橘丸 (東海汽船・3代)
From Wikipedia, the free encyclopedia
| 橘丸(3代) | |
|---|---|
| |
| 基本情報 | |
| 船種 | 貨客船 |
| 船籍 |
|
| 所有者 |
鉄道建設・運輸施設整備支援機構 東海汽船 |
| 運用者 | 東海汽船 |
| 建造所 | 三菱重工業下関造船所(第1169番船) |
| 航行区域 | 限定近海(非国際)[1] |
| 船級 | JG(第二種船)[1] |
| 信号符字 | 7JRC [2] |
| IMO番号 | 9684158 |
| MMSI番号 | 431005338 |
| 経歴 | |
| 起工 | 2013年3月1日 |
| 進水 | 2013年11月6日 |
| 竣工 | 2014年6月4日[3] |
| 就航 | 2014年6月27日[3] |
| 現況 | 就航中 |
| 要目 | |
| 総トン数 | 5,681 トン[3] |
| 載貨重量 | 1,427 トン[1] |
| 全長 | 118 m[3] |
| 垂線間長 | 109.2 m |
| 型幅 | 17.0 m[3] |
| 型深さ | 8.95 m |
| 喫水 | 5.4 m[3] |
| 機関方式 | ディーゼル |
| 主機関 |
三菱 6UEC35LSE-Eco-B2 1基 ダイハツディーゼル 6DE-23 3基 西芝電機 インバータ可変制御推進電動機 1基 |
| 推進器 |
タンデム・ハイブリッド型CRP推進 4翼可変ピッチプロペラ 1基 ナカシマプロペラ 旋回式ポッド型5翼固定ピッチプロペラ 1基 |
| 最大出力 | ディーゼル主機:4,350kW(連続)[1] |
| 定格出力 |
ディーゼル主機:3,700kW(常用) 推進電動機:1,500kW |
| 航海速力 | 19.0ノット[1] |
| 旅客定員 |
八丈島まで(近海区域)596名 御蔵島まで(沿海区域)約1,000名[3] |
| 乗組員 | 60名 |
| 積載能力 | コンテナ34個 |
1986年(昭和61年)竣工の「かめりあ丸」(3,715トン)を置き換える目的で三菱重工業下関造船所で建造が進められた。2014年6月4日に竣工、6月27日より就航を開始した[3][4]。総トン数は5,700トンと見積もられ[4]、2012年(平成24年)5月に画家で東海汽船名誉船長の柳原良平の選定で「橘丸」と命名された[5][6]。客室の種類は7種類で、特等船室、特1等和室、特1等船室、1等船室、特2等船室、2等船室、2等優先席がある。この船舶は、2段ベットに昇るための方法がはしごである東海汽船最後の船舶となった。
船体のカラーリングも柳原が手がけ、先代の橘丸に用いられたイエローオーカー色を基調にオリーブ色を配色したものになった[5][6][1]。「橘丸」と命名したことに関しては、「橘丸事件」を理由に反対する意見も寄せられた[7]。
東海汽船に就航する船舶では初めてディーゼル機関と電動アジマススラスターを組み合わせた複合推進システムが採用された。本船は鉄道建設・運輸施設整備支援機構が建造促進する電気推進システムを用いたスーパーエコシップ旅客船[8](SES)であり、前述した内燃機関と電動機関の異なる動力源を搭載するタンデムハイブリッド方式[9]推進システムを装備する。今までのSESにおけるタンデムハイブリッド方式の採用実績は貨物船のみだが、旅客船に採用されるのは本船が第1号となった[9][1]。また、24番目のスーパーエコシップ(SES)として就航。鉄道・運輸機構の共有船として本船が1,000隻目となった。[10]
なお、日本海事出版協会が出版する雑誌「LA MAR」では「2代目」としているが[4]、ここでは冒頭にあるように3代目とする。