福田かおる
日本の女性政治家 (1985-)
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来歴
生い立ち
富山県高岡市生まれ[1]。埼玉県三郷市育ち[6]。父は教育学者、母は小学校教員を長く勤める[7]。軍医の祖父と教員の祖母は大陸から帰還した引揚者[8]。
渋谷教育学園幕張中学校・高等学校卒業[9][10][6]。高等学校在学時に米国公立高校に留学[1]。留学中に同時多発テロに遭遇した[11]。東京大学法学部卒業[6]。大学在学中に、全国大学生環境活動コンテスト(ecocon)を学生代表として開催[1][12]。
国家公務員I種試験に合格したキャリア官僚[2]として2008年4月に農林水産省に入省し[13]、2010年7月に国土交通省観光庁へ出向[13]。この間、観光による地域振興施策の企画・実施、 森林の間伐を促進するための法令改正等に従事した[14]。2013年から2015年にかけて長期在外研修。国際連合食糧農業機関(FAO)アジア・太平洋地域事務所、タイ王国、インド、バングラデシュ、マラウイ共和国でインターン[15]。米国コロンビア大学国際公共政策大学院修了(修士)[13]。2015年から農林水産省に勤務し、TPP関連業務、漁船・漁業の保険制度の改正、二国間交渉の調整等に従事[14]。2017年には「Team414」という若手職員有志からなる政策研究チームを同僚と共に農林水産省内に立ち上げ、提言書[16]を発表した[17]。当時農林水産大臣であった齋藤健は、まだ課長補佐であった福田らからTeam414の活動報告を直接受けた[3]。2018年7月に日本貿易振興機構に出向[13]。33歳で結婚[9]。2021年10月に内閣官房に出向[13]。2022年3月に農林水産省を退職[13]。
官僚時代における影響が知られる仕事に、日本貿易振興機構出向時の活動がある。タイの法改正[18]によって日本からの400億円規模の農林水産物の輸出[19]が滞る可能性を認識し、日本21都府県を回って対応を説明した[20][4]。商談会[21]等での活動を通して福島県産のもも等の輸出販路が拡大した[22][23][24]。2020年のコロナ禍においてはSNSキャンペーンやフードデリバリー強化等を実施し[25][26][27]、タイの日本食レストランの数は増加を続けた[28]。
政界入り
配偶者の後押しもあり政界に挑戦した[10][29]。2022年4月から衆議院議員齋藤健秘書[13]。齋藤健から福田へ秘書就任の打診があったとする報道があったが[30][31]、齋藤健の講演会や福田がSNSで公開した動画ではこの報道は否定されている。選挙区の当てもない形での政界参加を不安視する声もあった[29]。親には泣かれたこともあった[10]。
2022年11月の齋藤健法務大臣就任に伴い法務大臣秘書官(政務秘書官)に就任[32]。
NPO法人の代表も務めた[6]。
2022年11月18日、衆議院選挙区の新しい区割りである「10増10減」の改正公職選挙法案が参議院で可決され[33]、東京18区の区域は「武蔵野市・小金井市・西東京市」に変わった[34]。公募[35]により2023年3月22日に福田が自由民主党東京都第十八選挙区支部長に就任した[30][31]。この公募は女性限定公募であり、東京18区は元総理大臣の立憲民主党菅直人の地盤でもあったことから話題を集めた[36]。女性に限定することは憲法違反ではないかという抗議も自民党東京都連に寄せられた[37][38]。支部長就任直後には「どんな気持ちで支えればいいのかわからない」と自民党支持者から言われることもあった[39]。
インターンの市原蓮などとともに事務所を立ち上げ[40]、約350回の駅立ちと約60回の集会をおこなった[29]。
2024年10月27日の第50回衆議院総選挙の東京18区には、福田、立憲民主党の松下玲子、参政党の徳永由紀子、日本共産党の樋口亮の4人が立候補した。第50回衆議院総選挙で自民党は全体としては大敗したが、99002票を得た福田は約2200票差で松下を破り、初当選した。過去の選挙歴がなくこの選挙で小選挙区に勝利した唯一の自民党候補者となる。菅直人の後継指名を受けていた松下は比例復活により当選した。
衆議院議員


2024年11月11日、福田は衆議院に初登院した[41]。福田の初登院や103万円の壁についての発言はその日に放送されたNHKのNews Watch 9やクローズアップ現代[42]に取り上げられた。
2025年1月24日からの第217回国会では、政治改革に関する特別委員会[43]、予算委員会第五分科会[44]、厚生労働委員会[8][45][46][47]、安全保障委員会[48]、予算委員会第四分科会[49]で質疑をおこなった。
2025年2月10日、日本維新の会阿部圭史衆議院議員、国民民主党深作ヘスス衆議院議員と共に超党派の和平調停に関する議員勉強会を立ち上げた[50]。
2025年10月22日、1期生ながら第1次高市内閣にて文部科学大臣政務官に就任[51]。文部科学大臣政務官として、法務委員会[52][53]、文部科学委員会[54]、こども・子育て・若者活躍に関する特別委員会[55]、地域活性化・こども政策・デジタル社会形成に関する特別委員会[56]、北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会[57]で答弁をおこなった。
2025年11月12日、文部科学省は、日本成長戦略本部における人材育成についての指示も踏まえ、「人材育成システム改革推進タスクフォース」を設置し[58]、政務官の福田も構成員となった[59]。
2026年2月8日の第51回衆議院議員総選挙では、日本維新の会の推薦も受け[60]、東京18区で中道改革連合の松下玲子らを再び破り、2選。選挙期間中には、約半年前の都議会議員選挙では自由民主党と戦った東京都知事の小池百合子も応援の演説をした[61]。同年2月19日、第2次高市内閣で文部科学大臣政務官に再任[62]。
政策・主張
所属団体・議員連盟
- 和平調停議員連盟 (事務局次長)[66]
選挙歴
| 当落 | 選挙 | 執行日 | 年齢 | 選挙区 | 政党 | 得票数 | 得票率 | 定数 | 得票順位 /候補者数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 当 | 第50回衆議院議員総選挙 | 2024年10月27日 | 39 | 東京都第18区 | 自由民主党 | 9万9002票 | 42.34% | 1 | 1/4 |
| 当 | 第51回衆議院議員総選挙 | 2026年 2月 8日 | 40 | 東京都第18区 | 自由民主党 | 11万7383票 | 47.71% | 1 | 1/5 |
話題
- 自由民主党東京都第十八選挙区支部長に就任した2023年から、東京18区付近の飲食店についてGoogleマップから閲覧できる写真付きレビューをローカルガイドとして投稿している。2024年11月13日現在、約100店舗に及ぶ。味だけでなくWi-Fiの情報なども細かく記載されている。後述の議場内撮影事案の際にメディアに注目され、週刊誌には「令和の“ドブ板”」と紹介された[67]。
- 2025年3月3日、石破茂総理大臣が首相公邸で行った福田を含む自由民主党衆議院議員1期生議員15人との会食に際し、首相の秘書が会食前に土産名目として1人当たり10万円相当の商品券を参加議員の事務所を訪問して渡した。福田を含めた全員が商品券を返却した[68]。3月13日に朝日新聞によりスクープされ[69]、石破茂総理大臣は記者会見等でこの件を弁明した[70]。