平成22年台風第9号
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進路、状態の経過
気象状況
日本での被害
人的・物的被害
- 神奈川県小田原市内の酒匂川の中州に2人が取り残され、救助された[13][14]。神奈川県内の被害は、住宅の一部損壊3棟、床上浸水1棟、床下浸水67棟であった[12]。
- 東京都心(千代田区大手町)・千葉県千葉市では、1時間に67mmを超える雨が観測され、冠水する被害が出た[2]。
- 静岡県小山町では1時間に120mmを超える雨が降ったと推計され、河川が決壊し、床上・床下浸水が発生、道路崩落などの大きな被害が発生した[15]。同町柳島地区や湯船地区が孤立し、9月8日から9月12日まで陸上自衛隊による災害派遣が行われた[16]。ワサビ田の9割が壊滅、養鱒場が流出するなど、小山町の特産品にも被害が発生した。静岡県内の被害は、住宅の全壊2棟、半壊5棟、床上浸水49棟、床下浸水93棟であった[11]。
- 静岡県伊東市の川奈漁港には酒匂川から流れ出したと思われる流木が流れつき、キンメダイ漁に支障が出た[16]。
- 静岡県駿東郡小山町からの依頼により国土交通省中部地方整備局は、9月10日からテックフォース10名を派遣。
交通機関
- 愛知県では9月8日から50ミリを超える大雨が降ったため、名鉄名古屋本線、名鉄常滑線、名鉄河和線、名鉄三河線、名鉄西尾線の計242本が運休し、約3万人に影響が出た[1]。また、東海道本線も三河安城駅 - 共和駅間で16本が運休したため、約1万500人に影響が出た[1]。
- 大井川鐵道井川線川根両国駅 - 沢間駅間で土砂崩れが発生し、線路が数メートルにわたって土砂に埋まった[16]。また、中部電力と国土交通省が管理する光ケーブルも土砂によって切断された[16]。
- 東名高速道路では雨量計が規制値を超えたことにより、午後より、大井松田インターチェンジから沼津インターチェンジまでが通行止めとなった。このうち、上り線の鮎沢パーキングエリア付近では数箇所で土砂崩れが発生。緊急の復旧工事の結果、翌9日午前中に開通した[17][18][19]。
日本への影響
- 国道246号は小山町内において6ヶ所が土砂や倒木で埋まり通行止め扱いになったため、9月10日から並行する東名高速道路の御殿場インターチェンジから大井松田インターチェンジ間のみを通行する場合の通行料を無料化する措置がとられた[20][21]。東名高速道路も上り線が被害を受けたため、2本ある下り線ルートのうち、下り線右ルートを上り線ルートに置き換える措置がとられた[20]。なお、9月16日0時を以て上下各1車線ずつで暫定開通し、東名高速道路の特例措置も終了した。
- 小山町内の富士スピードウェイ内で土砂災害が発生、また、スピードウェイに至る一般道も各地で寸断されたことから、9月11日・12日に予定されていたSUPER GTのレースが中止となった[22]。代替開催は行われず[23]。
- 7月15日から日本各地で続いていた猛暑の記録は、台風の影響で9月8日には観測されなかったことから、途切れた[24][25][26][27]。
