小川晶 (政治家)

日本の政治家、弁護士、群馬県前橋市長、元群馬県議会議員 From Wikipedia, the free encyclopedia

小川 晶(おがわ あきら、1982年昭和57年〉12月21日 - )は、日本政治家弁護士群馬県前橋市長(2期)。群馬県議会議員(4期)を歴任した。

生年月日 (1982-12-21) 1982年12月21日(43歳)
前職 群馬県議会議員
概要 生年月日, 出生地 ...
小川 晶
おがわ あきら
2026年1月、前橋市にて
生年月日 (1982-12-21) 1982年12月21日(43歳)
出生地 日本の旗 日本 千葉県匝瑳郡野栄町(現・匝瑳市[1]
出身校 中央大学法学部
前職 群馬県議会議員
所属政党民主党→)
民進党→)
無所属
公式サイト 小川あきら Official Blog
当選回数 2回[注 1]
在任期間 2024年2月28日 - 2025年11月27日
2026年1月14日 - 現職
選挙区 前橋市選挙区
当選回数 4回
在任期間 2011年 - 2024年
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来歴

出生から学生時代

千葉県匝瑳郡野栄町(現・匝瑳市)の米農家の3人きょうだいの第2子・長女として生まれた[1][2][3][4]。実父は全国農民会議共同代表の小川浩[5][6]

もともとは教員を目指していたが、1997年に起きた神戸連続児童殺傷事件で自分と同い年の少年が逮捕されたことに衝撃を受けて弁護士を志した[3][7]清真学園高等学校卒業。中央大学法学部に進学。同大学5年生だった2005年、司法試験に合格。2006年、同大学を卒業[4][8]

弁護士

2006年、24歳で司法修習生として前橋に移住[7][9]。2007年には弁護士登録をして前橋市内の法律事務所で弁護士として勤務[10]。弁護士としては家庭内暴力の被害者の支援に努めた[7]。しかし、弁護士として出来ることに限界を感じ、法律条例を作る政治家を志すようになった[11]

群馬県議会議員 (2011年 - 2024年)

28歳の時に民主党公認で2011年の群馬県議選の前橋選挙区に出馬し初当選した[9]。この選挙では民主党は逆風を受けており、党が公認・推薦を行った新人6人のうち当選したのは小川のみだった[12]。2015年の県議選も民主党公認で当選した[9]。いずれの選挙でも小川は民主党の公認は受けつつポスターに党名は出さなかった[9]。2016年11月からは民進党群馬県連の政調会長を務めた[13]

2018年に民進党と希望の党が合流し国民民主党が結成されると、民進党籍だった小川は離党し無所属となった[14]。2019年と2023年の県議選では無所属で出馬しそれぞれ2位と1位で当選した[9]

2020年に行われた前橋市長選では小川は元前橋市議で無所属の中島資浩を支援した[15]。改正候補者男女均等法が施行された2021年6月には群馬県議会の他の女性議員と共に県議を対象としたハラスメント研修を実施するよう議長に申し入れを行った[16]

前橋市長 (2024年 - )

市長選

小川は2023年11月に翌年2月に行われる前橋市長選への出馬を表明した[17]。小川は無所属で出馬し、県議選で推薦を受けた立憲民主党や国民民主党、社民党からの推薦は受けず、連合群馬や共産党系の市民団体からの支援を受けた[18]。小川は当初は劣勢が伝えられていたが[19]、立憲民主党や共産党などの支持層を固め、無党派層や自民の支持層からも支持を得て、自公が推薦する現職の山本龍を破って前橋市長に当選した[20]。小川は、前橋市長として、初の女性市長であり、41歳で戦後最年少となった[21]。また、公選の前橋市長としては初の群馬県外出身者となった。

※当日有権者数:273,592人 最終投票率:39.39%(前回比:減少 3.77pts)

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候補者名年齢所属党派新旧別得票数得票率推薦・支持
小川晶41無所属60,48656.6%(支援)立憲民主党国民民主党日本共産党社会民主党
山本龍64無所属46,387票43.4%(推薦)自由民主党公明党
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自身の辞職に伴う2026年1月12日に行われた出直し市長選挙で再選。

※当日有権者数:270,839人 最終投票率:47.32%(前回比:増加 7.93[23]pts)

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候補者名年齢所属党派新旧別得票数得票率推薦・支持
小川晶43無所属62,893.53649.8%(支援)立憲民主党
丸山彬40無所属52,706.46341.7%(支援)自由民主党
店橋世津子64無所属8,1500006.5%(推薦)日本共産党
高橋聡哉66無所属2,1000001.7%
海老根篤78無所属4950000.4%
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人物

一人称は「ぼく」である。ただし、公的な場では「私」を使用するように心がけている[24]

