歌川国安
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江戸生まれ[1]。初代歌川豊国の門人[1]。本所相生町、のちに深川扇橋に住む[1]。
式亭三馬『一対男時花歌川』の挿絵が早い時期の作品と目される[1]。作画期は文化から没年にかけてで、文化5年(1808年)の役者絵に「豊国門人安画」と落款していることから、このころ豊国に入門したといわれており、また当初は豊国と同居していたという。役者絵のほかに、美人画や浮絵、合巻の挿絵、団扇絵、肉筆画を描く[1]。享年39。
文政11年(1828年)建立の豊国先生瘞筆之碑によれば、門人に歌川安信、歌川安峰、歌川安清、歌川安重、歌川安常、歌川安春、歌川安秀がいる。国安、歌川国丸、歌川国直の3人は豊国門下の三羽烏といわれており、中でも国安がその第一人者であった。