寧波駅
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歴史
- 1914年 - 杭甬線(現在の蕭甬線)の開通に伴い、初代の寧波駅が開業。旧駅は寧波市江北区桃渡路の姚江沿いの江北公園付近に位置していた[3]。
- 1938年2月1日 - 日本軍による爆撃で駅舎が焼失[4]。杭甬線の軌道は全て撤去された[5]。
- 1953年7月1日 - 杭甬線が蕭甬線に改称され、同時に路線の再敷設工事が開始される[1]。
- 1959年
- 1982年 - 貨物駅である寧波北駅が建設される[5]。また、信号保安設備が電力通票閉塞から継電半自動閉塞となる[3]。
- 1988年2月10日 - 乗客数の急速な増加に伴い、新駅舎が建設される。建設費用は343万元であった[3]。
- 1998年5月20日 - 2回目の拡張を行い、同時に一等駅へ格上げされる[3]。この拡張工事では、駅に乗り入れる線路を6本増やし、駅舎は5000平方m、510mの島式ホームが建設された。拡張総費用は4500万元であった[3]。
- 2009年10月1日 - 甬台温線が正式開通し、終端駅でなくなる。同時に蕭甬線が電化され、和諧号の運行を開始する[3]。
- 2010年9月7日 - 駅の大規模改築工事によりこの日の最終列車をもって、駅が全面閉鎖される。閉鎖期間中は近隣の寧波東駅が機能を代替した[6]。
- 2013年12月28日 - 工事の完了により、営業を再開。同時に南広場が供用を開始[7]。
- 2015年9月26日 - 北広場が供用を開始。同時に寧波軌道交通2号線の駅が開業[8]。
- 2017年6月10日 - 蕭甬線の線路を使用した都市間鉄道路線(寧波至余姚都市間鉄道)が開業[9]。
- 2020年12月23日 - 寧波軌道交通4号線が開業[10]。
駅構造
中国国鉄
| CR 寧波駅 | |
|---|---|
|
コンコース | |
|
ねいは Ningbo | |
| 所在地 |
|
| 所属事業者 |
中国鉄路総公司(CR) 蕭甬鉄路有限責任公司 |
| 管轄鉄路局 | 上海局集団 |
| 等級 | 一等駅 |
| 駅構造 | 地上駅 |
| ホーム | 単式ホーム2面、島式ホーム12面 |
| 開業年月日 | 1959年 |
| 乗入路線 4 路線 | |
| 所属路線 | 蕭甬線 |
| キロ程 | 147 km(杭州起点) |
| 所属路線 | 杭甬旅客専用線 |
| キロ程 | 150 km(杭州東起点) |
| 所属路線 | 甬台温線 |
| キロ程 | 0.00 km(寧波起点) |
| 所属路線 | 北侖支線 |
| キロ程 | 0 km(寧波起点) |
駅舎
駅舎の設計コンセプトは「天一生水、寧波甬浪(天が水を生み、寧波の波がうねる)」であり、同済大学建築設計研究院院長の許笑冰により設計された[11]。このデザインは2008年11月の市民投票で、書籍と海のシルクロードをテーマとしたもう一つの案を上回って選ばれた[12]。
駅舎の外観は駅北側にある寧波の歴史的建築天一閣の建築方法に由来する『易経』の「天一生水」の考えをモチーフとして、全体を白色がかった銀色とし、中央部にガラスで楕円形の構造で水滴をイメージ。下部は水滴が広がる波紋状の形状とし、駅舎全体と雨屋根を合わせて、海の波をイメージしている[13]。
