NGK (企業)

日本の愛知県名古屋市にある碍子メーカー From Wikipedia, the free encyclopedia

NGK株式会社(エヌジーケイ[2]: NGK Corporation[3])は、愛知県名古屋市瑞穂区に本社を置く日本のセラミックスメーカー。電力用がいしセラミックス製造を主力とする。本社ビルは隣接する名古屋市熱田区に所在。森村グループの一員。日経平均株価およびJPX日経インデックス400の構成銘柄の一つ[4][5]

市場情報
東証プライム 5333
1949年5月16日上場
名証プレミア 5333
1949年5月16日上場
本社所在地 日本の旗 日本
467-8530
愛知県名古屋市瑞穂区須田町2番56号
北緯35度8分8.7秒 東経136度55分4.4秒
概要 種類, 機関設計 ...
NGK株式会社
NGK Corporation
本社ビル
種類 株式会社
機関設計 監査役会設置会社
市場情報
東証プライム 5333
1949年5月16日上場
名証プレミア 5333
1949年5月16日上場
本社所在地 日本の旗 日本
467-8530
愛知県名古屋市瑞穂区須田町2番56号
北緯35度8分8.7秒 東経136度55分4.4秒
設立 1919年大正8年)5月5日
(創業:1905年明治38年))
業種 ガラス・土石製品
法人番号 3180001010829 ウィキデータを編集
事業内容 がいしセラミックス・電子部品およびベリリウム銅製品の製造・販売など
代表者
資本金
  • 700億6400万円
(2026年3月31日現在)[1]
発行済株式総数
  • 2億9224万3496株
(2026年3月31日現在)[1]
売上高
  • 連結: 6701億2500万円
  • 単独: 3548億2600万円
(2026年3月期)[1]
営業利益
  • 連結: 949億9700万円
  • 単独: 463億9100万円
(2026年3月期)[1]
経常利益
  • 連結: 952億0200万円
  • 単独: 726億4100万円
(2026年3月期)[1]
純利益
  • 連結: 603億2500万円
  • 単独: 516億9200万円
(2026年3月期)[1]
純資産
  • 連結: 8173億5200万円
  • 単独: 4134億1000万円
(2026年3月31日現在)[1]
総資産
  • 連結: 1兆2433億3000万円
  • 単独: 7630億7000万円
(2026年3月31日現在)[1]
従業員数
  • 連結: 19,869人
  • 単独: 5,024人
(2026年3月31日現在)[1]
決算期 3月31日
会計監査人 有限責任監査法人トーマツ[1]
主要株主
主要子会社 関連会社参照
関係する人物
外部リンク https://www.ngk.co.jp/
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旧社名は日本碍子株式会社(にほんがいし、: NGK INSULATORS,LTD.)で、1986年昭和61年)以降は通称表記を「日本ガイシ」としていた[注 1]

概要

日本陶器(現・ノリタケ)からがいし製造部門を分割し、1919年大正8年)設立。NGK[注 2]商標自動車スパークプラグにおいても知られているが、こちらは同じ森村グループの日本特殊陶業(Niterra)の製品に付されている[注 3]。日特陶はかつて同社の一部門であったが、旧森村の一業一社主義により、1936年昭和11年)に同社から分割され設立し現在に至る。

100万ボルト(1,000 kV)の超高圧送電線用のがいしを世界で唯一製造している企業である。

下水処理プラント等のエンジニアリング部門は以下に記す通り富士電機システムズとの合弁会社(メタウォーター株式会社)に移管、分社化した。

沿革

歴代社長

  1. 大倉和親:1919年 - 1939年4月
  2. 江副孫右衛門:1939年4月 - 1944年5月
  3. 森村義行:1944年5月 - 1948年
  4. 吉本熊夫:1948年 - 1959年(死去)
  5. 野淵三治:1959年10月 - 1969年
  6. 福田克美:1969年 - 1977年
  7. 竹見淳一:1977年 - 1986年1月
  8. 小原敏人:1986年1月 - 1994年6月
  9. 柴田昌治:1994年6月 - 2002年6月
  10. 松下雋:2002年6月 - 2011年
  11. 加藤太郎:2011年4月 - 2014年6月
  12. 大島卓:2014年6月 - 2021年3月
  13. 小林茂:2021年4月 - 現職