不祥事と辞任

2025年9月24日、『NEWSポストセブン』が、小川が妻子のいる市役所幹部職員[注 3]と2か月で9回ラブホテルに通ったことを報じた[26]。ラブホテルの途中まで公用車を使ったり、災害対応をすべき大雨の日にラブホテルにいたりした。同日、小川は会見を開き、男性とラブホテルに行ったことを認め、仕事に関する相談だと弁明した[27]

滞在したラブホテルは低層階で、部屋ごとに駐車スペースが設けられ、衆目を避け車両での到達が可能だった[28]。部屋の面積は8-10畳ほどで、その大部分がネオン装飾が施された大型ベットで専有されていた[28]。室内に高さの低いテーブルとソファーがあったが[28]、ソファーは大人2人が横並びに体を密着させて座るのがやっとの幅の小型のものであった[28]。また豪華な露天風呂が併設されており、浴槽の傍らにはコーヒーテーブルが置かれ、その横には椅子があったが、椅子の数は1脚のみで露天風呂でも大人2人が打ち合わせすることは困難と報道された[28][29][28]

9月25日、小川は表敬訪問を受ける予定だったが副市長を代理に立て欠席した[30]。同日、山本一太群馬県知事は報道陣の取材に応じ、「10回以上、2人でラブホテルに行っている。『男女の関係はない』というのは言い訳として見苦しい。信じている人は誰1人としていない」などと批判した。

9月26日、前橋市議会の定例会最終日で登壇し、「市民の皆さんに多大なる迷惑をかけていることを深くおわび申し上げる」と改めて陳謝した[31]。閉会後、小川は市議会議員全員に対して非公開で説明の場を設け「市民のために力を尽くしていきたい」と述べた。説明を終えた小川は、報道陣の前に姿を現したが、進退や質問の回答は避け、その場をあとにした。前橋市には25日から26日午後5時15分までに2040件の電話が寄せられ、多くが小川の説明への苦情や疑問の声であった。しかし、中には誹謗中傷や差別発言、殺害予告もあった。その後も小川は市長報酬を50%減額し、続投するとしたが、議員定数の8割以上を占める主要7会派はそれに納得せず、第4回定例会の開催初日の11月27日に不信任決議案を提出する方針を固めた[32]。不信任決議案は、小川の騒動による対応で市職員が疲弊するだけでなく、市のイメージダウンとなり、経済的損害も発生しているという記載だった。不信任決議案が提出され、可決となれば、小川は10日以内に議会を解散するか、辞任するかの選択することになる[33]

11月25日、小川は辞任の意向を固めて同日、富田公隆前橋市議会議長宛に「11月27日を以て退職する」とした辞表を提出し、受理された[32][34][35][36]。辞職によって行われる出直し市長選への出馬意向も報じられた[37][38]

11月27日、市議会本会議に於いて全会一致で辞職が承認された[39]。小川が辞職したことで、不信任決議案は提出されなかった。

12月9日、前橋市は小川とラブホテルを10回以上利用し、市民の信頼を損なったなどとして、相手の男性幹部職員を停職6カ月の懲戒処分にした。男性幹部職員は同月末に依願退職すると報じられた[40][41]。また、男性幹部職員の妻は同年10月14日に声明を出し、小川へ快く思わない点はあるが、訴訟は考えていないとした[42]。なお、小川は『ReHacQ-リハック-』のYouTubeチャンネルの配信で、「部下の方と一緒にラブホテルに行ってることが、もし奥さんに露見したときに、奥さんはどう思うと思いましたか?」と質問を受けたが、「そういうのが大丈夫な家庭だろうという風に思いました。そのぐらい信頼していた職員なので」などと回答した[43]

同日、前回市長選で小川を推薦した連合群馬は翌年1月の市長選での「自主投票」を決定した[44][45]。連合群馬は取材に対し、小川への対応に関して組織内で意見が割れ、自主投票とせざるを得なかったと明かしている[44][46]

12月17日、小川は、自身の辞職に伴う市長選(2026年1月5日告示・同月12日投開票)に立候補を正式表明した[47]

選挙歴

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当落選挙執行日年齢選挙区政党得票数得票率定数得票順位
/候補者数
2011年群馬県議会議員選挙 2011年4月10日 28 前橋市選挙区 民主党 1万0818票   8 6/11
2015年群馬県議会議員選挙 2015年4月12日 32 前橋市選挙区 民主党 1万4885票 13.2% 8 4/9
2019年群馬県議会議員選挙 2019年4月7日 36 前橋市選挙区 無所属 1万6211票 15.3% 8 2/10
2023年群馬県議会議員選挙 2023年4月9日 40 前橋市選挙区 無所属 1万4691票 14.6% 8 1/10
2024年前橋市長選挙 2024年2月4日 41   無所属 6万0486票 56.6% 1 1/2
2026年前橋市長選挙 2026年1月12日 43   無所属 6万2893票 49.8% 1 1/5
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脚注

外部リンク

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