杭州東駅

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所在地 中華人民共和国の旗浙江省杭州市上城区天城路1号
管轄鉄路局 上海局集団
等級 特等駅
杭州東駅
中国国鉄の西駅舎
杭州东
Hangzhoudong
所在地 中華人民共和国の旗浙江省杭州市上城区天城路1号
所属事業者 中国国家鉄路集団(CR)
管轄鉄路局 上海局集団
等級 特等駅
駅構造 地上駅
ホーム 15面30線
開業年月日 1992年4月1日
乗入路線 4 路線
所属路線 滬昆線
キロ程 ? km(上海起点)
筧橋
盈寧
所属路線 滬昆高速鉄道
キロ程 ? km(上海虹橋起点)
余杭
所属路線 寧杭旅客専用線
キロ程 ? km(南京南起点)
徳清
所属路線 杭甬旅客専用線
キロ程 0.0 km(杭州東起点)
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杭州東駅
各種表記
繁体字 杭州東站
簡体字 杭州东站
拼音 Hángzhōu dōng Zhàn
発音: ハンヂョウドン ヂャン
英文 Hangzhou East Railway Station
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杭州東駅(こうしゅうひがしえき、中国語: 杭州东站)は、中華人民共和国浙江省杭州市上城区に位置する中国国家鉄路集団(CR)上海局集団が管轄する1992年に建設が開始され[1]2010年には大規模改修を経たのち、2013年7月1日に現在の駅舎が供用開始された。完成当時、当駅はアジア最大級の巨大駅の一つであるとされ[2][3]、また当駅の完成は北京南駅上海虹橋駅と並ぶ中国高速鉄道最初の九大ハブ駅の完成として広く宣伝された[4]

歴史

かつて存在した旧駅舎(2006年1月)
旧駅時代のホーム(2008年6月)

駅は当初、鉄道部の「中取華東」事業における計画の一つとして建設され、1992年4月1日に上海鉄路局杭州鉄路分局直属の二等駅として開業した[5]。開業当初は長さ550メートルの旅客ホーム3面5線を有する駅で、1日わずか4往復の列車のみが停車する駅であった。1996年に駅と通過する浙贛線複線化工事が開始され、同年12月に当駅から盈寧駅中国語版の間で、翌年3月に筧橋駅中国語版までの複線化が完成した。この工事では同時に全長1690メートルの杭州疏解特大橋の新設も行われている。複線化に伴い、本線1本、着発線3本、旅客ホーム1面が新設され、同時に面積2906平方メートルの待合室1室と1507平方メートルの荷物預かり所の建設が行われた[6]1997年6月から1999年12月にかけては杭州駅が改修工事で一時閉鎖されたことで、所定同駅を発着とする一部の旅客列車を当駅発着とする代替措置が行われた[7]2002年には駅が二等駅から一等駅へと昇格した[6]2005年には浙贛線の電化工事が完了し、1日あたり停車列車本数が100本に増発された[8]。その後、2007年の第6次大規模提速政策による動車組列車運行開始を前にして、4・5番ホームの嵩上げが行われた[9]

旅客の急増による施設は時代に追いつかなくなり、2002年には杭州市政府により「最差形象建筑(最悪のイメージ建築)」の一つにも位置付けられてしまった[10]。そのような駅施設の改善を目的として、2008年12月27日に駅拡張工事の起工式が行われた[11]。工事は当時の鉄道部、浙江省杭州市による共同出資で実施され[12]2010年1月20日からは旅客業務を停止しての全面工事が開始された[13]2011年3月31日4月16日に既存線路の付け替え工事によってのちの在来線ホームを形成された[14]。駅舎主要部分の鉄骨構造工事は2012年9月6日に完成し、以後内装の工事に取り掛かられた[15][16]2013年3月20日に新駅舎に駅名板が掲げられる[17]。同年6月30日午前8時から駅の出札窓口が営業開始して一般公開され[18]、同日には駅地下に杭州地下鉄火車東駅も開業した[19]。翌日7月1日寧杭旅客専用線および杭甬旅客専用線の開通と同時に国鉄の駅は営業を再開した[20]2014年1月1日には西広場の供用も開始されている[21][22]。この一連工事の総投資額は約250億、付帯施設を含んだ駅施設の総建築面積は113万平方メートルにも達した[3]

