日産・マーチ K13

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日産・マーチ > 日産・マーチ K13
別名
販売期間
日産・マーチ(4代目)
K13/NK13型
12X 30th Happiness
2012年12月発売型
概要
別名
製造国 タイ王国の旗 タイ
インドの旗 インド
中華人民共和国の旗 中国
メキシコの旗 メキシコ
中華民国の旗 台湾
ブラジルの旗 ブラジル
販売期間
ボディ
乗車定員 5名
ボディタイプ 5ドアハッチバック
駆動方式 前輪駆動
四輪駆動(e-4WD)
プラットフォーム Vプラットフォーム
パワートレイン
エンジン 本文参照
変速機
サスペンション
ストラット式
トーションビーム
車両寸法
ホイールベース 2,450 mm
全長
  • 3,780 mm
  • (2010年7月発売型)
  • 3,825 mm
  • (2013年6月発売型)
全幅 1,665 mm[注釈 2]
全高
  • 1,515 mm(前輪駆動)
  • 1,525 mm(四輪駆動)
車両重量 940 - 1,040 kg
その他
2015年4月までの新車登録台数の累計 17万582台[1]
系譜
先代 日産・マーチ K12
後継 日産・マイクラ K14
日本:既存のノートに統合
タイ:既存のアルメーラに統合(間接上)
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マーチ K13は、日産自動車が2010年(平成22年)から製造しているコンパクトカークラスのハッチバック型乗用車である。日本国内向けの生産は2022年に終了した。ルノーからはパルスと呼ばれる兄弟車が発売された。

2010年7月におよそ8年半ぶり、マーチにとって3度目のフルモデルチェンジを受ける。今回は日本国内での生産はなく、タイ・中国・インド(ルノー・パルスとの混産)・メキシコ(アグアスカリエンテス工場)[2]・ブラジル・台湾の各工場での生産となる。最初に量産を行うマザープラントとして、20年以上のノウハウがあったタイタイ日産(旧:サイアム日産オートモービル)が選出され、日本仕様は追浜工場製から、同拠点の工場製に変更された[3][注釈 3]。これは為替の影響など、製造コストを考慮した結果である。一方で電子部品、特にセンサ類は日本製もしくは欧州製のものが用いられている[4]

日本での月間販売目標台数は4000台と発表された。2016年に発表された5代目モデルは日本市場へは導入されず、4代目モデルが継続して販売されていた。しかし、日本国内では税金の安価な軽トールワゴンと競合するようになり、晩年は販売不振が顕著になったことから、2022年8月末にタイでの日本向けの生産を終了して順次販売を終了することで、日本での40年の歴史に幕を閉じた[5]。日本市場の小型車については日産・ノートに経営資源を振り向ける[6]

デザイン

ダッシュボードは当時の日産のトレンド通り、ソフトパッドを用いずにプラスチックむき出しのままであり、左右に膨らみを持たせた「ツインバブル」形状を特徴として、優しい雰囲気と安心感を演出している[7]。デザイン案は日産デザインヨーロッパのもので、CADソフトでカーブを決めてから面を張り、クレイモデルを修正していくことを繰り返し行うやり方をとった[8]。エアコンの操作パネルは キューブと同じものを採用した[9]

低重心化とタイヤを四隅に配列したデザインとしたことでリアトレッドを拡大すると共に、シル部も外側へ張り出したことでコンパクトでありながら踏ん張り感のあるプロポーションとした。さらにどの市場でも普遍的で訴求力のある造形とし、スタイリングはジェンダーフリーでフレンドリーな印象にして、Bセグメントクラスに相応しい佇まいを意識した[10]

マーケティング戦略や後述する車体の構造面の大きな変更にも関わらず、特徴の一つである丸型ヘッドランプやアーチを描くサイドウィンドウはマーチのDNAである「フレンドリー」を継承する為、先代のK12型に近いデザインとした[10]