駅舎は東西長さ258m、南北の幅245m、最大高さ39.25mの規模を有する。本駅舎は6階建てで、地上3階・地下3階からなる。地上3階は夹層商業施設で、飲食店、コンビニエンスストア、カフェなどの商業施設が入る。地上2層は駅出発階で、面積2万平方メートル、待合用の座席3200席を備え、両側に14対の駅改札口があり、それぞれ14面のホームに接続している。うち2~11番の改札口は高速鉄道列車用、その他は在来線列車用である。地上1階はホーム階で、ホーム、線路、南北に乗車券発売所を有し、有人窓口、乗車券の払い戻し・変更手続きを取り扱い、自動券売機も設置されている。北広場に向いた地上階には寧波都市圏都市間鉄道(既存の国鉄路線を改造した都市間鉄道)の専用入場口が設けられている。地下一階は駅集散コンコースで、6つの駅出場口があり、うち3・4番出場口は高速鉄道列車用である。地下二階と地下三階にはそれぞれ寧波軌道交通2号線の駅コンコースとホームが設置されており、北広場には4号線が乗り入れ、両者は乗換可能な構造となっている[14]。
駅前広場
南北それぞれに駅前広場があり、両広場間は国鉄駅の地下一階に設けられた地下通路によって、連絡している[15]。。 南広場は面積100837平方メートル、地下面積27487平方メートルである。上層は西から東へ、建設中のバスターミナルおよび駐車場、人々の行き交う広場、タクシー用の地下通路が設置されている。地下一階には駐車場およびタクシーの客待ちスペースが設置され[15][16]、駐車場には220台の自動車が駐車できる[17]。北広場は面積56086平方メートル、地下面積34006平方メートルで、地下一階の中央部に軌道交通4号線の駅コンコース、地下二階にホームがある[15]。2号線は2015年に開業した[8]。
ホーム
8面16線のホームを有する駅。島式ホーム6面、単式ホーム2面である。1・12・13・14番ホームは、在来線列車の停車に対応するホームで、その他のホームは高速鉄道列車用となっている。全ホームで同時に9000人以上の旅客を収容可能である[18]。ホーム上部には長さ450メートルの柱のない雨屋根が設けられている[19]。各ホームは2013年12月28日の開業日に供用開始された[20]。
- プラットホーム
- 待合室
寧波軌道交通
| 寧波軌道交通 寧波火車站駅 | |
|---|---|
|
D出口 | |
|
宁波火车站 Ningbo Railway Station | |
| 所在地 |
|
| 所属事業者 | 寧波軌道交通 |
| 管轄鉄路局 | 上海鉄路局 |
| 等級 | 一等駅 |
| 所属路線 |
■2号線 ■4号線 |
| キロ程 | 12.42 km(櫟社国際機場起点) |
| 駅構造 | 地下駅 |
| ホーム | 島式ホーム4面 |
| 開業年月日 | 2015年 |
国鉄の駅舎の地下に位置する地下駅。2号線の駅施設は、国鉄駅舎の直下に地下2階が駅コンコース、地下3階がホーム階となっている。ホームは長さ330m、幅21.1m、深度22.6m、建築面積は1.87万平方メートルである。4号線の駅施設は、北広場の地下2階に駅コンコース、地下4階にホームが設置されており、駅上部には北広場の駐車場が設置されている。
ホームは長さ340メートル、幅21.1メートル、埋設深さ16.6メートル、建築面積1.37万平方メートル、両ホームとも島式ホームである。2号線と4号線の駅コンコースは独立して設けられており、両線間は「Y」字形の通路での乗換が可能となっている。
駅は構内に特別な装飾を施す装飾重点駅に指定されており、2号線の駅は国鉄寧波駅の「天一生水」のテーマに合わせ、装飾テーマを「海洋」とし、青色を基調として水滴をモチーフとした吊り天井の装飾を採用している[21]。 駅のテーマ彫刻は「八方輻輳」と名付けられ、ステンレス鋼で交差する円弧を描くことで、四通八達の交通ネットワークを表現している。床面には寧波市の市花である山茶花が装飾されており、駅が寧波市における交通ターミナルであることを象徴している[22]。4号線の駅の装飾テーマは「潮流湧動」で、吊り天井に水の波紋のようなデザインを施している[23]。
- プラットホーム