出札窓口の混雑解消のため、2015年4月出場階に2か所の自動券売機設置スペースが新設された[23]2016年8月には駅舎1階東側にも乗車券発売所が新設された[24]2020年7月には杭州南駅の再開業によって、それまで当駅発着であった一部在来線列車の業務が分担されたことで混雑が緩和されたため、それまでの駅の24時間営業を終了した[25]。同年12月21日20時から12月30日終日まで、東入場口の改修工事が実施され、この期間は同入口の閉鎖がなされた[26]

2022年アジア競技大会による旅客増に備えるため、2022年初頭には駅施設の改修工事が再び行われた。工事内容としては、案内システムやセキュリティチェック設備の更新、東西に設けられたサービスセンターの改築、照明壁、旅客の待ち合わせ場所、優先旅客用待合室、軍人専用待合室、児童用の遊び場、母子用待合室などを整備および新設が含まれた。また、駅構内にあった商業スペースの導線の改善、中央通路にあった6店舗の撤去が行われた[27][28]

駅構造

駅舎

総用地面積40ヘクタール、総建築面積100万平方メートルの駅施設を有する。東西の2つの駅前広場を有している。東広場は地上16万平方メートル、西広場は地上11万平方メートルの規模がある。東広場が先に供用され、西広場は後の2014年1月1日に供用開始された[29]

駅舎のデザインには「銭江潮(銭塘江海嘯現象)」を由来とする意匠が取り込まれている[30][31]。待合コンコースと入場口は奥行き400メートル以上、幅60メートルで、柱を除いて遮るものがない構造となっている。ホーム屋根全体が柱のない雨よけ屋根の構造であり、旧駅に比べてホーム規模は数倍にも拡大された。駅舎に掲げられた駅名看板は、中国古代の書道家趙孟頫により書かれた字を集字したものが使用されている[32]

駅舎は地上3階、地下2階建ての上下5層で構成されている[31]。屋根には均等に配置された採光の天窓が設置され、柔らかい自然光が取り入れられている。また本駅舎全体には13275灯の照明が設置され、待合ホール天井にも5400灯以上が用いられている。空調の送風や換気の機構は構造の内部に遮蔽された構造となっており、独立した換気施設は設けられていない[33]橋上駅の構造を採用し、待合室は2階に位置している。入場口は出発階の東西南北4方向に設けている[34]。待合コンコースは天井高27メートル、幅60メートル、全長380メートルの規模を有し、28のホームにそれぞれ直結した改札口へと繋がっている[31]。 待合室の東西には2つの中間階があり、事務所やトイレの設置のほか、上階は民間の店舗が入居する商業エリアとなっている[35]

地上1階にはホームのほか、コンコースの東西に乗車券発売所が設けられ、西側の施設には自動券売機のみが設置されている。2016年8月に東側の乗車券発売所が供用開始される以前は有人窓口4窓と自動券売機8台を備えていた[36]。東側の施設は、有人窓口25か所と自動券売機28台を設置し、乗車券の払い戻しや公安証明書の発行にも対応した総合的な施設となっている[24]

地下1階は出場階である。改札内と改札外はガラス越しに区切られている。この階にはタクシー乗り場や東広場側にはバスターミナルのほか、杭州地下鉄火車東站駅の改札口も設けており、乗り換えが可能である[37]

ホーム

在来線ホームの通過線2本を含んだ15面30線のホームを有し、在来線、滬昆高速鉄道寧杭旅客専用線の各ホームに分かれている[38]。また将来的に乗り入れ予定の{{滬杭甬磁気浮上線中国語版(磁気浮上式鉄道)用に3面4線の余地が確保されている。ホーム天井に架かる雨よけ屋根の面積は7.4万平方メートルで、中国国鉄有数の大規模旅客駅の一つである[31]寧杭旅客専用線杭甬旅客専用線滬昆高速鉄道の列車が乗り入れる駅となっている[39]

駅周辺

東広場
西広場

バス路線

バスターミナル
東広場(駅構内始発)
東広場(駅外始発)
  • 124路,七堡中心路方面
東広場(途中の停留所)
  • 35路,呉山公交站—黄家村公交站方面
  • 81路,景芳南站—環丁路公交站方面
  • 304路,采荷路秋涛路口—半山路公交站方面
西広場(駅構内始発)
西広場(駅構内・途中の停留所)
  • 215路(夜間),蒋村公交中心站—景芳小区
西広場(駅外・途中の停留所)
  • B支2線,丁橋公交站—市府大楼
  • 47路,景芳六区—運河広告産業園
  • 99路,丁橋公交站—景芳南站
  • 357路,九福路公交站—九福路公交站
  • 358路,九福路公交站—九福路公交站

脚注

関連項目

外部リンク

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