北斗の拳外伝 天才アミバの異世界覇王伝説

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原作・原案など武論尊(原案)
原哲夫(原案)
錦ソクラ(原作)
作画なっとうごはん
北斗の拳外伝
天才アミバの異世界覇王伝説
ジャンル コメディ[1]
異世界転生[2]
漫画
原作・原案など 武論尊(原案)
原哲夫(原案)
錦ソクラ(原作)
作画 なっとうごはん
出版社 コアミックス
掲載誌 月刊コミックゼノン
レーベル ゼノンコミックス
発表号 2021年12月号 - 2025年1月号
発表期間 2021年10月25日[3] - 2024年11月25日
巻数 全9巻
話数 全39話
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ポータル 漫画

北斗の拳外伝 天才アミバの異世界覇王伝説』(ほくとのけんがいでん てんさいアミバのいせかいはおうでんせつ)は、原案:武論尊原哲夫、原作:錦ソクラ、作画:なっとうごはんによる日本漫画作品。『北斗の拳』のスピンオフ作品[3]。『月刊コミックゼノン』(コアミックス)にて、2021年12月号から2025年1月号まで連載[2][3]。連載開始時のタイトルは『北斗の拳外伝 天才アミバの異世界覇王伝説 異世界に行ってもおれは天才だ!! ん!? まちがったかな…』[2]

『北斗の拳』と異世界転生モノが合体されている作品[3]

199x年、世界は核の炎につつまれたという冒頭から始まる。北斗神拳、南斗聖拳を使いこなす男アミバがケンシロウとの闘いで敗北する。そのときにアミバが転落死してしまうところでアミバは目覚める。彼は夢を見ていたのか、天国へ行ったのか分からず、とりあえず生き延びたことに感動した。その後にドラゴンが一斉に飛び立っているのを見て、アミバは異世界に転生したことを知った。「第一話」ここから彼の冒険譚は始まる。  

登場人物

勇者パーティ

アミバ
自称、天才。ケンシロウとの闘いで敗北したことで本来なら転落死して物語が終わってしまうが、異世界に転生。自己中心的で傲慢な性格はそのままだが、世紀末の最期で部下に見捨てられたトラウマから残忍さはなりをひそめていて、半ば無理やりだが医療行為にも従事している。
どんな拳法でも誰よりも早く習得できるが、一流の拳法家には及ばない。異世界でも同様で、どんな魔法でも誰よりも早く習得できるが、放出を極めて苦手としており、対象に直接触れないとほとんど効果がない。このため、魔法と北斗神拳・南斗聖拳の組み合わせが本作のアミバの基本戦法となる。
持ち前のポジティブ思考により、リーダーシップは意外に高い。のちに勇者となる試練を受けて突破するが、正義の心を欠片も持ち合わせていないため、伝説の武具を使いこなすことはできなかった。
リリン
リンのそっくりさん。見た目は可愛らしい姿をしているが、アミバに暴言や軽蔑をするほど男勝りなキャラクターで、性格はあまり似ていない。初登場したときから「フレイムバーム」という火炎魔法を使っていた。アミバを「おじさん」と呼び、魔法の基礎を教え、アミバの魔王退治の旅に最後まで同行した
パット
バットのそっくりさん。盗賊の少年。リリンと違い、性格も似ている。アミバの腕を見込み、聖剣探索などのクエストに誘う。アミバの魔王退治の旅にも最後まで同行した
トルーキン
トキのそっくりさん。大魔導士で、リリンの師匠。トキ同様の人格者。アミバと同じくあらゆる属性の魔法を使いこなし、なおかつ魔力量も放出量も膨大で、アミバとの差はトキ以上に大きい。ただしあくまでも異世界の魔導士なので、秘孔については何も知らない。
物語終盤で究極魔法「ムソーテンセー」をアミバに授ける。これは過去に転生者から伝えられた北斗神拳の無想転生を魔法として再構築したものであり、魔導士のトルーキンは概要は理解したが使用することはなかった。
エンゲルズ
本作オリジナルキャラクター。変身魔法の使い手で、登場時はトルーキンになりすまし、アミバが発掘した聖剣を奪おうとする。アミバに正体を見破られるが、そのあまりの凡人っぷり、小悪党っぷりから、アミバに世紀末時代の己の小物さを思い知らせる役をはたした。なりゆきでアミバの魔王退治の旅に同行する
ブドー
南斗五車星、山のフドウのそっくりさん。土魔法の使い手。興奮すると狂暴な人格になるが、普段は大人しく心優しい性格と、一部ハート様の要素が入っている(ハート様のそっくりさんはボストロールとして序盤に登場)。アミバ一行とは魔法学院MANALANDで出会い、アミバの魔王退治の旅に同行する
シューザ
南斗五車星、雲のジュウザのそっくりさん。ジュウザ同様の色男。火氷風雷光闇の六系統に当てはまらない独自の重力魔法の使い手。アミバはこの重力魔法も見ただけで習得したが、威力はシューザが桁違いに大きい。ブドーと同じくアミバ一行とは魔法学院MANALANDで出会い、アミバの魔王退治には要所で助っ人として登場し、最終決戦でも重要な役目を果たす
リハーク
南斗五車星、海のリハクのそっくりさん。聖地マデリアの研究者で、なりゆきで魔王退治の旅に同行。序盤にも聖剣探索のメンバーとしてアミバとパーティを組んでいた。ギャグスピンオフ作品の例に漏れず、不必要に罠を設置したがるが、役に立ったことは一度だけ(それも大して効果が無かった)
ジャギ
北斗神拳三男。そっくりさんではなく本人。アミバと同様に異世界転生してきたが一切の記憶を失い、魔王軍に加入して全身鎧に身を包み、四天王の魔王剣士ロウを名乗っている(ケンシ「ロウ」が由来と思われる)。しかし頭の矯正具や「俺の名前を言って見ろ」といった特徴はそのままであり、アミバには一目でジャギ本人と判った。のちに魔王軍を抜け、アミバ一行に加わるが、その時の武装は世紀末のジャギそのものだった。

