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国営昭和記念公園

東京都にある国営公園 From Wikipedia, the free encyclopedia

国営昭和記念公園(こくえいしょうわきねんこうえん、: Showa Kinen Park, Showa Commemorative National Government Park)は、東京都昭島市立川市に跨る日本国営公園

座標 北緯35度42分26.7秒 東経139度23分39.5秒
面積 165.3 ha
概要 国営昭和記念公園 Showa Kinen Park, 分類 ...
国営昭和記念公園
Showa Kinen Park
秋色に染まる銀杏並木
国営昭和記念公園の位置(多摩地域内)
国営昭和記念公園
分類 国営公園
所在地
座標 北緯35度42分26.7秒 東経139度23分39.5秒
面積 165.3 ha
開園 1983年10月26日
設計者
建築家・技術者 みどりの文化施設ゾーンセンター施設:伊東・クワハラ・金箱・環境エンジニアリング設計共同体
運営者 H27-30国営昭和記念公園運営維持管理業務 昭和記念公園 パークス共同体[1]
年来園者数 404万人(2016年度)[2]
駐車場 大型車93台、普通車2531台
事務所 国営昭和記念公園事務所
事務所所在地 東京都立川市緑町3173
公式サイト 国営昭和記念公園
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GREEN SPRINGSからの国営昭和記念公園と富士山
航空写真に見る昭和記念公園付近。1989年撮影。公園として整備されているが、飛行場だった名残もまだ見られる。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)(現・地図・空中写真閲覧サービス)の空中写真を基に作成
航空写真に見る昭和記念公園付近。1974年撮影。まだ立川飛行場が米軍接収されていた頃。右端の黒くなっている辺りが現立川飛行場の滑走路。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)(現・地図・空中写真閲覧サービス)の空中写真を基に作成

概要

昭和天皇御在位五十年記念事業」の一環として、1979年昭和54年)11月の閣議決定により設立された国営公園である[3]。建設地は米軍立川飛行場跡地で[4]1980年(昭和55年)に事業に着手し、1983年(昭和58年)10月に第一期開園となった[3]

その後、レインボープールや子供の森、日本庭園、砂川口、盆栽苑等次々と施設が整備され、2005年平成17年)11月にはみどりの文化ゾーンが共用され、同時に昭和天皇記念館が開館した。

2022年5月現在、計画面積約180.1 haのうち、約169.4 haを供用している[3]

本公園は立川基地跡に開設されており、レクリエーション施設としての面もあるが、大規模な災害が発生した場合は、避難場所としての機能を果たすよう設計されており、立川市と昭島市の広域避難場所の一つに指定されている[5]。また、防災関係機関が所在する立川広域防災基地が公園に隣接している。

園内施設

みどりの文化ゾーン

  • ゆめひろば
  • 花みどり文化センター
  • カフェ
  • 昭和天皇記念館(有料)
  • 浮游の庭
  • ミュージアムショップ
  • 総合案内所

展示施設ゾーン

  • ドッグラン
  • カナール(全長200 m
  • ふれあい広場・レストラン
  • サイクルセンター(立川口・西立川口・砂川口)
  • サイクリング専用コース(全長14 km

水のゾーン

  • 水鳥 - 水面績約5 ha。ローボートやサイクルボートでのボート遊びも。
  • バードサンクチュアリー - 観察舎から様々な野鳥を観察できる。
  • 花木園 - 花木約200種、草花約200種が植栽されている。
  • レインボープール - 1985年オープン[6]。施設老朽化のため、2021年度から営業を中止[7]。解体・撤去して親水空間などを整備する案が2024年3月に公表されている[6]
  • 水あそび広場 - 施設老朽化及びエリアの再整備に伴う土壌調査のため、2023年度から利用休止[7]
  • レイクサイドレストラン - 併設売店あり。2023年3月から屋内休憩所として利用可[8]

広場ゾーン

  • みんなの原っぱ
園内最大のスペース(延べ11 ha)。イベント会場としても使用され、毎年夏には花火大会も行われる。

同施設は「公園と建築物を調和せる」ことを主眼として隈研吾設計。建築とランドスケープ(風景/景観)の統一を図ったデザインを打ち出している。隈の建築にしばしば用いられる伝統的な組木格子(木組み)が印象的な外観に仕上がっている。木材は東京の木・多摩産材(杉)を使用している[9]

森のゾーン

イベント

四季

年間イベント

通年
  • 自然体験イベント
  • サンデースポーツ教室(毎週日曜日)
  • 野鳥観察会(月1回、日曜日)
  • エンジョイ!ディスクゴルフ(月1回、日曜日):ディスクゴルフ初心者対象の講習会や自由参加のコンテストがある。
  • 山野草展(花木園展示棟、4 - 6月)
4月
  • 桜まつり
5月
7月
  • 立川まつり国営昭和記念公園花火大会(最終土曜日19:20-20:30、みんなの原っぱ、ふれあい広場ほか)
    • 東京で一番大きい1尺5寸玉が上がる三多摩一の花火大会として知られており、毎年70万人以上の観客を集めている。
8月
9月 - 10月
11月
  • 「秋の夜散歩」として日本庭園とイチョウ並木のライトアップを実施。イベントの開催場所の関係から入場が西立川口と昭島口と砂川口の3か所となる。なお、日中は「黄葉紅葉まつり」として同エリアを案内している。

女子大生の日

1995年(平成7年)、当時就職氷河期と呼ばれ、就職活動に苦戦していた女子大生を応援しようと、8月16日を「女子大生の日」とし、園内のレインボープールに無料招待する企画を実施した[10][11]。昭和記念公園が8月16日を女子大生の日としたのは、「1913年(大正2年)の8月16日に東北帝国大学の合格発表があり、3人の女子大生が誕生した」と認識していたからであり[10]、当時の読売新聞はこれを「史実」と報じた[11]。これ以降、女子大生の日は8月16日として世間に浸透したが、実際に女子学生の入学許可が官報に掲載されたのは8月21日であった[12]。東北大学男女共同参画委員会は、2020年(令和2年)6月に史実に基づいた日を記念日にしようと、日本記念日協会に女子大生の日を8月21日で申請し、協会は同年7月に8月21日を女子大生の日として登録した[12]

造成に先立っての反対運動の展開

本公園の造成に先立って左派活動家の菅孝行天野恵一によって反対運動が展開された。反対の理由としては本公園が昭和天皇の在50年を記念する国家事業として計画されたことに対し、天皇制の権威付けや昭和という時代を美化し、国家主義に繋がるのではという懸念を理由が挙げられた。立川基地は戦後砂川闘争などの反米運動の象徴的な場所であった。その聖地に国家が指導した記念公園として整備されることに対し、戦争の記憶や反基地運動の歴史を上書き隠蔽するものであるという主張が展開されたのである。しかし世論の支持を取り付けることは出来ず反対運動はフェードアウトしていった。焦りを感じた活動家らによって、開園の翌年に反天皇制運動連絡会(反天連)の結成に結びついた[13][14]

沿革

年表

特別イベント

その他、2013年には東京多摩国際園芸博覧会の開場となる予定があった。

アクセス

ゆかりの作品

脚注

関連項目

外部リンク

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