小原田検車区
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南海高野線の河内長野 - 橋本間の複線化に伴う車両の増加に対応するため、1990年(平成2年)1月26日に着工し[1]、1996年(平成8年)11月15日に完成し[2][3]、同年11月24日のダイヤ改正から運用を開始した[4]。この複線化工事にあたっては新車庫の建設も含まれており、当初は紀伊清水駅付近に建設する予定であった。しかし、地元の反対など問題点が多かったため小原田地区に車庫を建設することになった経緯がある[5]。開設に伴い、従来千代田検車区の所属であった高野線の車両は当検車区の所属となった。業務内容としては、高野線所属車両の状態機能検査、列車検査(特急形車両・ズームカー中心)、随修作業を行う[6]。
2005年の検車区再編に伴い、千代田検車区が当区の支区として統合された[6]。
2020年10月に小原田検車区は小原田検車、千代田検車支区は千代田検車に改組され、すべて新設された高野線検車区の管轄となった。2021年10月に南海線検車区と高野線検車区が統合され検車区となったが[7]、ハンドブック南海では「検車区」を前置せず単に「小原田検車」などと記載されている。
2025年4月の泉北高速鉄道の南海への合併に伴い、高野線と相互直通していた同社の光明池車庫が光明池検車となり、泉北高速鉄道から継承された車両は、引き続き同所の配置となっている。
- 施設諸元[8]。
- 敷地面積:35400m2
- 線路有効長:3394m(15線)
- 収容能力:100両
- ピット線:3線(10両編成対応)
- 建物面積:6556.79m2
- 検車棟(3階建)、随修庫(2階建)、乗務員合宿所・信号扱所(3階建)、その他付属建物がある。
所属車両
事故
- 2022年5月27日深夜 - 営業運転を終えた30000系(特急「こうや」、特急「りんかん」)が、翌日営業運転に備えて入換を行っていた際、構内運転士が入換信号確認を怠ったのが原因で脱線。ポイントと車両の台車・床下機器・窓ガラスが破損した、構内運転士にケガは無し[9]。27日始発から構内で他の特急車両が動かせない為、2000系を代替車両として使用し全車自由席で通常特急時刻で営業運転した[10]。当初は29日まで運休とされていたが30日も損傷車両の移動が完了しておらず運休することが決まった。31日からは他の特急車両での営業運転を再開したが、一部の列車については一般車両での自由席特急の運行が続いていた。
- 2023年5月1日より当該車両は台車更新のうえ運用復帰した。