先代のK12型の時点で丸みを帯びたデザインが特徴であったが、マーケティング調査によって「カワイすぎるのはいやだ」ということが明らかになったことも影響している。マーケティングは幅広い年齢層、特に40〜50歳代の購入者も多いことを汲み取っているが、海外市場における女性の顧客は価値をシビアに判断する面も考慮している[11]

ボディ

プラットフォームはほとんどの部品を現地調達で生産可能とし[12]、レイアウトの最適化とシンプルなボディ構造を追及し新開発されたVプラットフォームを採用。このVプラットフォームによって、FF車の軽量なモデルで1,000 kgを切るほどになった[13]

後端はわずかに跳ね上がるような流線型のルーフラインとしたことで空力性能を高め、燃費向上に貢献した[14]。走行時の突き上げ音の低減については、従来ではルーフ内部にシールの重りをつけていたものの、K13型ではこれを付けずルーフにブーメラン状の溝を設けて、剛性の向上と軽量化を図っている[15]

パワートレイン

エンジンは直列3気筒もしくは4気筒のエンジンを搭載し、前輪のみを駆動する。四輪駆動モデルは後輪を電気モーターで駆動させるe-4WDを採用した。

日本仕様は軽量・コンパクト・低フリクションロスに優れた燃費効率を持つ新開発のHR12DE直列3気筒12バルブエンジンに変更となり、トランスミッションはCVTに2段変速の副変速機を組み合わせた「新世代エクストロニックCVT」を全グレードに採用。

日本仕様に関しては当時の燃費測定方法に基づいて、アイドリングストップに注目して燃費を向上させている。このアイドリングストップ機構は作動中にステアリングを進行方向に切り始めるとエンジンが再始動するため、ドライバーの意図に合ったスムーズな発進を可能にしている。交差点の右左折待ちなど微弱な無意識の入力でも感知するため[16]、ブレーキペダルの緩め方一つでエンジンの再始動やアイドリングストップの維持などを車両が最適な判断を行うことで違和感を低減している。

これらにより、「12X」・「12G」は26.0km/L(10・15モード)の低燃費を達成。アイドリングストップ機構を搭載しないグレードを含めて全車「平成17年基準排出ガス75%低減レベル(☆☆☆☆)」と「平成22年度燃費基準+25%」を同時に達成した。なお、日産では既存のエンジン車に次世代環境技術を搭載した"エンジン進化型エコカー"として「PURE DRIVE(ピュアドライブ)」を展開しており、4代目マーチは「PURE DRIVE」の第1弾として展開する。その証として、「12X」と「12G」にはリアに「PURE DRIVE」エンブレムが装着される。

パワートレイン諸元(最高出力および最大トルクはネット値)
エンジン排気量
(cc)
タイプ最高出力最大トルク備考
ガソリンエンジン
D4D999直列4気筒75 PS (55 kW; 74 hp) / 5,85098 N⋅m (10 kg⋅m) / 4,350フレックス燃料車、ブラジル仕様
HR12DE1,198直列3気筒 DOHC 79 PS (58 kW; 78 hp) / 6,000106 N⋅m (11 kg⋅m) / 4,400タイ仕様、日本仕様
80 PS (59 kW; 79 hp) / 6,000110 N⋅m (11 kg⋅m) / 4,000
HR12DDR直列3気筒 DOHC スーパーチャージャー 98 PS (72 kW; 97 hp) / 5,600147 N⋅m (15 kg⋅m) / 4,400欧州仕様
HR15DE1,498直列4気筒 DOHC99 PS (73 kW; 98 hp) / 6,000136 N⋅m (14 kg⋅m) / 4,800中国仕様、台湾仕様
116 PS (85 kW; 114 hp) / 6,000156 N⋅m (16 kg⋅m) / 4,800マーチNISMO S
HR16DE1,598直列4気筒 DOHC106 PS (78 kW; 105 hp) / 5,600142 N⋅m (14 kg⋅m) / 4,000ラテンアメリカ仕様
109.0 PS (80 kW; 108 hp) / 6,000142 N⋅m (14 kg⋅m) / 4,400カナダ仕様
150 PS (110 kW; 148 hp) / 7,000160 N⋅m (16 kg⋅m) / 4,600マーチBolero A30
ディーゼルエンジン
K9K dCi1,461直列4気筒 SOHC ターボチャージャー66 PS (49 kW; 65 hp) / 4,000160 N⋅m (16 kg⋅m) / 2,000インド仕様

