大阪府立八尾高等学校

From Wikipedia, the free encyclopedia

過去の名称 大阪府第三尋常中學校
大阪府第三中學校
大阪府八尾中學校
大阪府立八尾中學校
国公私立の別 公立学校
設置者 大阪府の旗 大阪府
学区 大阪府内全域
大阪府立八尾高等学校
平成校舎(敷地外、長瀬川岸にて撮影)
2007年平成19年〉2月撮影)
北緯34度37分24.917秒 東経135度35分42.357秒 / 北緯34.62358806度 東経135.59509917度 / 34.62358806; 135.59509917
過去の名称 大阪府第三尋常中學校
大阪府第三中學校
大阪府八尾中學校
大阪府立八尾中學校
国公私立の別 公立学校
設置者 大阪府の旗 大阪府
学区 大阪府内全域
理念質実剛健」にして「文武両道」の伝統
設立年月日 1895年2月21日 (131年前) (1895-02-21)
創立記念日 6月1日
共学・別学 男女共学
課程 全日制課程
単位制・学年制 学年制
設置学科 普通科
学期 2学期制
学校コード D127210000318 ウィキデータを編集
高校コード 27151K
所在地 581-0073
大阪府八尾市高町1番74号
外部リンク 公式ウェブサイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
テンプレートを表示

大阪府立八尾高等学校(おおさかふりつ やおこうとうがっこう、: Osaka Prefectural Yao High School)は、大阪府八尾市高町にある公立全日制普通科高等学校。略称および通称は八尾高やおこう

スクール・ミッション

中学校令施行に伴い大阪府が明治後期に新設した旧制中学校5校の一つで、同府内で3校目、同市外では2校目に開設された大阪府第三尋常中学校を前身校とする。

校地は長瀬川の左岸・西側に面しており、府立高校では2番目に広い敷地面積を持つ[注釈 1]。校地内には「狐山」きつねやまと呼ばれる長瀬川の堤防遺構が、中庭に隣接する形で、保存されている。また、長瀬川には、通用門に通じる専用橋である「百年橋」ひゃくねんばしが架橋[注釈 2]されている。

学制改革に伴い新制に改組された後、60年に渡り、全日制と定時制を並置する複数課程併置校であった。

大阪教育大学と高大連携を行っており、2・3年生の希望者は大阪教育大学天王寺キャンパス(大阪市天王寺区)で週1回大学生と一緒に講義を受講できる。他にも「出前講義」を行うなどしている。

卒業生の多くが大学進学を希望しており、国公立大学への進学者では、大阪教育大学への進学者が一番多い[注釈 3]。その他、環境教育人権教育にも注力している。

質実剛健」にして「文武両道」の伝統のもと、あふれる笑顔と真顔を大切に、新しい時代に応じた柔軟な発想ができる骨太の人格を備えたリーダーを育成する[2]

めざす学校像

  1. 「質実剛健[注釈 4]」にして「文武両道[注釈 5]」に励む生徒を育てる学校
  2. 母校への誇りと地域への愛を持ち続ける生徒を育てる学校
  3. 「骨太の人格[注釈 6]」を備え21世紀を支える人材をつくる学校[3]

生徒に育みたい力

  • [注釈 7]と志[注釈 8]を語る力(社会に貢献する自分を想像する力/目標を具体的に語る力)
  • 努力し続ける力(全力で学び続ける力/貪欲に挑戦し続ける力)
  • 人権を尊重し人とつながる力(仲間をつくる力/仲間を支える力/仲間を率いる力)[3]

教職員に望む力

チームの一員として自らの役割を自覚し「生徒に育みたい力」を身につけさせる力(豊かな人間性・実践的な専門性・開かれた社会性[3]

スクール・ポリシー

グラデュエーション・ポリシー

  • 様々な課題に対応するために、知識及び問題発見・分析・解決能力や幅広い教養を身につける。
  • 多様な価値観を認め、人権を尊重する寛容な心を育み、共働して課題に取り組む力をつける。
  • 夢と志を語り、生涯にわたって学び続ける力をつける。
  • より良い社会の構築のために主体的な判断のもとに行動ができる様々な分野のリーダーとなる人材を育成する[4]

