寺田静
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参議院議員
秋田県横手市で生まれ、父親の仕事の都合で小学3年夏期に青森県青森市、小学6年時に茨城県、中学3年時に横手市それぞれへ転居した。横手市立横手南中学校で、管理教育を納得できずに中学3年11月から卒業までの5か月間登校しなかった。秋田県立横手城南高等学校も進路指導など管理教育を納得できずに3年生の1992年5月に中退した。1992年9月に大学入学検定試験を合格[2]し、仙台市の代々木ゼミナールで1年間浪人生活した。
1994年に日本育英会第二種奨学金を得て早稲田大学人間科学部へ入学[2]し、1998年に卒業した。1998年から東京大学生産技術研究所で勤務した[2]。大学生の弟は受講中の1999年4月に倒れたのちに遷延性意識障害で闘病して2000年7月に他界[3]した。2000年に辞職して秋田へ帰郷[2]した。
ハワイ大学海洋科学部へ学士入学したのち、一時帰国中の2003年に父親の指示で、寺田学の最初の衆議院選挙活動を手伝う。ハワイ大学を中退して2003年から寺田の公設秘書として勤め、2009年9月に寺田学と結婚[2]した。2009年から川口博衆議院議員の秘書として勤めて電気自動車普及協会の立ち上げに参加[4]した。2013年から義父である寺田典城参議院議員の公設秘書[2]として勤め、退職後は主婦[5]として生活する。
2018年から立憲民主党、国民民主党、社会民主党の3党の県連と連合秋田は、次期参院選で秋田県選挙区に統一候補の擁立を画策した。立候補の要請を受けた元民進党県連代表の沼谷純県議は、2018年末に不出馬を表明した。2019年2月4日に3党と連合秋田は、社民党県連の石田寛代表が推す寺田に立候補を要請することで一致した[6]。3月7日に寺田は立候補する意向を正式に表明した[7]。日本共産党は当初、党役員の藤本友里を候補者としたが、のちに寺田支持を決定して6月3日に藤本を比例区へ回した[8]。
2019年7月21日の第25回参議院議員通常選挙で、県内25市町村のうち15市町村の得票数が自民党現職の中泉松司を上回り、初当選した[9]。選挙期間中に、中泉は地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」配備の可否に関する考えを明らかにせず、寺田は配備反対を強調して大票田で候補地の秋田市で地上イージス批判層から得票を上積みして中泉を引き離した[10]。
2020年9月16日召集の第202回国会における首相指名選挙で、国民民主党の伊藤孝恵に投票した[11]。伊藤の名が読み上げられると「自分で入れたのか」「記録に残るのに何をやっているんだ」と野次が飛び交った[12]。寺田は当日にブログで「女性が意思決定の場に増えれば(生きづらい社会は)変わっていく」思いから伊藤に投票した[13]、と記した。以後5回連続して首班指名で伊藤に投票した。
2025年1月10日に、第27回参議院議員通常選挙で無所属として立候補することを表明[14][15]し、7月20日の投開票で再選[16]された。第2次石破内閣総辞職による10月21日の首班指名選挙で、自由民主党総裁となった高市早苗に投票した[17][18]。高市に投票した理由についてSNSで、「高市とは政治信条や価値観が一致しないものの、女性首相の誕生を心から願い続けた自身の言動に責任を持ちたい」「その最たる形である女性首相の誕生を心から願い、過去の首相指名選挙でも毎回女性議員に投票し続けてきた」高市の主張は賛同できない部分もあるが「女性首相が初めて誕生することは、『女性でもいつかは首相になれるのだ』と百回繰り返すよりも、はるかに大きな意義を持つ」と記した[19]。
参議院の自民党会派へ所属する意向が2026年1月15日に報じられた[20]。ライフワークである子供の貧困対策などの政策を進めるため[20]と理由を述べたが、自民党会派所属後も特定の政党や候補は応援しないとしている[20]。1月20日に自民党会派へ入会した[21]。
政策と主張
憲法
外交・安全保障
- 「他国からの攻撃が予想される場合には先制攻撃もためらうべきではない」の問に、2019年の朝日新聞社のアンケートで「反対」と回答[22]。
- 「北朝鮮に対しては対話よりも圧力を優先すべきだ」の問に、2019年の朝日新聞社のアンケートで「どちらかと言えば反対」と回答[22]。
- 日本の防衛力をさらに強化することについて、2025年の日本テレビのアンケートで「やや賛成」と回答[24]。
ジェンダー
- 選択的夫婦別姓制度の導入について、2019年の朝日新聞社、2025年の日本テレビのアンケートで「賛成」と回答[22][24]。
- 同性婚を可能とする法改正について、2019年の朝日新聞社、2025年の日本テレビ、2025年のNHK、各々のアンケートで「賛成」と回答[22][24][23]。
その他
- 「治安維持のためプライバシーや個人の権利の制約は当然だ」の問に、2019年の朝日新聞社のアンケートで「どちらとも言えない」と回答[22]。
- 消費税率を10%より高くすることについて、2019年の朝日新聞社のアンケートで「どちらかと言えば反対」と回答[22]。
- 物価⾼対策として消費税率を引き下げることについて、2025年の日本テレビのアンケートで「やや賛成」と回答[24]。
- 創作物の表現規制を主張する「子供の性搾取被害悪化の現状に鑑み、国連勧告に沿った児童買春・児童ポルノ禁止法の第三次改正を求めることに関する請願」の共同提出者の一人である[25]。
親族・家族
所属団体・議員連盟
選挙歴
| 当落 | 選挙 | 執行日 | 年齢 | 選挙区 | 政党 | 得票数 | 得票率 | 定数 | 得票順位 /候補者数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 当 | 第25回参議院議員通常選挙 | 2019年 7月21日 | 44 | 秋田県選挙区 | 無所属 | 24万2286票 | 50.46% | 1 | 1/3 |
| 当 | 第27回参議院議員通常選挙 | 2025年 7月20日 | 50 | 秋田県選挙区 | 無所属 | 21万9717票 | 47.98% | 1 | 1/4 |