ラインアップ

グレード体系は装備を充実しながら130万円を切ったスタンダード仕様の「12S」、アイドリングストップ機構に加え、インテリジェントキー、カラードドアハンドル等を装備した充実仕様の「12X」、UVカット機能付プライバシーガラス(リアドア・バックドア)、オートライトシステム(フロントワイパー連動、薄暮れ感知機能付)、タコメーターオゾンセーフフルオートエアコン、SRSカーテンエアバッグシステム等を装備した上級仕様の「12G」の3グレードを用意し、「12X」と「12G」には4WD車も設定される(4WD車のグレード名称は「12X FOUR」と「12G FOUR」)。販売開始当初、ボディカラーは季節を意識した9色(うち、特別塗装色3色)が設定されていた[17]が、「12S」は「バーニングレッド」、「パシフィックブルーパールメタリック」、「シャンパーニュゴールドメタリック」を除く6色としていた。

なお、3点式シートベルト(前席のみプリテンショナー機構、ロードリミッター機構も付く)、EBD付きABSが全グレードで全席標準装備。「12G」以外でもオプションでサイド・カーテンエアバッグが選択できる。

2021年1月30日、改良新型版を3月、メキシコ市場で発売すると発表した[2]。本格的なマイナーチェンジは8年ぶりとなる。改良新型の特長が、新デザインのフロントマスクである。Vモーショングリルの巨大化と、グリルと一体感を持たせた新デザインのヘッドライトによって、表情を一新している。なお、改良新型マーチには、6グレードが用意される。そのうちのいくつかのグレードには、ツートンカラーのオプションが選択できる。最上位グレードには、「Nissan Connect Finder」を搭載する、としている。また、日本での発売はされない。

受賞歴
2010年12月 - スプリンググリーン外装+ブラック×アイボリー内装が、オートカラーアウォード2011ファッションカラー賞を受賞。

マーチBolero

マーチBolero マーチBolero
マーチBolero

日本市場ではK11型から続く、オーテックジャパン扱いのカスタムカー「Bolero(ボレロ)」もモデルチェンジを行い、マーチと同日に販売を開始した。

メッキ加飾されたメッシュグリルが特徴で、フロスト柄の専用フィニッシャーが内装に取り付けられる。ワインカラーを基調としたシート地で、外装は4色のカラーバリエーションが設定された。

2013年のマイナーチェンジでは「G」系に装備されるメッキアウトサイドドアハンドルが追加されたほか、オプションには専用リヤバンパーモールや専用ホイールデカールを設定した。また、ボディカラーは「ピュアブラックパールメタリック」に替わり、新色の「ナデシコピンクパールメタリック」が設定された。

2020年の一部仕様向上においては、センタークラスターフィニッシャーをピアノ調、ボーダー柄の専用シート地をブラックとした「ブラックインテリア」が追加されたほか、ボディカラーは「ブリリアントシルバーメタリック」を廃止する替わりに、「チタニウムカーキパールメタリック(特別塗装色)」と「ピュアブラックパールメタリック」の2色が追加され、5色展開となった。

Bolero A30
マーチBolero A30 マーチBolero A30
マーチBolero A30

Bolero A30」はオーテックジャパンより、2016年に発表された。本車種は同社創立30周年記念車として企画され、パフォーマンス向上やボディのワイドトレッド化を始めとする特別架装を施した。販売については期間を設けた上で同社ホームページより商談申し込みを受け付け、応募多数の場合は抽選といった特殊な方法が用いられた[18]。希望小売価格は税込3,564,000円であった。