カリキュラム・ポリシー

グラデュエ―ション・ポリシーに掲げる資質、能力などを修得するために、

  • 必修科目」、「学校選択科目」等必要な科目を体系的に編成し、講義、演習、実習、実験など、多様な形態の授業を適切に組み合わせたカリキュラムを展開する。授業時間確保のために前後期の2期制を継続する。
  • 主体的、共働的に行動できる力の育成を重視して、学校行事課外活動を設定する。
  • 「総合的な探究の時間」を軸とし、各教科等を横断した探究的な学びを深め、情報活用能力や課題発見・解決能力を育成する。また、学びを深めたい生徒のために、専門教育コースや高大連携を通じて人間力・進路実現力の育成を図る[4]

アドミッション・ポリシー

「質実剛健」にして「文武両道」の伝統のもと、あふれる笑顔と真顔を大切に、新しい時代に応じた柔軟な発想ができる骨太の人格を備えたリーダーの育成を行う。
グラデュエーション・ポリシーに定める人材を育成するために以下の生徒を求める。

  1. 将来に夢や志を持ち、それを叶えようという強い意志を持っている生徒
  2. 勉強にも部活動にも全力で努力し続ける強い意志を持っている生徒
  3. 生活を自己管理し、自学自習を貫くという強い意志を持っている生徒
  4. 人とのつながりの中で仲間とともに成長したいという強い意志を持っている生徒[4]

沿革

略歴

1894年明治27年)の中学校令改正で道府県1ヶ所の中学校(旧制)の複数設置が可能となり、大阪府は郡部にも1校増設する計画を立てた。若江郡八尾村のほか、堺市南郡岸和田町住吉郡平野郷町東成郡天王寺村などが誘致に動き、3校の増設が決定。翌1895年4月、大阪府第三尋常中学校として開校した。

当初、若江郡八尾村大字八尾(現・本町4丁目)の大信寺対面所を仮校舎として授業していたが、1897年中河内郡八尾村大字大信寺新田に校舎が完成し移転。1899年大阪府第三中学校へ改称。1900年には長瀬川左岸の中河内郡龍華村大字安中に運動場が完成した。この左岸の校地が漸次拡張され、のちの校舎新築移転を期に現所在地となる。

その後、府立の全ての中学校・高等女学校の校名を所在地名に基づく名称への変更[注釈 9]の認可[5]を受けたため、大阪府は、1901年4月1日付で大阪府第三中学校を大阪府八尾中学校に改称した。

しかし改称直後の4月20日に「學校ノ名稱ニ關スル件」(明治34年文部省令第11号)[注釈 10]の告示に伴い、大阪府は、改称2ヶ月後の6月3日付で大阪府立八尾中学校に再改称した。

太平洋戦争後の1948年昭和23年)の学制改革により、大阪府立八尾高等女学校(現・大阪府立山本高等学校)と交流(生徒・職員を交換)。男女共学の新制の大阪府立八尾高等学校に改編された。

年表

(年表の主な出典は公式サイト沿革のページ[6]

基礎データ

所在地

大阪府立八尾高等学校の位置(大阪府内)
大阪府立八尾高等学校

通学区域

  • 大阪府内全域

アクセス

バス

  • 近鉄バス
久宝寺線(07系統)
「光南町(長井医院前)」停留所より西北西へ約450m(徒歩約6分)
「八尾水道局前」停留所より南西へ約500m(徒歩約6分)
八尾線(70・72・73系統)
「八尾郵便局前」停留所より西北西へ約750m(徒歩約9分)
「清水町」停留所より西南西へ約750m(徒歩約9分)

鉄道

JR- Q25 八尾駅」より北へ約700m[7][注釈 12]
JR- Q24 久宝寺駅」より東へ約1.3km(徒歩約16分)

