上保原トンネル
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霊山インターチェンジ~伊達中央インターチェンジ間に位置し、相馬福島道路としては最も終点側にある道路トンネルである。保原町上保原字内山から字内山入に至り、終点側はすぐに阿武隈急行線と交差する上保原跨線橋に接続する。トンネル内は上下対向2車線で供用され、完成2車線であることからコンクリート製の中央分離帯が設置されている。工事区間のほとんどが小土被り区間であり常に崩落の危険が伴うため、1ヶ月あたりの掘削延長は50mと難工事となった。この工事では施工を担当する竹中土木と演算工房、計測技研が共同で開発した「トンネル切羽変状可視化システム」の実証実験が、開発に携わった三社と神戸大学を含むコンソーシアムにより実施された。このシステムは切羽の肌落ちや崩落、崩壊の兆候をリアルタイムに捉え事前に知らせる警報発信システムで、国土交通省の『建設現場の生産性を飛躍的に向上するための革新的技術の導入・活用に関するプロジェクト』において「データを活用して土木工事における施工の労働生産性の向上を図る技術」に採択されたものである。リアルタイムで切羽付近の状況確認が行えることで切羽付近の作業者の安全性向上とトンネル工事全体の生産性向上が見込まれている[3]。