エンジンはラテンアメリカ仕様に搭載されているHR16DE型ガソリンエンジンに独自のチューニングを施し、5速MTと組み合わせられる。全幅は1,810 mmとベース仕様に対して、約90mm広がっている。

マーチNISMO

日産・マーチNISMO
K13改型
マーチNISMO S
概要
製造国 タイ王国の旗 タイ(半完成車状態)
日本の旗 日本(施工)
販売期間 2013年6月 - 2022年12月
設計統括 NISMO
ボディ
乗車定員 5名
ボディタイプ 5ドアハッチバック
エンジン位置 フロント
駆動方式 前輪駆動
プラットフォーム Vプラットフォーム
パワートレイン
エンジン HR15DE型 1,498 cc 水冷直列4気筒DOHC
最高出力 116 PS (85 kW) / 6,000 rpm
最大トルク 15.9 kg⋅m (156 N⋅m) / 3,600 rpm
変速機 5速MT
サスペンション
ストラット式
トーションビーム式
車両寸法
ホイールベース 2,450 mm
全長 3,870 mm
全幅 1,690 mm
全高 1,495 mm
車両重量 1,010 kg
その他
データモデル マーチNISMO S
系譜
先代 日産・マーチ12SR
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ジュークZ34型フェアレディZに続くプレミアムスポーツバージョン(実質的にコンプリートカー扱い)である「NISMO」シリーズの第3弾。2013年6月のマイナーチェンジと同時に新しく設定された[19]。マーチNISMOでは他の車種と異なり、モータースポーツファンやスポーツドライビング志向のユーザーのみならず、より幅広い層のクルマ好きユーザーにも提供できるよう、「NISMO」および「NISMO S」の2グレードが設定された。

エクステリアはSUPER GTに参戦する日産・GT-Rのエアロダイナミクステクノロジーを取り入れており、空力特性を向上させるべく前後のバンパー形状を変更している。そこに赤いアクセントを差し入れることで、デザインを全体的に引き締めている。フロントスポイラーはセンター部を持ち上げた形状にして、ダウンフォースを発生させる。一方でリヤは専用ルーフスポイラーとリヤバンパーによって空気抵抗を低減させている。サスペンションもスプリングやショックアブソーバーが専用にチューニングされており、専用16インチアルミホイールとPOTENZA RE-11(206/45R16ラジアルタイヤ)を装備することで、すぐれた操舵感とフラットな乗り心地を実現した。

「NISMO S」エンブレムと「AUTECH」エンブレム

「NISMO」は、「X」をベースとした低燃費・エコ志向の1.2L・CVT車である。ちなみにスポーティー仕様にも関わらずメカニズムや生産上の都合からか、ベースとなった「X」同様にタコメーターは標準装備されていない。インテリアにはあまり変化はないものの、赤いセンターマークを配置したアルカンターラ巻の専用ステアリングホイールが装備される。

「NISMO S」は、「S」をベースとして海外向けに設定されているHR15DE型エンジンにチューニングを施して出力・トルク共に大幅アップさせた専用仕様のエンジンを搭載し、車体剛性のアップも行ったパフォーマンス志向の1.5L・5MT車[注釈 4]。これに併せて専用設計されたチューニングコンピューター、エキゾーストシステム、サスペンション、ブレーキシステムを装備している[19]。このほか、「NISMO S」にはNISMOロゴの刻印が入ったタコメーター、および220km/hまで表示されたスピードメーターが付いた2眼式コンビネーションメーター、専用スポーツシートや専用アルミペダルなどが装備される。

ハンドリングは回頭性を重視したセッティングで、電動パワーステアリングも含めて、俊敏で応答遅れの小さい、一体感のあるハンドリングを実現している[20]。エンジンの特性について、先代にあたるマーチ12SRはしなやかで、挙動が掴みやすく限界付近でもマイルドだったが、マーチNISMO Sはロールを抑えて限界を高め、コーナリング性能に特化している[20]

