安積町
日本の福島県郡山市の町名
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概要
5世紀から6世紀にかけて、安積郡付近にまで勢力を拡げた大和朝廷は、この地域の支配を確実なものとするため地域の統治を行わせる国造として阿尺国造を置き、比止禰命という人物を任命した。 この『阿尺』が『安積(あさか)』の地名の由来といわれている。
古くから交通の便が良く、鎌倉時代頃には奥大道(奥州大路)、江戸時代には奥州街道、そして近代には国道4号や東北本線がこの地域を経由しており、周囲の地域に比べて比較的早くから栄えた。
安積永盛駅の設置後は、小規模ながらも商店街や工場、市場等からなる市街地を形成しており、郡山市編入前からの住民は、郡山市中心部ではなく安積永盛駅付近を指して『街』と呼ぶことも少なくない。 ただし、郡山市とは市街地同士の距離が近いため、南拠点地域(郡山操車場跡地)の開発や国道4号沿いの店舗の立地等により、市街地が徐々に郡山市街地と一体化しつつある。
現在は、日出山地域・笹川地域・荒井地域・長久保地域では郡山市街地へのアクセスが非常に便利なことから、住宅街が大半を占めており、柴宮団地・雷神団地・安積団地・槍ヶ池団地と言った市営・県営住宅が多いことから郡山市街地へのベッドダウンとして発展している。一方で成田地域や牛庭地域では所々に住宅街が見られる程度で、未だに農業が盛んな地域となっている。
日出山地域には、阿武隈川が蛇行して流れていた名残で一部、阿武隈川の対岸に取り残された島のような地域がある。 この地域は阿武隈川跡の池(三日月湖)に囲まれており、安積町側からは歩行者を除き、田村町を経由しないと入れない。
地理
歴史
- 1909年(明治42年)10月18日 - 国鉄東北本線笹川駅(現・安積永盛駅)が開業する。
- 1943年(昭和18年)10月1日 - 永盛村が町制施行し、永盛町となる。
- 1953年(昭和28年)5月18日 - 国道115号(現在の国道49号)が制定。
- 1954年(昭和29年)12月10日 - 永盛町が豊田村と合併し、安積町が発足。
- 1955年(昭和30年)3月10日 - 川田地区が分離し三穂田村へ編入される。
- 1965年(昭和40年)
隣接していた自治体
行政区域変遷
- 変遷の年表
| 安積町町域の変遷(年表) | ||
|---|---|---|
| 年 | 月日 | 旧安積町町域に関連する行政区域変遷 |
| 1889年(明治22年) | 4月1日 | 町村制施行に伴い、以下の村がそれぞれ発足[2][3]。
|
| 1943年(昭和18年) | 10月1日 | 永盛村は町制施行し永盛町となる。 |
| 1954年(昭和29年) | 12月10日 | 永盛町・豊田村が合併し安積町が発足。 |
| 1955年(昭和30年) | 3月10日 | 安積町の一部(川田)は穂積村・三和村とともに合併し三穂田村が発足。 |
| 1965年(昭和40年) | 5月1日 | 安積町は郡山市と安積郡富久山町・日和田町・熱海町・喜久田村・逢瀬村・片平村・ 三穂田村・湖南村と田村郡田村町とともに合併し郡山市が発足。安積町は消滅。 |
- 市制・町村制以前の変遷表
- 市制・町村制以後の変遷表
行政
国管轄の機関
- 国土交通省郡山国道事務所
県管轄の機関
- ビッグパレットふくしま
- 郡山警察署笹川交番
- 福島県林業研究センター
- 上記の他、現在、郡山市麓山にある県合同庁舎をビッグパレットふくしま北隣に移転する構想があるが、県の資金難のため、実現していない。
市管轄の機関
- 安積行政センター - 安積図書館を併設
- 郡山地方広域消防組合 郡山消防署安積分署
- 安積スポーツ広場
交通
鉄道
路線バス
- 一般路線
- 福島交通により運行されている。
- 高速バス
- 仙台 - 郡山・須賀川線 安積二丁目バス停から仙台方向へ利用することが可能。
道路
- 一般国道
- 国道4号あさか野バイパス
- 県道
- 福島県道17号郡山停車場線
- 福島県道47号郡山長沼線
- 福島県道109号安積長沼線
- 福島県道110号田村安積線
- 福島県道143号仁井田郡山線
- 福島県道355号須賀川二本松線
- 福島県道372号須賀川二本松自転車道線
- 主要な市道