魔王軍

ユーダ
南斗六星拳、妖星のユダのそっくりさん。魔王軍四天王の一人で妖術使い。知略に長け、秘術・禁術をも使いこなす。ユダと同じく、大規模建造物を用いた豪快なトラップが持ち味       
魔帝サウザン
南斗六星拳、将星のサウザーのそっくりさん。魔王軍四天王の一人で、表向きは魔王復活を目指しているが、実際には復活した魔王を倒して世界の頂点に立とうとしている。あらゆる魔法を無力化し、トルーキン渾身の魔法でも傷一つつかない。さらには魔族のため、秘孔の位置も人間とは異なり北斗神拳も通用せず、サウザー以上の圧倒的防御力を誇る。それだけでなく、火と風の魔法を極めた鳳凰の魔法も非常に強力。作中最強の人物。
シャーチ
北斗硫拳シャチのそっくりさん。魔王軍四天王の一人。ボロの姿でもアミバ一行に遭遇しており、そのままボーロと名乗っていた。アミバ一行をサポートするように見せかけつつ、魔王復活の布石を打つ。封印前の魔王の側近で、深く慕い、誰よりも復活を待ち望んでいた。後述する魔王がラオウのそっくりさんであることから、シャチよりも光帝バランの要素が強い
魔王
封印された魔王。名前はそのままマオウ。北斗神拳長兄、暴凶星ラオウのそっくりさん。

その他キャラクター

フウガン、ライガン、オブツワショードク、デビルリバーシブル、
パットがかき集めてきた、序盤の聖剣探索のメンバー。それぞれフウガ、ライガ、サウザーの配下、デビルリバースのそっくりさん。
デカイバ
でかいババアのそっくりさん。原作のような巨漢の女装ではなく、実際に巨大で屈強な老婆。悪党ではなく人格者であり、アミバたちに魔法学院MANALANDへの就学を勧め、魔王退治でもサポートを続ける。
ラスロップ
本作オリジナルキャラクター。魔法学院MANALANDの講師。よぼよぼの老人だが腕は確かで、アミバの資質を見出し、魔法と北斗神拳の組み合わせを指導する。
エリカ
本作オリジナルキャラクター。魔法学院MANALANDの女生徒。アミバとシューザの恋の相手となる。立ち位置的にはユリアに近いが、ユリアのそっくりさんは別にいる
女王ユーリア
南斗慈母星ユリアのそっくりさん。アミバ一行に魔王退治を託し、自らも軍を率いてサポートする
ケンシロウ
アミバとの闘いで勝利した北斗の拳の主人公。異世界にはそっくりさんもおらず、登場の機会はないと思われたが……?
勇者
過去に魔王を封印した人物。異世界転生してきた北斗神拳の伝承者で、アミバと同じく魔法と組み合わせて使ったことがわかっている。無想転生を究極魔法として後世に残してもいるため、歴代伝承者の中でも相当の使い手だったと推察される。