ボディカラーは既存の「ピュアブラックパールメタリック」と「ブリリアントシルバーメタリック」に加えて、NISMO専用色の「ブリリアントホワイトパール3コートパール(特別塗装色)」の3色展開となる。この「ブリリアントホワイトパール3コートパール」は2014年5月の一部仕様向上に伴い、他のグレードでも設定できるようになった。

生産については、他のモデルと同じくタイでの生産となるが、「NISMO」シリーズについては半完成車状態で輸入される。つまりライトやバンパーは仮装着された状態で輸送され、追浜工場で納車前検査を受けた後、オーテックジャパンに移されてNISMOがデザインした専用パーツを装着する。この手法はカスタムカーのマーチBoleroも同様の手法を採っている。

年表

2010年3月2日
2010年ジュネーブモーターショーにて4代目「マイクラ」を世界初披露。欧州向け仕様ではトランスミッションに日本では販売開始当初設定されていなかった5速MTの設定がある。
2010年3月12日
タイ日産自動車の工場にてオフライン式を挙行。タイでは翌13日より予約注文を受け付け、同月26日より販売を開始した。
2010年4月23日
北京モーターショーにて中国向け「マーチ」(中国名「瑪馳」)を披露。中国市場への導入は初めてで、エンジンは1.5L・直4のHR15DE型が搭載されている。
2010年5月24日
インド日産がルノー・日産アライアンスのチェンナイ工場にてインド向け「マイクラ」の生産を開始。
2010年6月
タイ国外向け輸出を開始。
2010年7月13日
日本国内仕様をフルモデルチェンジ。同時にリアのナンバープレート位置がバックドア上からバンパー上に変更された。
2010年8月30日
中国にて販売開始。生産は現地合弁会社、東風汽車有限公司
2011年3月4日
メキシコ日産のアグアスカリエンテス工場にて「マーチ」の生産を開始[21]
2011年6月22日
2011年5月末時点で初代モデル発売からの累計販売台数が600万台(派生車のマイクラC+Cを含む)を達成したことを発表[22]
2011年6月30日
一部仕様変更。12X/12X FOURで装備内容の見直しを行い、車両本体価格を30,450円値下げ。ボディカラーは「12X」系、「12G」系専用色で入れ替えが行われ、「シャンパーニュゴールドメタリック」を廃止する替わりに新色の「サンライトオレンジメタリック(オプションカラー)」を追加。さらに、「12S」をベースに、電動格納式リモコンカラードドアミラー、電源ソケット(DC12V)、UVカット断熱グリーンガラス(フロントドア)などを装備した「12S Vパッケージ」を新設した。
2011年10月29日
インドにてルノーがマイクラ(マーチ)をベースとする小型車「ルノー・パルス」 (Renault Pulse) を発表。フルエンスコレオスに続くルノー・インディア三番目の車種となり、マイクラとは異なるグリルデザインが与えられている。エンジンはK9K型1.5Lディーゼルのみの設定となる[注釈 5]。製造はマイクラ同様チェンナイ工場にて行われる[23]
2011年12月
裕隆日産汽車を通じて台湾で生産・販売開始(K11型からのフルモデルチェンジとなる)。
2012年4月24日
仕様変更。「12X」・「12G」においてCVTのさらなる高効率化などによって燃費を向上。これにより、「平成27年度燃費基準+10%」を達成。併せて、「12S」は「12S Vパッケージ」への統合により廃止された。
2012年5月23日
光岡自動車に「ビュート」として、ベース車供給開始。ビュートは、K11〜K12型もベースにしていた。
2012年10月31日
マーチ発売30周年を記念して、特別仕様車「30th Happiness」を発表(12月4日発売)。「12X」系をベースに、リアドアとバックドアにプライバシーガラス(UVカット断熱機能付)を装備するとともに、フロントバンパーロアグリル・アウトサイドドアハンドル・インナードアハンドルにメッキ加飾を施した。