象徴

校章

  • 旧制中学校時代は「中」の文字に見立てた六稜の中央に創立順を表す漢数字の「三」を丸で囲って配した校章だった[8]
  • 新制高等学校改編後の1950年(昭和25年)1月に、河内の葦芽(あしかび[注釈 13]を象り、「高」の字を上に、大阪府第三尋常中学校の「三」の字を下に入れた校章が、生徒議会を通過し制定され、昭和25年度より採用されている。

校歌

作詞、作曲共に不詳で、編曲は西田奎一による。歌詞は3番まであり、校名は登場しない[9]

標準服

男子は詰襟学生服、女子は指定のセーラー服を標準服とする。私服の着用は認められるが、行事等の学校指定日は標準服を必ず着用する[9]

設置する課程、学科、コースならびに定員

2023年(令和5年)度まで募集人員は280名(7学級)であったが、2024年度より40名(1学級)増員での生徒募集となる。

入学者選抜

「一般入学者選抜(全日制の課程)」が実施され、また、合格者数が募集人員に満たない場合は「二次入学者選抜」が実施される。入学者は、学力検査の成績に調査書評定を加えた総合点により選抜された者が、校長により決定される[10]

総合点を算出するにあたって、「学力検査問題の種類並びに学力検査の成績及び調査書の評定にかける倍率のタイプ」はⅠであり、学力検査の満点は630点、 調査書の満点は270点とし、総合点の満点は900点となる[10]

また、学力検査における問題の種類については、国語、英語、ならびに数学は「発展的問題(C)」が選択されており、英語のリスニングテストの配点は約33%(3分の1)とされる[10]

教育課程

特別活動

学校行事

宿泊を伴うオリエンテーションは行われている。水泳大会や水泳合宿といった夏季の体育行事は無い。また冬季の体育行事としては、耐寒登山やマラソン大会は無いが、球技大会は行われている。芸術鑑賞会や芸術選択科目の作品展示会・発表会、百人一首大会、合唱コンクール予餞会は一切無い。

前期
後期

部活動

運動部は19、文化部は11、同好会は2あり、クラブ数は32である。

文化部

運動部

硬式野球部は、春夏あわせて10回(春6回・夏4回)甲子園に出場している。春は1929年第6回)・1931年第8回)・1952年第24回)にてベスト4、夏は1952年の(第34回)にて準優勝の成績をあげている[注釈 14]

同好会

学校施設

1948年昭和23年)大阪府立山本高等学校の校舎が新制の中学校に転用となったため、山本高校が八尾高校内に移転。また同年5月より9月まで、久宝寺村立中学校(現・八尾市立久宝寺中学校)も八尾高校の校舎を借用したため、一時3校が同居していた。なお山本高校は1950年に元の校舎に復帰している。

  • 昭和校舎 - 1934年、長瀬川左岸の校地に鉄筋コンクリート造で建設し移転(現在地)。太平洋戦争中の一時期、空襲の目標になることを避けるため迷彩が施された。
  • 平成校舎 - 1994年平成6年)に建て替えられた(現校舎)。

高校関係者と組織

高校関係者組織

  • 大阪府立八尾高等学校学校運営協議会 - 保護者、地域住民、校長、関係行政機関の職員の中から委嘱された委員による機関。学校運営及び当該運営への必要な支援に関して協議する。
  • 大阪府立八尾高等学校PTA - 生徒保護者教員による父母と教師の会(PTA)組織で、会員は入会金及び年会費を納入する。
  • 大阪府立高等学校PTA協議会 - 大阪府教育庁に近接する大阪市中央区糸屋町に事務局を置くPTA協議会。大阪府立八尾高等学校PTAの会員をもって会員とし、会員は単位PTA分担金として会費を納入する。
  • 大阪府立八尾高等学校同窓会 - 前身学校を含む卒業生による同窓会組織。事務局を校地内に所在する資料館に置く。

高校関係者一覧

著名な出身者

政治(立法・行政)
メディア
  • 坂上みき - パーソナリティー、ナレーター(高29期)
実業・経済
学術
文芸・芸術
舞台芸術・芸能
スポーツ
その他

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

Related Articles

Wikiwand AI