下原駅
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池袋線が池袋方面から稲荷山公園駅に進入するカーブの手前、航空自衛隊入間基地を通り抜ける部分にあった。駅の延長は基地を通り抜けている部分の半分近くにあたるという長さで、北端は稲荷山公園駅手前の基地内踏切直前にまで達していた。
構内は上り本線側に張り出すように側線が2本設置されており、本線と交わる北端部と南端部の他、中ほどに上り本線との連絡線が存在した。また南端部には基地内への専用線のうち1本が接続しており、見かけ上この専用線の延長が駅になっているようでもあった。
同駅は終戦後、周囲にあった陸軍航空士官学校および豊岡飛行場を進駐軍が接収し、在日米軍ジョンソン基地へと転換したことにより、その資材輸送用の貨物駅として開業したものである。基地が1963年に日本へ返還され、航空自衛隊入間基地となった後も引き続き用いられたが、1982年に廃駅となった。
なお貨物輸送は同駅を直接用いたのではなく専用線を引き込んで行われ、日本への返還時点で北東方向に1本、北西方向に2本、南東方向に1本の計4本の専用線が出ていた。これらの専用線は入間基地時代にも引き継がれたが、しばらくして廃止となったようで、最終的には南東方向の1本のみが残されていた。