事業所

主な商品

エネルギーインフラ事業

がいし(シェア世界一)・電力関連装置
  • 送電用がいし・機器
    • 懸垂がいし
    • 長幹がいし
    • ラインポスト(LP)がいし
    • 全面導電釉がいし
  • 変電用がいし・機器
    • 避雷機器
    • 相間スペーサ
    • 鳥害防止装置
  • 配電用がいし・機器

セラミックス事業

エレクトロニクス事業

  • チップ型セラミックス二次電池(EnerCera)
  • ウェハー製品
    • 複合ウェハー
    • 窒化ガリウムウェハー(FGAN)
    • ハイセラムウェハー
  • 圧電アクチュエーター
  • 光関連セラミックス部品
  • 透光性アルミナセラミックス(ハイセラム)
  • 圧電ディスプレイ(セラムボード、セラムビジョン:生産終了)
  • ベリリウム銅合金
  • 金型及び関連部品

プロセステクノロジー事業

  • 半導体製造装置用セラミックス
  • 産業用機器・装置(プラントエンジニアリング事業)
    • 膜分離装置・システム
    • グラスライニング製品
    • 耐食レンガライニング
    • 耐食ポンプ・バルブ
  • 家庭用製品浄水器 C1(シーワン)

NGKスポーツプラザ

2007年平成19年)3月15日、地域貢献と社名の普及を目的に、名古屋市総合体育館命名権を名古屋市から取得した。同年4月1日から5年間の契約で、総称の総合体育館に「日本ガイシ スポーツプラザ」、施設のレインボーホールに「日本ガイシホール」、レインボープール(夏季)・レインボーアイスアリーナ(冬季)に「日本ガイシアリーナ」、サン笠寺に「日本ガイシフォーラム」の愛称を付すこととなった。

初回の取得以降は2012年(平成24年)、2017年(平成29年)、2022年(令和4年)の5年毎に同内容の契約で期間を更新し、最新では2027年(令和9年)3月31日まで交わされている[13][14][15]

2026年4月1日の商号変更に伴って施設名称も変更し、施設全体は「NGKスポーツプラザ」の名称が用いられる予定。また、各施設は企業キャラクターの「クロコくん」にちなみ、レインボーホールが「クロコくんホール」、レインボープール/レインボーアイスアリーナが「クロコくんアリーナ」、サンホールが「クロコくんフォーラム」へそれぞれ改称される[16][17]。これらの施設に「NGK」を使用しなかったのは、吉本興業が「NGK」(なんばグランド花月の略称でもある)を含む名称を「興行施設」の分野で商標登録していることへの配慮である。

テレビ番組

提供番組

現在
過去

※ その他東海地方のテレビ局やテレビ朝日の深夜バラエティ番組で、ローカルスポンサーとしてつく場合が多い。

CM

  • 1990年代後半以降のCMイメージキャラクターに黒衣が採用されている。
2007 - 2008年
2026年

関連会社

国内、海外合わせて46社の連結子会社がある[20]

  • エナジーサポート株式会社
  • 明知ガイシ株式会社
  • NGKケミテック株式会社(旧・池袋琺瑯工業)
  • エヌジーケイ・アドレック株式会社
  • エヌジーケイ・セラミックデバイス株式会社
  • エヌジーケイ・オホーツク株式会社
  • エヌジーケイ・キルンテック株式会社
  • エヌジーケイ・ケミテック株式会社
  • エヌジーケイ・ファインモールド株式会社
  • エヌジーケイ・フィルテック株式会社
  • エヌジーケイ・メテックス株式会社

代理店

上場している代理店としては、明治電機工業等がある。[21]

諸問題

税務問題

名古屋国税局税務調査で、2005年3月期から2010年3月期までの5年間に亘り、総額で約160億円の申告漏れを指摘されていたことが、2012年5月になって発覚した。同国税局は、同社が本来申告すべき所得を海外の子会社に移転させたと判断したものだが、同社は「国税局の見解と隔たりがある」として、同国税局に異議申立てを行なっている[22]

価格カルテルへの関与

2015年9月、アメリカで自動車部品の価格カルテルに関与したとして、アメリカ司法省から罰金6,530万ドル(日本円で約78億円)の罰金の支払いを命じられた。これを受け同社は、大島卓社長ら代表取締役の報酬のうち50%を3カ月間返上した[23]

その他

日本ガイシは東京大学一橋大学京都大学の法学部学生を対象に奨学金、生活費等の支援を行うとして募集をかけたことがある。しかし、それは学生の少なかった時期に行われていたため、日本ガイシの人事部の意向通りに進まなかった[要出典]

脚注

関連項目

外部リンク

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