左うでの夢
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「歌はうまさじゃなく声色、ヘタでも自己表現としては音楽の中で最高のもの」ということで、坂本のヴォーカルが大々的にフィーチャーされている(10曲中6曲がヴォーカル曲)。
1、2作目と比較するとシンプルなメロディー・構成の曲が増え、和音によるバッキングやカデンツ(終止形)を避けるなど、西洋音楽のボキャブラリーからの脱却がモチーフになっている。またファンク的なリズムを意識的に避けること、「祭りの音楽」がコンセプトとしてあった。
共同プロデューサーにロビン・スコットが名を連ねているが、後に、このアルバムの数曲を基にロビン主導の12インチ・シングル『アレンジメント』が作られている。
制作にはキング・クリムゾンのエイドリアン・ブリュー、高橋幸宏、細野晴臣、仙波清彦などが参加した。
発売当時のレコードには、糸井重里の手による「スナオ・サカモト①」のコピーが付けられていた。タイトルについては、当初ロビン・スコットが「同盟」というタイトルを提案したが却下、矢野顕子が「左うでの夢」を提案したところ、それが採用された(坂本は左利き)。
1992年、93年にCD化された際にはMIDIレーベルから再発された。