愛と喝采と
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元歌手で音楽プロダクションの社長を務める町田千恵は、自分が果たせなかった夢を後進に託すべく、スター歌手育成に全てを賭けていた。そしてその夢を新人歌手・武井吾郎に託すこととなる。吾郎は後に作られた人気に反発して一人で自分の道を進んで行こうとするが…。作曲家の北川薫、レコーディングディレクターの林、吾郎に対し愛を抱く千恵の妹・広子、薫の同棲相手・百合子ら様々な人々が、千恵の熱意に動かされていく…。音楽界を背景にして、万雷の喝采を求めて追い続ける千恵のその熱意と吾郎を売り出すプロセスを中心軸に描いた。
本作と連動して歌手・岸田智史をセールスするキャンペーンも行われた。当時一般知名度の低かった岸田を起用し挿入歌で劇中歌となった「きみの朝」のレコードをドラマ放送の1か月前に発売するなど、現実とドラマをシンクロさせることを狙った意図的な戦略が功を奏し、「きみの朝」は現実世界でもTBSの番組『ザ・ベストテン』の上位にランクインするなどヒット曲かつ岸田の代表曲となった[2]。他には、「ガール」(岸田のアルバム『モーニング』収録)が劇中歌として使用され、『ザ・ベストテン』も劇中番組として登場した[3]。