており、アニメ作品を扱った新刊はほとんど発行されていない。

作品リスト

脚注

関連項目

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