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小坂町

秋田県鹿角郡の町 From Wikipedia, the free encyclopedia

小坂町(こさかまち)は、秋田県鹿角郡にある町。東南は鹿角市、西は大館市、北は青森県と接している[2]。江戸時代には津軽街道が通る盛岡藩の領地であり、19世紀初頭以降、小坂鉱山などの金属鉱山からの金、銀、銅、亜鉛の採掘で栄え、閉山後はその鉱石精錬技術を活用して、日本を代表するリサイクル基地の一つとなっている[3][4]。

国 日本の旗 日本
都道府県 秋田県
概要 こさかまち 小坂町, 国 ...
こさかまち ウィキデータを編集
小坂町
小坂町旗 小坂町章
1972年(昭和47年)
4月1日制定
(便宜的な日付)[1]
国 日本の旗 日本
地方 東北地方
都道府県 秋田県
郡 鹿角郡
市町村コード 05303-1
法人番号 5000020053031 ウィキデータを編集
面積 201.70km2
総人口 4,140人 [編集]
(推計人口、2026年9月1日)
人口密度 20.5人/km2
隣接自治体 大館市、鹿角市
青森県:平川市、十和田市
町の木 ベニヤマザクラ
町の花 アカシア
町の魚 ヒメマス
小坂町役場
町長 細越満
所在地 〒017-0292
秋田県鹿角郡小坂町小坂字上谷地41-1
北緯40度19分59秒 東経140度44分10秒
外部リンク 公式ウェブサイト

小坂町位置図

■ ― 市 / ■ ― 町・村

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概要

鹿角盆地の北側に位置しており、面積の82%が森林に被われている[2]。

町の北東部には十和田湖があるが、2008年(平成20年)までは町の境界が確定していなかった。2008年(平成20年)9月に十和田市との境界が覚え書きによって決定して[5]官報に告示され、十和田湖の西側が正式に小坂町の町域となった[6]。

19世紀初頭(江戸時代末期)に小坂鉱山が発見され、金・銀の採掘の鉱山産業地域として町が栄えた。明治時代には銅・亜鉛の採掘も行われ、小坂鉱山事務所を始めとして多数の近代建築が建てられ、町は大いに栄えた。特に銅は、別子銅山・足尾銅山と並び三大銅山と称される産出をほこったが、第二次世界大戦後は鉱山資源が枯渇し、一時期は過疎化が進行した。

円高や鉱量の枯渇を受けて自山での採掘が停止した後は、輸入鉱の精錬に移行するとともに、精錬技術を生かした金属回収などリサイクル関連産業が多く立地するようになった[2]。町内には独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構の金属資源技術研究所が立地する。

観光産業では十和田八幡平国立公園に含まれる十和田湖とともに、鉱山関連産業遺産の小坂鉱山事務所や康楽館などの近代化遺産がある[2]。

町のシンボル

地理

隣接している自治体

人口

小坂町と全国の年齢別人口分布(2005年) 小坂町の年齢・男女別人口分布(2005年)
■紫色 ― 小坂町
■緑色 ― 日本全国
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性
小坂町(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 13,768人
1975年(昭和50年) 11,878人
1980年(昭和55年) 10,526人
1985年(昭和60年) 9,728人
1990年(平成2年) 8,035人
1995年(平成7年) 7,703人
2000年(平成12年) 7,171人
2005年(平成17年) 6,824人
2010年(平成22年) 6,054人
2015年(平成27年) 5,339人
2020年(令和2年) 4,780人
2025年(令和7年) 4,209人
総務省統計局 国勢調査より