モンスター

ドラゴン
アミバが目覚めたときに飛んでいたモンスター。また、アミバが暴走した個体を撃破した。
ゴブリン
小型モンスター。知能が低く、集団で行動する。髪型がモヒカン。ゴブリン達を率いるモンスターにKING (北斗の拳)を模したキャラクターが登場する。    
ボストロール
ハート様のそっくりさん。ゴブリンたちを統べる大型モンスター。自分の血を見ると正気を無くして狂暴化する。秘孔が効かなかったことで、アミバに本当に人間ではないことを悟らせたが、南斗聖拳も使えるアミバの敵ではなかった。
キノコックス
アミバがトルーキンから逃れて遭難したときに見つけたキノコ型の生き物。猛毒があり、獲物に寄生する。アミバはそれを見つけたときには、毒があるかもしれないと食べるのを一時期やめようとしたときがあったが、試しに少しかじるのならと考えて一つかじった。濃厚な味と芳醇な香りでアミバは病みつきと化した。その後にアミバはキノコックスの毒にあたり、ケンシロウやトキが出てくる幻覚に悩まされた。
死獣ゲバルト
魔王四天王魔王剣士ロウ(ジャギ)が放ったアンデッド。全身に猛毒を持ち、アミバの南斗水鳥拳で切り刻まれても何の問題もなく再生するなど、非常に強力なモンスター。北斗の拳では存在しえないタイプの難敵で、アミバ一行を大いに苦しめた

アミバが関わった技、本作品と北斗の拳で出てきた技。

二指煉獄破
リリンがアミバに教えた火炎魔法「ノクトルカ」をアミバが名前を変えることで完成した技。名前が強そうな割に小さな火の玉が出るだけで焚き火の火も起こすことができない。
鷹爪三角脚
アミバが使う技。壁をキックし、その勢いで相手を狙う技で、その姿が獲物を狙う鷹のようだったが、ケンシロウとの闘いで難なくかわされてしまう。
新アミバ流北斗神拳二指怨霊破
アミバが使用する北斗神拳と「ノクトルカ」が合わさった必殺技。
フレイムバーム
リリンが習得した火炎魔法。リリンがフレイムバームを発射している姿に感激したアミバが教えてほしいとせがんだが、リリンはあっさりと断った。

作風

連載開始の広告が公開された際には、「アミバが主役の異色作」として話題となった[4]。ライターの高塔琳子によると、本作は「魔法学校などやりたい放題なノリと勢いながらも、読んでいるうちに不思議とアミバが好きになってしまう魅力ある作品」である[4]。異世界の設定でありつつ、でかいババァや種モミじいさん、リン似の魔法使いや記憶喪失のジャギなど、馴染みのあるキャラクターが登場する[4]

書誌情報

  • 武論尊、原哲夫(原案)・錦ソクラ(原作)・なっとうごはん(作画)『北斗の拳外伝 天才アミバの異世界覇王伝説』コアミックス〈ゼノンコミックス〉、全9巻
    1. 2022年4月20日発売[1][5]ISBN 978-4-86720-362-0
    2. 2022年8月20日発売[6]ISBN 978-4-86720-407-8
    3. 2022年12月20日発売[7]ISBN 978-4-86720-452-8
    4. 2023年4月20日発売[8]ISBN 978-4-86720-497-9
    5. 2023年9月13日発売[9]ISBN 978-4-86720-562-4
    6. 2023年12月20日発売[10]ISBN 978-4-86720-598-3
    7. 2024年5月20日発売[11]ISBN 978-4-86720-640-9
    8. 2024年9月20日発売[12]ISBN 978-4-86720-686-7
    9. 2025年1月20日発売[13]ISBN 978-4-86720-727-7

イベントなど

脚注

外部リンク

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