日産・Vプラットフォーム

From Wikipedia, the free encyclopedia

日産・Vプラットフォームは、2010年に日産自動車が開発したAセグメント、およびBセグメントFF車用のプラットフォーム。Vは英語: Versatileの頭文字である[1]

剛性より軽量化とコストパフォーマンスを重視した新興国市場車およびAセグメント・Bセグメントクラスの自動車用プラットフォームで、ルノーと共同開発したBプラットフォームに比べて部品点数を約4割削減した結果、空気抵抗の低減と軽量化を実現すると同時に燃費の向上とコスト削減ならびに各国における生産性の向上も実現している。

プラットフォーム部品はおよそ90~95%を現地で調達可能とした[2]。鋼材はインドや南アフリカでも調達して生産が可能な、440メガパスカルの高張力鋼を採用している[3]。マーチに関していえば、従来の590メガパスカルや780メガパスカルのものと比べて引っ張り強度は落ちるものの、部位によって鋼材の厚みを変えて強度を調整している。加えて、骨格部材は従来の370メガパスカルよりも強化されているので、より優れた衝突安全性を確保することにつながった[4]。チーフ・ビークル・エンジニアを務めた小林毅によると、どこの拠点でも半年程度で作れるものでなければならないとしており、新興国での生産を増やさないとグローバル市場で生き残れない状況になってもモデルライフを継続できるようにしている[5]

なお、フューエルリッド(給油口)は車両左側となる。

マーチ(K13)
ラティオ(N17)
ノート(E12)
キックス(P15)

沿革

脚注

参考文献

Related Articles

Wikiwand AI