Wikiwand AI

夜の静けさに

From Wikipedia, the free encyclopedia

「夜の静けさに」(よるのしずけさに)あるいは「イン・ザ・スティル・オブ・ザ・ナイト」(英語: “In the Still of the Night”)は、コール・ポーター作のポピュラー・ソング。1937年のミュージカル映画『ロザリイ(英語版)』におけるネルソン・エディによる歌唱が初演である[1]。ドゥーワップ・グループ、ファイブ・サテンズの「In the Still of the Night(Nite)」(フレッド・パリス作曲)は「同名異曲」である[2]。また「夜のしじまに」は「サムウェア・イン・ザ・ナイト」の邦題である。

主な録音

ヴァースのない計72小節の楽曲。全音符の箇所が多いことから、間延びした歌い方になることを避けるため、ボッサ・ノーヴァやラテン調、速いテンポでの演奏が多い。題名に「静けさ」の語が含まれるが、情熱的な求愛型のラヴ・ソングである[1]。

音楽・音声外部リンク
ネルソン・エディによる歌唱(YouTube Music)

1937年のミュージカル映画『ロザリイ(英語版)』においてはネルソン・エディが歌唱している[1][3]。エディは歌いにくいから差し替えてほしいとポーターに要求した一方、プロデューサーのルイス・B・メイヤーはこの曲に感動したという。そのほか、ケイリー・グラント主演のポーターの伝記映画『夜も昼も(英語版)』(1946年)でも使われている[3]。

ネルソン・エディによる録音は、ユア・ヒット・パレード(英語版)において10位を記録している。そのほか1937年のチャートでは、トミー・ドーシー(ヴォーカルはジャック・レナード〈Jack Leonard〉)による録音が3位、レオ・レイズマン(ヴォーカルはリー・サリバン〈Lee Sullivan〉)による録音が9位にランクインしている[3]。

デラ・リース(英語版)のデビュー曲(1953年)でもあり、50万枚の売上を記録している。1960年のディオン・アンド・ザ・ベルモンツ(英語版)によるドゥーワップでのカヴァーは38位にランクインした。1991年に発表されたエイズの研究・救済のためのチャリティー・アルバム『レッド・ホット+ブルー(英語版)』には、ネヴィル・ブラザーズによる演奏が収録された[3]。

リーダー/ヴォーカル 収録アルバム 録音年 出典
ジェシー・ベルヴィン(英語版)(Vo.) ミスター・イージー 1959 CDジャーナル (2006)
ビリー・エクスタイン(Vo.) ノー・カヴァー、ノー・ミニマム(英語版) 1960[4] CDジャーナル (2006)
ヴィック・ダモーン(Vo.) My Baby Loves to Swing 1962 CDジャーナル (2006)
トニー・ハーパー(英語版)(Vo.) ナイト・ムード 1962 CDジャーナル (2006)
サミー・デイヴィスJr.(Vo.) アット・ザ・ココナッツ・グローブ(英語版) 1962
アーロン・ネヴィル(Vo.) ネイチャー・ボーイ〜ザ・スタンダード・アルバム 2003[5] CDジャーナル (2006)
カーリー・サイモン(Vo.) ムーンライト・セレナーデ (カーリー・サイモンのアルバム)(英語版) 2004 – 2005[6] CDジャーナル (2006)

その他、以下のミュージシャンによる録音がある。

インストゥルメンタル曲

関連項目

脚注/出典

ビブリオグラフィ

外部リンク

Related Articles

Timelines

Top Qs

Fact Checks