問題物件

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イラスト 庄野ナホコ(単行本)
スカイエマ(文庫本)
発行日 2013年8月20日
発行元 光文社
問題物件
著者 大倉崇裕
イラスト 庄野ナホコ(単行本)
スカイエマ(文庫本)
発行日 2013年8月20日
発行元 光文社
ジャンル ミステリ
日本の旗 日本
言語 日本語
形態 四六判ソフト
ページ数 328
次作 天使の棲む家 問題物件
公式サイト books.kobunsha.com
コード ISBN 978-4-334-92895-7
ISBN 978-4-334-77318-2(文庫本)
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問題物件』(もんだいぶっけん)は、大倉崇裕による日本ミステリ小説のシリーズ。光文社より2013年8月から刊行されている[1]

2025年、テレビドラマ化された[2]

若宮恵美子は就職活動に難航し、不動産業界には興味はなかったが「大島不動産販売」の入社試験を受け、合格してしまう。総務部総務課で働くことになるが、総務部長の篠崎から依頼されたのは、大島不動産グループの亡くなった前社長の息子で病気療養中の大島雅弘の世話係となることだった。恵美子は了承し、雅弘と親交を深めていく。

その1年後、恵美子は突然、販売特別室への異動を命じられる。販売特別室は自社に限らず全国の不動産・物件に関するクレームを処理する部署で、販売特別室のメンバーは、恵美子、室長に任命された雅弘、恵美子に横柄な態度で接する室長代理の片山の3人だけだった。そこには、大島不動産グループの現社長で、雅弘の叔父・大島高丸の思惑があった。高丸は恵美子をクレーム対応に当たらせ、失敗した場合は雅弘に責任を追及し、雅弘を会社から追放しようとしていたのだ。

雅弘を見捨てることができない恵美子は、販売特別室の中で一人で闘うことを決意する。そんな恵美子の前に現れたのは、謎の男・犬頭光太郎だった。犬頭は、鮮やかな推理力と不思議な力で、恵美子の危機を救っていく。

登場人物

犬頭光太郎(いぬがしら こうたろう)
「探偵社 犬頭」の探偵を自称するが、その正体は謎に包まれている。
神出鬼没で、恵美子の前に突然現れては、不思議な力を使って悪党を蹴散らし、高い推理力で問題物件のクレームを解決していく。
背が高く、細身。犬寄りの発言が目立つ。
恵美子からは、よく苗字を「犬頭(いぬあたま)」と読み間違いされる。
若宮恵美子(わかみや えみこ)
「大島不動産販売」総務部総務課 課員→販売特別室 課員。
介護関係の専門学校に通い看護師免許を取得していたことで、「大島不動産販売」に採用され、大島雅弘の世話係となる。
だが1年後、大島不動産グループの権力争いに巻き込まれ、販売特別室に異動することになる。
大島雅弘(おおしま まさひろ)
20歳(第1作)。大島不動産グループの亡くなった前社長・信昭(のぶあき)の息子。「大島不動産販売」の役員。
9歳で治療法が確立していない難病にかかり、屋敷でほぼ寝たきりの状態となる。12歳のときに両親を飛行機事故で亡くす。
難病の新たな治療法が提案され、試してはいるが、1年経っても目立った効果は出ていない。
大島不動産グループの権力争いで、「大島不動産販売」の販売特別室の室長となる。
篠崎(しのざき)
「大島不動産販売」の総務部 部長。
前社長派のトップ。現社長の大島高丸から、雅弘や前社長派の社員を護ろうとしている。
片山(かたやま)
「大島不動産販売」の総務部総務課 課長→販売特別室 室長代理。
現社長派。神経質で、恵美子に嫌味な振る舞いをする。
犬太(いぬた)
雅弘が大切にしている、犬のぬいぐるみ。
雅弘が1歳のときに、誕生日プレゼントで貰った。だが、雅弘は犬太を誰から貰ったのか覚えていない。

書誌情報

問題物件
タイトル初出
居座られた部屋ジャーロ』2011年秋冬号
借りると必ず死ぬ部屋『ジャーロ』2012年春号
ゴミだらけの部屋『ジャーロ』2012年夏号
騒がしい部屋『ジャーロ』2012年秋冬号
誰もいない部屋『ジャーロ』2013年春号
天使の棲む家 問題物件
タイトル初出
天使の棲む部屋『ジャーロ』2014年初夏号、秋冬号
水の出る部屋『ジャーロ』2015年春号
「水が出る部屋」改題
鳩の集まる部屋『ジャーロ』2015年初夏号
終の部屋『ジャーロ』2015年秋冬号

テレビドラマ

脚注

外部リンク

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