向山淳
日本の政治家 (1983-)
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来歴
埼玉県川口市生まれ[3]。父の仕事により、2歳から4歳までペルー、11歳から14歳までアメリカ合衆国、14歳から15歳までアルゼンチンへと移り住んだ[4]。
慶應義塾女子高校卒業後、慶應義塾大学法学部政治学科に進学、卒業。
三菱商事で13年間勤務。主にインターネット決済事業、電力や港湾などのインフラ投資に従事。北海道出身で当時の同僚の夫と結婚。カナダのトロントに駐在し、カナダ三菱商事インフラ金融部長兼OMERS(オンタリオ州地方公務員年金基金)の戦略投資部に出向し、欧米豪の発電所・港湾・高速道路等のインフラ投資や、中小企業の企業再生投資等に従事。その後、夫の転勤時に退職するも、不妊に悩む。その経験から政治家を目指すことを決意。政策を学ぶため留学を決意し、合格通知を受け取ったところ、妊娠も発覚。誕生した娘を連れ、神山財団の奨学金を受け[5]、ハーバード大学に娘と2人で私費留学した。
修了後はアジア・パシフィック・イニシアティブ主任客員研究員[5]として新型コロナ民間臨時調査会に参加したほか、自由民主党デジタル社会推進本部Web3PTワーキンググループメンバー[6]や、コロナ危機下の育児と仕事の両立を考える保護者有志の会発起人[7]、向山政策ラボ代表などで活動。
2022年7月の第26回参議院議員通常選挙で、執行部の比例区の女性比率を3割にする方針により、公示直前に自由民主党公認を受けて立候補したが、20,638票の獲得に留まり、落選[8]。
その後、夫の家族がいる函館で次期衆院選の公募に応募し、2023年7月に自由民主党北海道第8選挙区支部長に就任。2024年4月、学校法人野又学園の元理事長の野又肇が「向山じゅん連合後援会」の会長に就任した[9]。
2024年10月15日、第50回衆議院議員総選挙が公示され、北海道8区からは向山、立憲民主党現職の逢坂誠二、日本共産党新人の元函館市議会議員の本間勝美の計3人が立候補した。逢坂は比例名簿には登載されなかった[10]。10月27日、総選挙執行。投票締め切りの20時[11]直後に北海道文化放送は逢坂の当選確実を報じたが[12]、向山も惜敗率(84.909%)上位により比例復活を果たした[13][14]。
2025年9月5日、総裁選の前倒しを求める意思確認の書面に署名・捺印した[15]。同年10月22日、第1次高市内閣で総務大臣政務官に就任[16]。
2026年2月の第51回衆院議員総選挙においては、新党である中道改革連合に参加した逢坂誠二と一騎打ちに。函館市長である大泉潤は向山の活動を評価した上で、「国の頂点を狙える、日本を、地方を変えてくれる政治家に、函館、道南は出会った」と紹介し、支持を表明した[17]。2月8日の投開票の結果、自民党が全国的に圧勝する中で逢坂に比例復活を許さず再選した[18]。同年2月19日、第2次高市内閣で総務大臣政務官に再任[19]。
選挙
| 当落 | 選挙 | 執行日 | 年齢 | 選挙区 | 政党 | 得票数 | 得票率 | 定数 | 得票順位 /候補者数 | 政党内比例順位 /政党当選者数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 落 | 第26回参議院議員通常選挙 | 2022年 7月10日 | 38 | 比例区 | 自由民主党 | 2万0638票 | 50 | 30/33 | 30/18 | |
| 比当 | 第50回衆議院議員総選挙 | 2024年10月27日 | 40 | 北海道第8区 | 自由民主党 | 8万3006票 | 43.13% | 1 | 2/3 | 3/3 |
| 当 | 第51回衆議院議員総選挙 | 2026年 2月 8日 | 42 | 北海道第8区 | 自由民主党 | 10万8229票 | 55.29% | 1 | 1/2 |
人物
- 愛称は「むこじゅん」で自身のYouTubeチャンネルやSNSアカウントでこの呼称を使用している[20]。
- 夫は2021年よりLuupの取締役・執行役員を務める向山哲史[1][21]。
- 衆議院へ初登院した2024年11月11日、本会議開始前の議場で、向山はスマートフォンで同僚議員福田かおるの写真を撮った。衆議院規則第211条では「議員は、議院の品位を重んじなければならない」と定められ、議員の議場内撮影を禁止するものと解釈される。その後、向山はX(旧Twitter)で謝罪し[22][2]。自民党幹部も向山と福田を口頭で注意。11月13日の議院運営委員会の理事会で自民党の理事が陳謝した[23][24][25][26]。一方、古市憲寿は、12日に「なぜ議場が撮影禁止かを合理的に説明できるんだろうか。テレビカメラもあるから保安上の理由ではない。どうしてダメなの」とXで主張するなど、擁護の声もあった[27]。
- 2024年12月のNHK日曜討論で「新人議員に問う 目指す政治・社会は」に新人議員として出演[28]、SNSでの政治活動、政治資金の問題、現役世代への対応や、少数与党として迎える国会論戦などを議論した。[29]。
著書
共著 一般財団法人アジア・パシフィック・イニシアティブ著『新型コロナ対応・民間臨時調査会 調査・検証報告書』、ディスカヴァー・トゥエンティワン、2020年10月。ISBN 978-4799326800。