歴史

町村制施行時の鹿角郡
3.小坂村(桃:後の小坂町)
  • 1590年(天正18年)豊臣秀吉朱印状により、鹿角郡は盛岡藩(南部領)と確定。
  • 1869年(明治元年)戊辰戦争後の盛岡藩への処分により弘前藩取締地となる。その後、北奥県となり、九戸県、三戸県、江刺県を経て、1871年(明治4年)第1次府県統合により秋田県の管轄となる。
  • 1884年(明治17年)9月18日 - 藤田組(後の同和鉱業、後のDOWAホールディングス)が政府から小坂鉱山の払い下げを受け創業する。
  • 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行に伴い鹿角郡小坂村と七滝村が発足。
  • 1902年(明治35年) - 鉱山の煙害が深刻化。後に煙害対策としてニセアカシア(アカシア)の植林が行われ小坂町の花となる[7]。
  • 1908年(明治41年)9月15日 - 藤田組が大館駅から小坂間に小坂鉄道専用鉄道を敷設する。
  • 1909年(明治42年)5月7日 - 小坂鉄道が藤田組から受け継いだ専用鉄道を小坂線として、大館駅-小坂駅間の旅客営業を開始する。
  • 1914年(大正3年)5月15日 - 小坂村が町制施行して小坂町が発足[8]。
  • 1938年(昭和13年)1月26日 - 小坂町立小坂小学校の体育館の屋根が積雪の重みで倒壊して児童8人が死亡、51人が重軽傷[9]。
  • 1955年(昭和30年)4月1日 - 鹿角郡小坂町、七滝村が新設合併し、(新)小坂町が発足。
  • 1956年(昭和31年)4月1日 - 鹿角郡小坂町の山根、上向の一部を十和田町に編入。
  • 1961年(昭和36年)10月12日 - 第16回国民体育大会に行幸啓した昭和天皇、香淳皇后が十和田ホテルに宿泊[10]。
  • 1990年(平成2年)10月12日 - 東北自動車道 小坂IC供用開始。
  • 1994年(平成6年)10月1日 - 小坂線が旅客営業を廃止し、貨物専業の鉄道となり、古館駅が廃止。
  • 2008年(平成20年)12月25日 - 青森県十和田市との境界のうち十和田湖の境界が確定する[6]。
  • 2009年(平成21年)4月1日 - 小坂線全線が廃止され、町内から鉄道が姿を消す。
  • 2013年(平成25年)11月30日 - 小坂JCT料金所を併設する秋田自動車道小坂北ICが地域活性化インターチェンジとして供用開始する。
  • 2014年(平成26年)
    • 3月24日 - 小坂鉄道跡を小坂製錬など3社より無償譲渡され、同時に小坂駅構内敷地を賃貸契約する[11]。
    • 6月1日 - 小坂駅跡を再整備し、小坂鉄道レールパークを開設。
    • 7月22日 - 小坂町立小坂中学校の旧校舎を改修して再利用し、町役場を小坂字上谷地に移転。

行政

歴代町長

小坂町役場の旧庁舎(2011年)
  • 木村實 - 1990年(平成2年)退任。
  • 川口博 - 1990年(平成2年)就任。2009年(平成21年)退任。
  • 細越満 - 2009年(平成21年)就任。5期目。

教育

高等学校

町内に高等学校は無い。かつては秋田県立小坂高等学校が存在したが[12]、2024年(令和6年)4月に秋田県立鹿角高等学校(鹿角市)に統合された[13][14]。

中学校

小学校

こども園等

  • 社会福祉法人こばと会小坂マリア園[15]

産業

小坂鉱山山神社から撮影した小坂製錬と小坂町

所在する企業

郵便局

交通

鉄道

町内を鉄道路線は通っていない。鉄道を利用する場合の最寄駅は、JR東日本花輪線十和田南駅。

廃止路線

かつて小坂製錬小坂線、小坂駅・古館駅があったが2009年(平成21年)に廃線(旅客営業は1994年で終了)になっている。

バス

道路

町内を南北に東北自動車道と国道282号が縦断し、東西に横断する秋田県道2号大館十和田湖線が町の中心部で交差する。また、十和田湖畔では国道103号、国道454号が町内を通り、十和田湖北側の平川市との境界付近の平川市域を国道102号が通る。

空港

放送

  • 十和田湖地区でのテレビ放送は、在青テレビ局が視聴されている。

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

七滝

出身有名人

脚注

外部リンク

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