女子学園 悪い遊び
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花子、利江、ルミたちズベ公グループは、白バラ学園中等部で行われる予定の学園祭の幹部に指名される。補助金として5万円が支給されるもそれでは足りないため、彼女たちはあらゆる方法で工面し、学園祭を成功に導く。
学園祭の準備が始まろうとしていた。3年生の花子を中心にした利江、ルミたちのズベ公グループが、学園祭の幹部に指名されたが、5万円の補助金ではとても出来ないと、チリ紙交換、ヘドロ公害カンパ、はてはタンカバイまで始めて資金集めに奔走した。花子たちのおかげで、学園祭は盛大に催され無事終った。
その後、ズベ公グループは転校生の辺見涼子と対立し、塚田先生を誘惑する賭けに出る。ズベ公グループがことごとく失敗に終わるのに対し、涼子は塚田の下着を入手する。ある日、利江の妊娠が発覚し、夏期講習で塚田に強姦されたと嘘をつく。学校側の責任追及と塚田の退職を要求するズベ公グループと、利江の始末を優先させたい涼子との間で意見が割れ、丁半博打の末に涼子が番長の座を手に入れる。かくして利江の堕胎は成功するも、涼子とズベ公グループの退学が言い渡される。これに抗議した全校ストが行われるも、塚田は彼女らの退学撤回と引き換えに退職する。
キャスト
スタッフ
製作
封切りの時点で「ハレンチ路線の新シリーズ」[6]「ローティーン女子学園もの路線」[7]と、最初からシリーズものと告知された。1作目と2作目の公開日の間隔が短いため、二本は一緒に撮影したのかもしれない。白バラ学園中等部に転校して来た中学3年生の辺見涼子(夏純子)が巻き起こす騒動を描く学園ドラマ[3][8]。負ける度に一枚づつ服を脱ぐ野球拳方式に丁半博打や、人気教師の誘惑合戦など、コミカルなドタバタ劇で、教師やPTAをカリカチュアして描き、当時の学校管理の問題を織り込むなど、同時期に同じ日活/ダイニチ映配で大当たりしていた「ハレンチ学園シリーズ」の要素を取り入れている[3][8]。
日活は公開にあたり、「石坂洋次郎の今日版」と告知したが[8]、映画関係者は「高校生がウケたから、今度はジャリを剥いてやれという魂胆が見え見え」と評した[8]。初公開時の『月刊平凡』の映画紹介では「『ハレンチ学園』で連続ヒットを飛ばした日活が、またまたドハレンチな"問題作"で勝負、21歳の新人夏純子演じるカマトト中学生が見もの。鼻血ドバドバ吹き出るかもよ」と、今日ではあまり使われない表現で解説している[9]。
公開当時21歳の夏純子の中学生役にはやや無理があるが[2][3][10]、夏の陽性のお色気がウケ[2]、以降『女子学園 ヤバい卒業』『女子学園 おとなの遊び』の2作品が作られた[3]。
ロケ地
作品の評価
- 『週刊ポスト』は「ハレンチものも、ここまでくれば、いささか腹も立ってくる。いつまでナメる気だ。江崎監督は、主役の夏を"現代性を持ったフィーリングと達者な芸の持ち主"などと評価しているらしいが、それならそれで使いようがあるだろう。夏の出演作を見れば、"現代性"でも"達者な芸"でもなく、その"肉体"なのは明らかで、これが不況をかこつ日本映画の"本音"であり、"脱出作戦"であるとすれば、何ともお寒い。『一時、全く低迷していたアメリカ映画が、テレビ畑出身の俊鋭を発掘し、新人を"まとも"に抜擢し、ニューヨーク派を先頭に魅力的な作品で劣勢を跳ね返した姿勢に学べ』という評論家の怒りのほども分かる。アメリカの映画人は"真摯"だが、わが日本映画の"紳士"はのぞきにだけ、"真摯"な感じである」などと酷評した[8]。