塩化プラセオジム(III)
From Wikipedia, the free encyclopedia
|
| |||
| 物質名 | |||
|---|---|---|---|
塩化プラセオジム(III) | |||
別名 塩化プラセオジム | |||
| 識別情報 | |||
| |||
3D model (JSmol) |
|||
| ChemSpider | |||
| ECHA InfoCard | 100.030.710 | ||
| EC番号 |
| ||
PubChem CID |
|||
| UNII | |||
CompTox Dashboard (EPA) |
| ||
| |||
| |||
| 性質 | |||
| PrCl3, PrCl3・7H2O(七水和物) | |||
| モル質量 | 247.24 g/mol(無水物) 373.77 g/mol(七水和物) | ||
| 外観 | 青緑色固体(無水物) 淡緑色固体(七水和物) | ||
| 密度 | 4.02 g/cm3(無水物) 2.250 g/cm3(七水和物) | ||
| 融点 | 786 °C (1,447 °F; 1,059 K) | ||
| 沸点 | 1,710 °C (3,110 °F; 1,980 K) | ||
| 13 ℃で104.0 g/100 mL | |||
| 磁化率 | +44.5・10−6 cm3/mol | ||
| 構造 | |||
| 六方晶(UCl3型), hP8 | |||
| P63/m, No. 176 | |||
| 三冠三角柱 (9配位) | |||
| 危険性 | |||
| 労働安全衛生 (OHS/OSH): | |||
主な危険性 |
刺激性 | ||
| 関連する物質 | |||
| その他の 陰イオン |
酸化プラセオジム(III), フッ化プラセオジム(III) 臭化プラセオジム ヨウ化プラセオジム | ||
| その他の 陽イオン |
塩化セリウム(III) 塩化ネオジム(III) | ||
塩化プラセオジム(III)は、化学式PrCl3をもつ無機化合物である。他のランタノイド三塩化物と同様に、無水物と水和物が存在する。無水物は青緑色の固体で、湿った空気に触れると速やかに吸湿して淡緑色の七水和物(PrCl3・7H2O)を生じる。
塩化プラセオジム(III)は、プラセオジム金属を塩化水素で処理して調製できる。[1][2]
- 2 Pr + 6 HCl → 2 PrCl3 + 3 H2
生成物は通常、真空昇華によって精製される。[3]
塩化プラセオジム(III)の水和塩は、プラセオジム金属または炭酸プラセオジム(III)を塩酸で処理して得られる。
- Pr2(CO3)3 + 6 HCl + 15 H2O → 2 [Pr(H2O)9]Cl3 + 3 CO2
PrCl3・7H2Oは吸湿性が強く、母液からは、そのままでは結晶化しにくいとされるため、デシケーター中で乾燥させることで結晶化が進むことがある。無水PrCl3は、七水和物を塩化アンモニウム存在下で400 ℃まで加熱して熱脱水する方法(いわゆる塩化アンモニウム法)で調製できる。[3][4][5] あるいは、塩化チオニルを用いて水和物を脱水する方法もある。[3][6]



