前橋市議会
群馬県前橋市の地方議会
From Wikipedia, the free encyclopedia
概要
市議会は従前、部分的な派閥対立はあったが親・自民党系を中心とする無所属の保守派が、市長与党となる形で多数派を占めていた。しかし、2004年の3町村合併を目前とした時点で、合併を主導してきた萩原弥惣治に代わり高木政夫が当選したことに伴い(ただし高木も合併には否定的でなかった)、萩原前市長を支持した派閥がこれに対立し、相前後しての市議選による改選や、大合併に伴う旧町村系議員団の動向も影響して、市長派と反市長派が拮抗する事態に至った。
加えて、前県知事である小寺弘之が任期末期に自民党多数の群馬県議会と激しく対立しながら迎えた2007年7月の群馬県知事選挙の際には、保守系で元は県議会自民党の有力幹部であったが小寺候補と親しい高木市長が公に小寺支持に回る(結果的にこの選挙では自民系の対立候補である大沢正明が当選した)など、対立の構図は群馬県当局・県議会をも巻き込んでより根深く錯綜することになった。
保守系派閥の協力体制が復活したのは、2012年市長選で山本龍が高木政夫を下して当選して以降である。山本は大沢知事および群馬県議会との関係が強かったため、結果的に保守系議員会派間のねじれが緩和され、市長与党が構成されるに至っている。
2021年2月7日、コロナ禍の中で任期満了に伴う前橋市議会議員選挙が実施され、定数38に47人が立候補する激戦となった[5]。投票率は5回連続で過去最低を更新し、42.92%であった[5]。保守系の親・山本龍市長会派「前橋令明」[注 1]は改選前から1議席減らし14議席、保守系の中立会派「前橋高志会」[注 2]は改選前から1議席増やし7議席となった[5]。労組を支持基盤にもつ市民フォーラムはベテラン現職2名が引退したため4議席となり改選前から1議席減ることが上毛新聞により報道されていたが[5]、得票数2位で当選した新人[注 3]が会派入りしたため改選前勢力の5議席を維持した[6][7]。日本共産党前橋市議団や公明党前橋市議団は改選前勢力の4議席を維持した[5]。その他の少数会派も改選前勢力を維持した[5]。コロナ禍により選挙運動が制限されたため現職に有利な選挙となった[5]。
会派
議員報酬等
広報紙
- 「まえばし市議会だより」(2月、6月、8月、11月発行)[12]
庁舎
不祥事
主な市議出身者
その他
- 2025年、小川晶市長がラブホテルで市幹部職員の既婚男性と密会していたことが判明。市議に対する説明会や議長の会見が開催されたのち、市議会10会派のうち7つの会派が、続投する考えの小川市長に対し、市民が納得できる対応策がないのであれば、自ら辞職し出直し選挙で民意を問うことを求めた[16][17][18][19]。11月20日、市長に辞職の意向が無いことなどから、7会派は11月27日に不信任決議案を提出することを決定した。7会派で議員定数の8割以上を占めていることから、可決される見通しとなっていたが[20]、本会議での採決を前に、11月25日に小川市長は自ら辞職願を提出した[21]。出直し市長選挙で小川氏は再選した[22]。