併せて、一部仕様の見直しを行い、「12X」系は従来、プライバシーガラスとセットでメーカーオプション設定となっていたカーテンエアバッグの単体設定が可能になり、ボディカラーは「12X」系・「12G」系で変更が行われ、「パシフィックブルーパールメタリック」を廃止、赤系は「バーニングレッド」から「ラディアントレッドパールメタリック」に差し替えとなった(「12S」・「ボレロ」は変更なし)。
2013年3月23日
タイ日産がマーチをフェイスリフトして発売[24]。フロントデザインを一新し、フロントグリルにはVシェイプのメッキ加飾を(併せて、フロントの日産CIはフロントグリルに組み込まれる)、ヘッドランプにはクロームアクセントをそれぞれ加え、フロントバンパーとフロントバンパーロアグリルのデザインも変更された。リアデザインはハイマウントストップランプをLED式に変更するとともに、リアコンビランプとリアバンパーのデザインも変更された。
2013年6月4日
フェイスリフトした欧州向けマイクラが発表される[25]
2013年6月24日
日本仕様をマイナーチェンジして発売[26]
外観上の変更は先に発表されたタイ仕様に準ずる。ボディカラーは「スプリンググリーンパールメタリック(オプションカラー)」を廃止する替わりに、新色の「ナデシコピンクパールメタリック」と「オリーブゴールドメタリック(オプションカラー)」を追加した。内装ではシートとドアのスウェード調クロスにエンボスパターンを採用し、センタークラスターのデザインを変更した。グレード体系は新たに「X Vセレクション」・「X FOUR Vセレクション」を追加するとともに、既存グレードは「12S Vパッケージ」は「S」に名称を戻すとともに、他の既存グレードも排気量を示す数字を省いたグレード名称となった。
最上位グレードの「G」系は上記変更に加え、アウトサイドドアハンドル、エアコンセンター吹き出し口ノブ、インナードアハンドルをメッキ化するとともに、シートにシルバー色のステッチを追加し、スピードメーター廻りにクロームリングを追加。内装色にはプラムが設定され、ピアノ調センタークラスターフィニッシャーとオゾンセーフフルオートエアコンのセットオプションが新たに設定された。
ライフケアビークルの「アンシャンテ 助手席回転シート」もマイナーチェンジが施され、乗車中の姿勢保持ができる「つり革グリップ」や助手席側Aピラーに装着する「乗降用グリップ」も設定される。
さらに、「マーチNISMO」を12月に発売することを発表し、同日から受注受付が開始された[19]
2013年7月3日
インド日産がフェイスリフトしたマイクラを発売。MTに加えてCVTも設定されたが、これは同国のプレミアムハッチバック市場で初めてのことである。価格は47.9万ルピーからとなる[27]
また、廉価版のマイクラアクティブも併せて発売された。フェイスリフト前のマイクラをベースに新デザインのフロントグリルおよびバンパー(フォグライトなし)が与えられている。パワートレーンは1.2Lガソリンエンジンと5速MTの組み合わせのみとなり、4グレードが設定される。価格は35万ルピーからとなる[27][28]
2014年1月9日
カナダ市場にマイクラが21年ぶりに再投入されることが発表された。16日から開催されるモントリオール国際オートショーにて正式にデビューする[29]
2014年5月19日
日本で一部仕様向上[30]
既存の廉価グレード「S」をベースに、最上位グレードである「G」系と同じプラムの内装色を採用するとともに、シルバーフィニッシャーを随所に配し、フロントにドアトリムを追加。フロントバンパーロアグリルやアウトサイドドアハンドルにメッキ加飾を施し、後席を6:4分割の可倒式シートに変更した新グレード「S PLUM interior(プラムインテリア)」を追加。
さらに、全車にVDCが標準装備されたほか、ボディカラーは特別塗装色で変更が行われ、「X」系・「G」系専用色の「サンライトオレンジメタリック」を廃止する替わりに新色の「カプリブルーメタリック」を追加し、白系は「ホワイトパール3コートパール」から「NISMO」専用色だった「ブリリアントホワイトパール3コートパール」に差し替え。「ラディアントレッドパールメタリック」は「S」でも設定ができるようになった。
2016年1月1日
日本において、為替変動による原材料や部品価格、物流コストの高騰に伴い、希望小売価格の改定を実施。グレードにより、税込14,040円〜21,600円の値上げを行った[31]
2016年4月1日
オーテックジャパンより、「Bolero A30」を限定30台で発売する事が発表された[18]
2016年12月
パルサーハッチ/パルサーセダンとともに、オーストラリアでの販売を終了。
2017年3月1日
広報発表なしの一部仕様変更を実施。警告表示灯に関する法規への対応が図られたほか、ボディカラーの「オリーブゴールドメタリック(特別塗装色)」と「クリスタルライラックチタンパールメタリック(特別塗装色)」を廃止して7色に整理。グレード体系も整理され、「X Vセレクション」・「X FOUR Vセレクション」への統合の為、「X」・「X FOUR」を廃止した。
ベースグレードでの一部ボディカラーの廃止を受けて、オーテックジャパン扱いの「ボレロ」はボディカラーの入れ替えを行い、「クリスタルライラックチタンパールメタリック(特別塗装色)」を廃止し、新たに「ブリリアントシルバーメタリック」を追加した。
2017年7月5日
新グレード「パーソナライゼーション」を追加[32]
「X Vセレクション」系と「G」系に設定されており、電動格納式リモコンドアミラー(ドアロック連動自動格納機能付)とアウトサイドドアハンドル(フロント・リア)をブリリアントホワイトパール3コートパールに、フルホイールカバーをホワイトパールにそれぞれ変更した。
また、ボディカラーの拡充を行い、「チタニウムカーキパールメタリック(特別塗装色)」と「ダークブルーパール」の2色の新色を加える(ただし、「パーソナライゼーション」系グレードは除く)とともに、前期型に設定されていた「スプリンググリーンパールメタリック(特別塗装色、「S プラムインテリア」・「G」系・「G パーソナライゼーション」系を除く[注釈 6])」と2011年6月の一部仕様変更から2014年5月の一部仕様向上まで設定されていた「サンライトオレンジメタリック(特別塗装色)」の2色を復刻したことで、11色に拡大した。
2020年7月16日
一部仕様向上[33]
安全装備が強化され、インテリジェント エマージェンシーブレーキ、踏み間違い衝突防止アシスト、ハイビームアシスト、LDW(車線逸脱警報)を「NISMO」・「NISMO S」を除く全車に標準装備された。また、ボディカラーは特別塗装色のオレンジ系が変更となり、「サンライトオレンジメタリック」に替わって新色の「プレミアムホライズンオレンジパールメタリック[注釈 7]」が設定された。
なお、今回の一部仕様向上でWLTCモードによる排出ガス・燃料消費率に対応し、「平成30年排出ガス基準50%低減レベル(☆☆☆☆)」認定を新たに取得。また、4WD車が廃止となり、2WD車のみの設定となった。
2021年1月30日
メキシコ日産がマーチのフェイスリフトを行い、3月から発売すると発表した[2]。フロントマスクは全面刷新され、Vモーショングリルとヘッドライトが一体感のあるデザインとなった。ツートーンのボディカラーを一部グレードにオプションで設定。Apple CarPlayAndroid Autoに対応したタッチパネル式オーディオなどを装備する[34]
2022年8月31日
日本国内向けの生産を終了し、在庫がなくなり次第販売を終了することを発表した[5]
2022年12月25日
日本国内向けの販売を終了。日本市場の小型車については日産・ノートに経営資源を振り向ける[6]

脚注

参考文献

外部リンク

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